『仕掛ける側の人間』になれ!Webビジネスで成功するならXポストで狙うべき5つの急所

『仕掛ける側の人間』になれ!Webビジネスで成功するならXポストで狙うべき5つの急所

あなたにはメンターがいますか?

僕には数人のメンターがいます。もう10年も前からマーケティングやWebビジネスを学んでいるので、複数のメンターのお世話になってきました。

メンターという人種はなかなか名言を吐く人が多いんですが、

そのなかでも僕の人生を変えてくれたメンターの一言といえばこれです。

仕掛ける側の人間になれ!

さらにこうも言われました。

ライティングを極めろ。そうすれば一生食いっぱぐれないぞ

言われた当時の僕は、内心「え、そこまで言う?」と思いました。

が、10年ほど経った今、メンターの言葉は真実だったと身をもって実感しています。

誰でも簡単にできる。でも......

僕らが毎日活動しているX。

あなたはきっと毎日なんらかのライティングをして、発信をしているでしょう。

「いやいや、ライティングなんていうほどのことはしてませんよ」という方も、
「はい、ばりばりライティングしてます」という方も、

ぜひこの記事を最後まで読んでくださいね。

なぜなら、ライティングはコツをつかめば誰でも簡単にできるものです。

「ライティング」という言葉を使ってはいますが、Xに限っていえば、要するにポスト作成です。

でも、ああポストのテンプレートの話か......とは思わないでいただきたいんです。

うわべだけのマネは危険

テンプレート(型)は、ビジネスを加速する便利なものです。

良いテンプレートは多いに活用すべき、と僕も思います。

でも、Xポストみたいな単純なものではちょっと話が違います。テンプレを使っていることがバレやすいんですよね。

逆の立場になって考えてみてください。

”どこかで見たことあるような”文章で、心を動かされたことってあるでしょうか。

Xは拡散力の強いSNSなので、ちょっと人の注目を集めたりすると、そのポストのパターンはすぐ他者に真似されたりします。

流行りのポストの型だということで、さらに人の関心を引いたりするようですが、そのポストで直接マネタイズにつなげている人は見たことがありません。

インターネットが普及してから、「個人の時代」と言われ始めて、もうだいぶ経ちます。

時代はどんどん、「何を言うか」より「誰が言うか」のほうが重要になってきています。

うわべだけ、ポストの型だけをマネすると、場合によってはパクリと認識されかねません。

そこまでじゃなくても「ああ、あのインフルエンサーのマネしてんのね」なんて思われたら、あなたの価値に傷がつきます。

うわべだけをマネするより、SNSや発信の本質をしっかりとインストールしてXマネタイズに役立てていきましょう!

言葉で人を行動させるのがビジネスの基本

Xポストでビジネス的に有効だと思われるポストには以下のようなものがあります。

  1. おもしろいポスト
  2. 応援するポスト
  3. 有益なポスト
  4. 自己開示ポスト
  5. 共感のポスト

①に挙げたものがもっとも軽く、ビジネス色が薄いです。よって⑤がビジネス的にはもっとも重要なものになります。

それぞれくわしく解説していきましょう。

①おもしろいポスト

誰だって「おもしろいポスト」を見るのは好きです。

でも、「おもしろいポスト」って作ることになるとかなりハードル高いです。

短い文章のなかでオチまでつけて、思わずクスッと笑ってしまうような「おもしろいポスト」を書ける天才的な強者もいらっしゃいます。

が、僕を含めて一般人の方たちは無理して「おもしろいポスト」を目指さないほうが良いでしょう。

というのも、発信者はおもしろいと思っているのにほかのユーザーはそう思っていない、というケースが一番悲惨になっちゃうからです(笑)

それでも、僕ら一般人がちょっとばかりマネするとしたら、こんな裏技(?)があります。

それは......

何かひとつオチになる”弱み”を作っておく、ということです。これはもうブランディング戦略っぽい話になるんですが、

具体的には以下のようなことです。

  • コミュ障
  • 彼女いない
  • メタボ
  • 妻の尻に敷かれている
  • 3歳の娘にメロメロ

注意点は、同じような弱みをもっている人が見たときに不愉快にならないようにする、ということですね。

②応援するポスト

人は自分を応援してくれる人を応援したくなる。

これ、真実です。

応援歌を歌う歌手って多いじゃないですか。ジャニーズの人たちが歌ってるのってほとんどが応援歌。

Xでもパワーもらえるようなポストをしてくれるアカウントは、みんなが好きでしょう。そしてそのアカウントを、リプやリポストなどで応援したくなるのが人情というものです。

③有益なポスト

Xを情報収集に使っている人、かなり多いと思います。

なので、有益な情報を発信することはビジネスアカウントでは欠かせません。③以降はビジネスアカウント必須の発信なんです。

ここでお話しすべきポイントが2つあります。

ひとつめ。

漠然とした有益情報はビジネスにつながりにくいです。

Xで表示名やプロフィールに『お役立ち情報』という言葉を入れているアカウントはよく見るのですが、ビジネス的にあまり成功しているように見えません。

そりゃそうですよね。昔と違って、今では必要な情報は手の平のなかにあるスマホでちょちょっと検索すればいいだけです。

僕が子どもの頃に見ていた「伊藤家の食卓」みたいなTV番組、もうないんじゃないですか?(今TVもってないのでわかりませんが(笑)

ああいう裏技ならYouTubeにいけばゴマンとありますからね。

ふたつめ。

今言ったことと矛盾するように聞こえるかもしれませんが、

「こんなことみんな知ってるんじゃないか?」と思うようなことでも発信したほうが良いです。

どういうことか?というと、

ビジネスアカウントの場合、発信を届ける相手はいくらか絞っていますよね。

たとえば、ワーママをターゲットとしたビジネスをしたい人が、僕のような独身男性をフォロワーに集めてもマネタイズにつながりません。

やはり、女性を中心にフォロワーを形成すべきです。

そのとき、「こんなことみんな知ってるよね?」と思うようなことでも、発信してみると案外反応があるものです。

僕はマーケティング知識寄りのX戦略を発信していますが、ごく基本的なことを発信していてもブックマークされて、ちょっと驚くことがよくあります。

Xをやっていると、どうしても格上の人ばかり見てしまうので、自分の発信がどんどんくだらないことに思えてしまうことがあるんです。

これが原因で発信が停滞してしまう人もいるほどです。

でも、あなたが発信を届けたい相手、つまり見込み客はあなたほどそのジャンルの情報にくわしくないわけですから、何が相手に刺さるかは発信してみないと分からない、というわけです。

ビジネスは多分に「やってみないと分からないこと」が多いです。

とにかくどんどん「有益と思われること」を発信してみましょう。

④自己開示ポスト

「自己開示ポスト」というのは自分のことを発信することを意味します。

しかし、「自慢」や「自分語り」ではありません。

「自己開示」という言葉自体はもともと臨床心理学で使われていた言葉です。

しかしビジネスにおいて「自己開示」と言うと、ありのままの自分、いえ、どちらかというと欠点や恥ずかしい部分を公開するのが「自己開示」と言えるでしょう。

なぜこれがビジネスに必要なのか?

ビジネスで何かを販売するとき、当然のことながら自分の「優位性」を示さなければなりません。そうでないと差別化ができません。

でも、そうすると見込み客のなかには

「それができているのはヒューイさんだからでしょ」

という感情が湧いてしまいます。特別な人だから成功できたんでしょ、と思われるわけです。

そうなったら、コンテンツを購入してもらえません。

なので、「私はあなたと同じような凡人ですよ。いえ、あなた以下のダメ人間なんです」という主張が必要になってきます。

そんな私でもこのような成功を手にしたんだから、私の手法を使えば、あなたなら成功間違いなしです!と言いたいわけです^^

なので、コンテンツ販売をしている人をよーく観察してみてください。みんな、過去の無能ぶり、ダメ人間ぶりをシッカリと発信しています(笑)

同時にこれは、見込み客に親近感をもってもらえるので、一石二鳥なんですね。

⑤共感のポスト

ライティングには「共感」が必要。これはビジネスアカウントを運用している人なら、今では誰でも知っていることではないでしょうか。

でも、そんな状況のなかでも「ちょっと誤解されてるんじゃないかな」と思うことが2つあります。

まずは、「共感されるポスト」はそれほど重要じゃないということです。

「は? しょっぱなから全否定ですか?」とびっくりする方もいるかもしれませんが、説明を聞いてください。

「ライティングには『共感』が必要」

これは僕もライティングのメンターから何度も聞きました。

でも、共感、共感と言っているのは男性だけのような気がします。

というのも、女性はすぐに共感するからです。男性はあまり共感しないので、ことさらに共感が必要だと感じるのではないでしょうか。

こんな話があります。

SNSで女性が「こんなセミナーを開催しようと思うんだけどどうでしょうか?」と発信しました。

するとたちまちいいね!が50以上ついて、さらに

「それはステキですね!」
「すばらしい!」

といったリプライも10個以上つきました。

なので、発信者の女性は「成功の見込みあり」と考えて、そのセミナーを実際に開催しました。

そうしたらなんと参加者は2人だけだったんです。

似たような話、僕は5人くらいから聞いたことがあります。女性はすぐに共感してくれるんです。でも共感したからといって、その人にお金を支払うわけではない、ということです。

もうひとつは、「共感されるポスト」という考え方自体をひっくり返します。

Xでは「共感されるポスト」あるいは「共感させるポスト」がマネタイズに必要だと考えて発信しているような人が多く見られます。

でもね、

これまったくの誤解です。あべこべです。

共感するのは"読み手"ではありません。

共感するのは"あなた"なんです。

これだけではピンと来ない人も多いかと思いますので事例で説明します。

ちょっと想像してみてください。

事例1

あなたが誰かのポストを読んで、

「うわー、この人の言うこと、そのとおりだと思うなぁ」
「そういう経験、私もあるよ」
「それってあるあるだよねー」

と「共感」したとします。

あなたはその人に大切なお金を支払いたいと思いますか?

「それとこれとは別」って思うんじゃないでしょうか^^

事例2

あなたが誰かのポストを読んだら

その人はあなたの”言葉にできなかった心のうちにある悩みを言葉にして共感してくれていた”とします。

そしてその悩みを解決する方法を提示してくれているとします。

あなたはその人に大切なお金を支払いたいと思いますか?

大切なお金だけど、それを使ってあなたの悩みを解決したいと思うのではありませんか?

……………………………………………………………………………………

......とまあ、こういうことで、

Xにいる大勢の人が「共感のポスト」「共感のライティング」を誤解しています。

この記事を読んだあなたは、正しく理解していただけたと思います。

あなたの言葉で語ってください

さて、Xポストで狙うべき5つの急所、もう一度まとめて見てみましょう。

  1. おもしろいポスト
  2. 応援するポスト
  3. 有益なポスト
  4. 自己開示のポスト
  5. 共感のポスト

この5つを意識して、縦横無尽にあなただけのポストを作成していってください。

へたなテンプレート使うより、よほどマネタイズに役立ちます^^

あなたの成功は、あとほんのちょっと先。

一緒にがんばっていきましょう!

この記事のライター