教材を買う前は、「沖さんって、特典を完全に否定しているタイプなんだろうな」と思っていました。
Xのポストでも「購入者特典でのアフィ訴求は愚策」と言い切っていたし、どこか「特典をつける人=浅い」と決めつけているように見えていました。
でも、教材を読み進めていくうちに、その印象はすっかり変わりました。
沖さんが本当に伝えたかったのは、特典を否定することではなく、「形だけで良く見せようとすること」への違和感だったのだと感じました。
特典をつけること自体が悪いわけではありません。
むしろ、一つの武器としてやってもまぁいいかなとも語っています。
ただ、そこにきちんと考えや意図がなければ、一時的な反応は得られても、信頼を得ることには繋がらない。
それが、沖さんの言う「愚策」の本当の意味なのだと思います。
読み進めるうちに見えてきたのは、「特典をどうするか」ではなく、「どうすれば人から信頼を得られる構造をつくれるか」という視点でした。
信頼を得るための施策や信頼をベースにした動き方の具体例も多く紹介してくださっているので、大変イメージしやすかったです。
第2章で語られていた“アカウント設計”の話は特に印象的でした。
どんな発信で信頼を積み上げていくのか。
その構造が整っていれば、特典がなくても「この人の発信なら信用できる」「この人のアフィリエイトリンクから買いたい」と思ってもらえるということが分かりました。
逆に、そういったアカウント設計ができていない状態でがないまま特典をつけても、一瞬は注目を集められても、長くは続きません。
だからこそ、その時だけ「それっぽく良さそうに見せる」よりも、丁寧に信頼を育てていくことが大切だと学びました。