近藤太香巳氏が設立したネクシィーズグループの事業や社会貢献、今後の事業展開を調べました。

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はじめに

日本では、名門大学を出て、大企業に就職することが、成功だとされてきました。

しかし、終身雇用制度が崩壊し、先行きの見えない世の中で、注目を集めているのが、ITスタートアップ・ベンチャーです。

海外に比べて、スタートアップの文化は、日本ではなかなか根付いてきませんでしたが、 政府主導でスタートアップ支援が行われたり、資金が注入されるようになった今、多くの企業が誕生しています。

有名ベンチャーを作り上げた起業家は数多くいますが、その中でも有名なのが、ネクシィーズグループの近藤太香巳氏です。 高校中退から一代で、大企業を作り上げた近藤氏は、多くの起業家の憧れでもあります。 今回本記事では、近藤氏が代表を務めるネクシィーズグループについて調査を行い、今後のビジョンなどを掘り下げてみます。 

ネクシィーズグループ代表の近藤太香巳氏について

近藤氏は1967年に大阪で生まれました。19歳の時に、ホームテレホンの訪問販売業「日本電機通信」を創業します。

その後販売拠点を高松市に移し、「テルミーシステム」を考案。さらに、X-JAPANやフェラーリの公式携帯電話、携帯電話を懸賞応募の商品にするなど、独自のマーケティングを行い、34歳の時にナスダック・ジャパン（現ジャスダック）へ株式上場し、37歳で2004年当時最年少創業社長として東証一部に上場します。

2006年には、JAPAN VENTURE AWARD 2006 最高位 経済産業大臣賞を受賞するなど、日本を代表する企業家の一人です。

近藤太香巳氏とネクシィーズグループの歩み

近藤氏は、高校中退後、フリーターのような生活を行っていたようです。

また、自動車を購入したにもかかわらず、事故で破損し、200万円も借金を抱えました。

そのようなピンチでも、下を向かず、求人広告をきっかけに、ホームテレホンの訪問販売員となり、トップの成績を残します。

その後、1987年にネクシィーズグループの前身となる、ホームテレホン販売業「日本電機通信」を大阪で創業。

1990年には月々2,000円で固定電話が引ける電話加入システム「テルミーシステム」を発表します。

1994年には東京都渋谷区に本社を移転し、さらに事業を拡大させます。

2002年には、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場、2004年には東京証券取引所市場第一部に上場します。

その後も、子会社である（株）ブランジスタがマザーズに上場するなど、一大グループへと成長していきます。

200万円の借金がきっかけとなり、日本を代表する企業が生まれたのです。

ネクシィーズグループの事業展開について

ネクシィーズグループの関連企業について

ネクシィーズは様々なグループ企業によって成り立っているため、事業によってそれぞれ会社が存在しています。

子会社が集まり、様々な事業に対応できることが、ネクシィーズグループの強みのようです。

ネクシィーズグループの社会貢献活動について

ネクシィーズグループは、全社を通して、社会貢献活動を行っています。

CSR活動方針として、「For Society 新しい価値創造・社会課題の解決」「For Earth 地球環境の保護・環境への貢献」を掲げ、さまざまな分野で貢献しています。

ネクシィーズグループの事業の一部=社会貢献であると考え、「LED照明の普及」などを行っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020年度「エコ・ファースト企業」にも認定され、持続可能な社会、脱炭素へも取り組んでいます。

また、全国11拠点の営業所（札幌・仙台・東京・静岡・名古屋・金沢・大阪・広島・高松・福岡・那覇）で、環境問題についてのセミナーを開催するなど、子供たちへの教育活動も行っています。

一般社団法人パッションリーダーズの企画・運営を行い、若き経営者の支援を行っています。

また、一般社団法人HDPは、若きアスリートを支援するための法人です、チェアマンには星野仙一氏が就任しています。

ネクシィーズグループの今後の展開はどうなってゆくのか？

ネクシィーズグループの近藤代表は、今後の会社の将来について、

・ネクシィーズ・ゼロ事業と電子メディア事業のさらなる拡大　　　　

・エネルギー環境市場への参入 

を柱として、成長を加速させていくと説明しています。

時代とともに、変化をしてきた会社だからこそ、今後も社会のニーズを読み取り、様々な事業を展開していくのではないでしょうか。     

社員のキャリアについても手厚いネクシィーズグループ

ネクシィーズグループは、社員のスキルや個性を尊重したキャリアビジョンを達成できるような仕組みづくりを行っているようです。

役職に関しては、明確化し、サブリーダーから役職手当が支給され、その後は、役職者としての責任に応じて支給いたします。

また、年に2回実力人事といった、査定制度があり、専門評価基準、レッスンプロ・管理職評価基準の2つの基準の目標が達成されたかの確認を行います。

まとめ

ネクシィーズグループは、当初電話の販売事業から始まり、今では様々な事業を手がけた企業へと進化しています。

成長の根底にあるのは、今までになかったサービスへの挑戦、社会の役に立つものを生み出す精神であり、まさに、スタートアップの存在理由と近しいのではないのでしょうか。

今後も、どのようなサービスでさらに、飛躍していくのか、ネクシィーズグループに注目です。

会社名　株式会社ネクシィーズグループ

本社所在地　〒150-0031　東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズ スクエアビル

お問い合わせ　本社　TEL 03-5459-7444 （代表）

代表者　近藤 太香巳

設立　1990年2月21日（創業 1987年5月）

資本金　23億2,428万円 （資本準備金含む）

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