あなたはもしかして、Xのプロフィールを「いきなり」、あるいは「なんとなく」書いてはいないでしょうか。
ビジネスアカウントを運用しているユーザーであれば、プロフィール文はもとより、アカウント全体を「戦略的」に作っていきましょう。
Xのビジネスアカウント設計について専門家の知識をシェアします!
最後までお読みいただくと、あなたのアカウントのレベルがぐんとアップして、フォロワー様を一気にファン化していくことが可能になります。
「アカウント設計? 何それおいしいの?」
Xは誰でも簡単に無料で始められるので、”とりあえず”始めてしまう方がかなり多いようです。
そして発信を始めれば、すぐにフォローしてくれる人やいいね!してくれる人が寄ってきます。そうなると楽しいし、うれしい。なので、そのままX運用をどんどん進めてしまう......というわけですね。
なので、「アカウントを設計する」なんてことをまったく考えない人が多いようです。
僕がご相談をうけたときに「そのアカウントの設計はどうなってますか?」なんて質問すると「は?」という反応が返ってくることも多いですww
でもビジネスアカウントを運用しているあなたなら分かってくれますよね。「アカウント設計」をしない、なんてメッチャもったいないことです。
ビジネスはほぼほぼ「準備が8割」なんです。戦略の良し悪しがものをいいます。
アカウント設計はむずかしくない。それどころか......
「でも”設計”なんて、なんだかむずかしそ」
「めんどくさいのはいやだな」
そんな声が聞こえてきそうです(笑)
でも、Xのアカウント設計はむずかしくはありません。
それどころか、あなたのモチベーションをぐっと高めて、なおかつXの長期継続を可能にします。
たまに「発信の手が止まってしまいました......」なんていうご相談を受けることがありますが、それもアカウント設計をしていないから、なんですよね......。
さて、前宣伝はこれくらいにして、具体的なアカウント設計の手順を解説していきましょう。
アカウント設計の手順
ビジネスを始めるときには、以下の事項を設定することが必要です。
・目的
・目標
・戦略
・戦術
なんだか企業がやることみたい、と思ったかもしれませんが、個人ビジネスでもキホ的にはやることは同じです。
最近よく知られているダイレクト・レスポンス・マーケティングの3つのステップ。
集客 → 教育 → 販売
これも、企業でも個人でも同じことやりますよね。
で、先ほどの4つの項目、これを僕らがやっているX集客の個人ビジネスに当てはめてみましょう。
もちろん、僕があなたに向けてお話ししているので、Xで収益化したいビジネスアカウントの場合に特化しています。
するとこんな感じになります。
- 目的 何のためにXをやっているのか?
- 目標 誰のためにXをやっているのか?
- 戦略 何を売りたいのか?
- 戦術 どのように売るのか?
まずここでハッキリとさせておきたいのは①の目的、つまり何のためにXをやっているのか?については、収益化ですよね。
僕は口下手だし、人付き合いも積極的ではないほうなので、ビジネス目的でなければSNSなんてやらないと思います(笑)
あなたもきっとそうですよね、僕のこの文章を読んでくださっている、ということは。
とはいえ②から④までは、自分でしっかりと考えなければいけません。
ちなみに、会社の仕事って①から③までがだいたい決まっているんですよね。
しかも④も、自分が販売スキームを個人で考えることなんてほぼありません。たいてい上司の誰かが決めていて、それに沿ってタスクが降りてくる、という感じですよね。
ですから、この②から④までって、考えるのちょっと大変なんです。
もっとはっきりいえば面倒臭いですww
でも、ここを考えた人と考えなかった人では、のちのち大きな差がつきます。
なぜか?
これから①から④までの各項目をくわしく解説します。それによって「大きな差」をご理解いただけると思います。
目的はお金儲け、ですよね?
先ほど、「目的は収益化ですよね?」と言いました。
日本人ユーザーの平均フォロワー数が426人というときに、フォロワーを4桁5桁に増やそうなんてしてる方は、収益化を考えているに決まっています。
直接Xでコンテンツを売るのではなくても、いずれ本を売りたい、実店舗に集客したい、そういう目的も要するに収益化です。
でも、この大事な目的を忘れちゃう人が多いんです。
なぜならXはSNSだし、SNSは楽しいからです。
毎日Xを運用しているのにまったく稼げない。
「でもいっか、仲間がたくさんできたし」
「素敵な出会いがあったから、この時間はムダじゃない」
そんなふうに思って、稼げていない状態を正当化しちゃう人、かなり多いです。
「X=金儲け」
と大きく紙に書いて机の前に貼っておいていただきたいくらいですww
誰を助けたいか?
次の「目標」ですが、日本語では「目標」という言葉にちょっと混乱があります。
USJをV字回復させたことで有名なマーケッターの森岡毅さんの著書にも書かれていたことなんですが、
「来年までに月収50万円」みたいなことを目標と言っても日本語では不自然ではありません。でも、「目標」を英語にすると「ターゲット」です。
どの市場、つまり僕らのケースでいえば「誰」を狙うか?が「目標」となります。
今、「ターゲット」という言葉に連動して「狙う」という言葉を使いましたが、ここで間違えていただきたくないのは、
誰かの財布を狙うということではまったくない、
ということです。
世の中には「情弱」だの「養分」だの嫌な言葉がありますが、こんな言葉でビジネスを考えていると自分に害があるだけです。
ビジネスは他者貢献
僕はメンターにそう教わりました。
ですから、「目標」のところでは、
あなたが誰を助けたいか?
どんな人の役に立ちたいか?
ということを考えてください。誰かを助けて、その人の役に立ってはじめてお金が銀行口座に入ってきます。
時間は逆に流れている
次の「何を売りたいか?」ですが、
「いや、まだ売りたいコンテンツができていないから......」
「アフィリエイトしたいからBrainにいって探してみないと......」
そんなふうに思った方もいるかもしれません。
アカウントを設計する時点では、具体的なコンテンツの有無はあまり関係ありません。どの教材をアフィリエイトするか、も決まっていなくて大丈夫。
考えていただきたいのは、近い将来、どんな情報を目標である人たちに提供する人になるか?ということです。
漠然と、で良いので考えてみてください。
そして......
ここでさらに驚くべきことを言います^^
どんな情報で他者貢献をするか?は「今の時点でできること」じゃなくてもいいんです。
たとえばこんな感じ。
小さいお子さんをもったワーママさんを風水や開運の知識で助けたい!
このとき、自分にすでに風水や開運の知識がない場合、たいていの人が「そんなこと言ってもムリよね......」と諦めてしまうんですが、
諦める必要はないんです。
「時間は未来から過去に向かって流れる」という話を聞いたことがありますか?
つまり、
「私は、小さいお子さんをもったワーママさんを風水や開運の知識で助ける」
という未来をあなたが決めてしまえば良いんです。そうすれば、すべてがその未来に向かっていくんです。
どうですか?
こんなふうにアカウントを設計したらワクワクしませんか?(笑)
あなたの最高の夢が盛り込まれているんですから、毎日の発信が楽しみで仕方なくなりますよね。
「発信の手が止まる」なんていうことは起こらなくなるんです。
SNS集客で一番NGなのは、なんといっても発信しないこと、です。
僕がご相談を受ける方のなかには、noteで公開しているのにXで言わない、みたいな方がたまにいて、僕が「もっともっと発信して」と助言するとふつうに売れたりするんです(笑)
ありとあらゆる戦術がある
さて、最後のどのように売るのか?ですが、
これはもう、ありとあらゆる手法があると言っても過言ではないでしょう。
最近では、Tipsで公開しておいてXのライブ(旧スペース)でガンガン売っちゃうなんていう人も出てきています。すごいですね。なんでもあり、なんです。
かと思うと、メルマガや公式LINEに登録してもらって、文章だけで売ったり、そこでセミナー動画を見せたりして、寝ているあいだにもどんどん売れていく仕組みを作っている人もいます。僕もこっち派ですね。
僕は口下手なんで、ライブで売るのが苦手。でもそうだったら別の売り方があるんです。文章書くより話しちゃったほうがはやい、という方はZoomもあります。いまや、売り方は無限にあると言っても良いくらいです^^
いかがでしょうか。
こんなふうにアカウント設計をしたら、毎日のX運用が楽しくなりますよね?
毎日の活動が楽しくなれば、自然とフォロワーも増えて、交流も増えるので、さらにさらにXが楽しくなります。
しっかりと目的を踏まえていれば、最短で収益化できるでしょう。
では最後に、
ほとんどの人が知らない、そして後発組にとってメリットがある
「ガチ・ブランディング戦略」
をお伝えします^^
後発組でよかった^^
人間の本質的な心理として、
「すでに何かを成し遂げた人」よりも、「今現在挑戦している人」のほうを応援したくなる、
という傾向があります。
これを読んで「おおっ!」と思った人はビジネスセンス、かなり高いww
「すでに何かを成し遂げた人」に対しては、人は尊敬の念を抱いたり、権威性を感じた入します。
しかし、その人を応援したいとは思わないでしょう。
そしてその挑戦者が、自分に勇気やパワーを与えてくれるようなことをしているとしたら......。
そういう挑戦者のファンになったら人がどんな行動をとるか、プロ野球などスポーツのファンを見ればよくわかりますよね。
そしてXは、非常に都合の良いことに、あなたが挑戦している様子を毎日発信することができるんです。しかも無料で!
正直、僕なんかはすでにXを足掛け6年もやっているんで、何か新しい挑戦を探すのにいつも苦労しています。
逆に、あなたが仮に後発組だったら、「後発組ばんざい!」って感じですよ^^
XはSNSのなかでも群を抜いてビジネスに適したSNSです。
しっかりとアカウント設計をして、ガンガン稼いでいきましょう!