せっかく彼女と一つになれたのに...
ただ腰を早く動かすだけの男性、とってももったいないですよ。
速く動くだけでは得られない快感、知りたくないですか?
お互いの体温を感じたり、呼吸や脈拍までを知るような濃密な時間。
激しく動く前に、静かで濃密な時間を過ごすことこそ...
女性が求める快感への道なんです。
「自分はテクニシャンだ」と勘違いしている全ての男性へ
彼女の体温に包まれながら、その温もりの中で果てる。男性にとってはそれが最高の快感でしょう。しかし女性にとって、それが快感とは限りません。
男性のオーガズムは分かりやすいです。ペニスから放出される精液は嘘をつきません。でも女性は…違いますよね?
もちろん快感があるのは間違いないでしょう。でもオーガズムに達したのかというと、それはまた別の話。
男性側から判断するのはとても難しいだけではなく、「イッたふり」をしたことがある女性も多いことが分かっています。
それはきっと男性への配慮なのでしょう。このような話に衝撃を受ける男性もいるかもしれません。相手を傷つけたくない・喜ばせたい気持ちは素敵なことです。
しかし、その「嘘」が何度も積み重なることで、性生活に不満を持つようになる女性もいます。実際「オーガズムは必要」だと考えている女性は多いです。
つまり、ただ気持ちよい時間を過ごすだけではなくオーガズム・絶頂を味わいたいと感じているのです。
また、実はオーガズムは女性の体調とも密接な関係にあります。オーガズムに達することで片頭痛が改善されるとの報告もあれば、普段からオーガズムを経験している女性は子宮内膜症になりにくいとの報告もあります。他にも快眠作用、幸福感といったメンタル面への好影響もあります。
男性の分かりやすいオーガズムと比べると、女性はオーガズムが分かりにくく、かつ「全員がイクわけではない」との情報から、オーガズムに達せなくとも「悪いことではない」「それが普通」だと考えてしまう女性も多いのですが、決して体質の違いではありません。
むしろオーガズムに達しないのは男性のテクニックに原因があります。
「テクニック」と聞くと、腰の振り方、指の使い方やクンニの方法をイメージする男性も多いかもしれませんが、それを含めた「性交渉」の全てを指します。
女性をオーガズムに導きたいとは、多くの男性が思っていることでしょう。しかし、実際にしていることは、女性をオーガズムから遠ざけているケースが珍しくありません。
頑張ってイカそうとする男性は多いですが、その頑張りが間違っていたら、女性にとっては快感どころか不愉快なんです。結果、性行為そのものが嫌いになってしまった女性もいることでしょう。
男性にとっては楽しい行為でも、女性にとっては不快感。このギャップが、性行為だけではなく二人の関係性にまで影を落とすことだって珍しくありません。
では女性が何を求めているのか。何が快感なのか。その点を理解することが大切な一歩です。
自分には関係ない、自分は相手を満足させている。そう思っている男性の方、本当に自信を持ってそう言えますか?
- まず見直すのは男性の価値観
- 女性を知る
- 男女で違う性行為の考え方
- 大前提としてオーガズムを急かさない
- 女性が求める前戯
- クリトリスは更に丁寧に
- クンニが好きな女性は多いけど舐めてとはいえない
- いざ挿入!ここでも誤解している男性が多い
- 挿入中に聞いてはいけないこと
- 発射のタイミングって?
- 終わりに