“デジタル分からない”は、能力の問題じゃなかった_デジタルのお悩み相談のイベントを開催してみた話
田舎のメンナコ
「“デジタル分からない”は、能力の問題じゃなかった」
「これ押したら変なことになりませんか?」
デジタルお悩み相談をしていると、かなりよく聞く言葉だ。
若い人からすると普通の操作でも、苦手な人にとっては“怖い行動”だったりする。
私は現在、友人と一緒に月1回のペースで「デジタルお悩み相談会」を開催している。
参加費は500円。ワンドリンク付き。
スマホやパソコンの悩み相談に加えて、
- AIの使い方
- LINEカメラ
- Googleレンズ
などの講座もやっている。
最初は、「ちょっと役に立てたらいいな」くらいの気持ちだった。
でも実際にやってみると、自分が思っていた以上に、“デジタルで困っている人”は多かった。
そして、その“困り方”は単純に「知識不足」ではないことにも気づいた。
この記事では、実際に相談会をやって感じたことを書こうと思う。
「分からない」は思っているより多い
普段スマホやパソコンを触っていると、
- Wi-Fi
- アカウント
- QRコード
- 保存
- アップロード
みたいな言葉は、なんとなく理解している。
でも、相談会をやっていると、
「PDFってなんですか?」「保存した写真ってどこ行ったんですか?」「Googleってアプリなんですか?」
みたいな質問は、本当に普通にある。
最初は少し驚いた。
でも、よく考えれば当然かもしれない。
自分たちは、学生時代からスマホやパソコンに触れてきた。
でも、人によってはそうじゃない。
触れてきた時間も、経験も違う。
だから、“できない”のではなく、“慣れていない”だけだった。
本当に困っているのは「操作」じゃなかった
相談会をやっていて、一番印象的だったのはここだった。
困っている人たちは、単純に「使い方」が分からないだけじゃない。
その奥にあるのは、
「怖さ」
だった。
- 間違えて変な画面になりそう
- 押したら壊れそう
- 詐欺に引っかかりそう
- 消えたら戻せなさそう
- 恥ずかしくて聞けない
そんな不安をかなり抱えている。
特に最近は、AIや新しいサービスが次々出てくる。
ニュースでも、
- AI
- ChatGPT
- 自動化
- DX
みたいな言葉が当たり前に出てくる。
でも、そのスピードについていけず、
「自分だけ置いていかれてる気がする」
と感じている人も多いんじゃないかと思った。
AI時代なのに、「スマホが怖い」人はまだたくさんいる
最近はAIがかなり話題になっている。
自分たちの相談会でも、AI講座をやることがある。
実際にAIを触ってもらうと、
「すごい!」「こんなことできるんだ!」
と驚かれることも多い。
でもその前段階として、
- アプリの入れ方
- ログイン
- コピー&ペースト
- 検索
ここで止まってしまう人もいる。
つまり今って、
“AIが使える人”
と
“そこまで辿り着けない人”
の差が、どんどん広がっている時代なんだと思う。
だから自分は、
「AIすごい!」
だけじゃなく、
“そこに辿り着くまでを一緒にやる場所”
も必要だと思った。
なぜ500円、ワンドリンク付きなのか
この相談会は、参加費500円でワンドリンク付きにしている。
理由はシンプルで、
「気軽に来てほしい」
から。
“パソコン教室”みたいな空気になると、来づらい人もいる。
だから、
- 雑談できる
- ゆるく聞ける
- 失敗しても大丈夫
みたいな空気感を大事にしている。
実際、相談より雑談の方が長い日もある。
でも、それでいいと思っている。
「これ聞いていいんだ」
と思える場所があるだけで、かなり違う。
LINEカメラやGoogleレンズが意外と喜ばれる
AI講座もやるけど、実はかなり反応が良いのは、
- LINEカメラ
- Googleレンズ
みたいな、“生活に近い便利機能”だったりする。
例えばGoogleレンズで、
- 花の名前を調べる
- 英語を翻訳する
- 商品を検索する
だけでもかなり驚かれる。
自分にとっては普通でも、誰かにとっては「世界が変わる体験」なんだと思った。
デジタルって、最先端だけじゃなくて、
「ちょっと便利になる」
でも十分価値がある。
最後に
デジタルが苦手な人は、“能力が低い人”ではない。
ただ、
「慣れていない世界が怖い」
それだけなんだと思う。
AI時代になって、便利なものはこれからもっと増える。
でも、その一方で、
「分からない」「怖い」「置いていかれる」
と感じる人も、もっと増えていくかもしれない。
だから自分は、
“できる人だけが得する世界”
より、
“少しでも一緒に進める世界”
の方がいいと思っている。
もしこの記事を読んで、
- デジタル相談会
- AI講座
- 地方での活動
などに興味を持っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

