従来までオナホールは、自分自身の手で動かして刺激を得るのが当たり前でした。
電動オナホールが台頭して来てからは、ただ単に、自分の手を動かさずとも楽して快楽を得られるグッズではなく、手動以上の快感を得られる画期的な自慰グッズとして瞬く間に人気が広がっていきました。
いまや電動オナホールの界隈もひとジャンルとしてくくれるほどの需要と豊富な品揃えがあり、さまざまなタイプに派生しています。
セックスやフェラのリアリティを追求したモデルでは、より本物の感覚に近くなり、電動オナホールとしての性能を追求したモデルでは、本物のフェラやセックスでは得られない別次元の快楽を得られるようになりました。
今回は、人気ランキング上位の機種やおすすめの電動オナホールをご紹介。それぞれのタイプごとにメリットやデメリットがあるので、種類ごとの使い勝手や後悔しない選び方をご紹介していきます。
電動オナホールの特徴と種類
電動オナホールが市場に台頭してきて、まず大きく変わったことは、自慰行為に無駄な体力を浪費しなくても快楽が得られるようになったという点です。
ひとえに「電動オナホール」と言っても、色々な機能性を持ったものがありますので、まずはそちらを見ていきましょう。電動オナホの種類はおおきくわけて以下の4種類になります。
回転式
本体がモーターで回転するタイプ。駆動音もそこまでやかましくなく、快楽も得られやすい。リアルの感覚としては、ローリングフェラされているような感触ですが、リアリティ重視ではない。ローションを使っても漏れてきづらい。
ピストン式
前後にピストン運動をするタイプ。手動でオナホールを動かしたり、セックスでピストンするのと同質の感触で、快楽度はかなり高い。スピードとピストンの前後幅が決め手となるため、好みに合わせて選ぶ。モーター音が大きめなのと、安物はパワー不足な機種も多いのがデメリット。
振動式
バイブレーション機能のついたオナホール。値段がリーズナブルで、構造的にもシンプルなため、安価で壊れづらいものが多い。自分の感覚やタイミングというより、強制的に射精させられる感覚に近いため、Mにもおすすめ。振動の強弱や粒立ちも好みが分かれるため、これだけでは昇天に至らない場合もある。
吸引式
バキュームを使って文字通り吸引するタイプ。ねっとりと締め付ける独特の感覚はバキュームフェラやねっとりとしたセックスが好きな方におすすめ。感触重視でフィーリングが良いもののオナニーとしては刺激がマイルドで昇天に至らない場合もある。
ちなみに、この4タイプを基本として、それらを複合させたタイプもあります。残念ながら現時点で、これら全ての機能が入った「オールインワン」は存在しませんが、あったとしても、ものすごく高額になると思います。
例えばひとことで「ピストン式」「回転式」といっても、その使用感は製品それぞれ違い、むしろそこが各社のセールスポイントでもあるので、オールインワンにしたところで、痒いところに手が届かない高いだけの電動オナホになってしまうでしょう。
後悔しない電動オナホールの選び方
電動オナホールが世に登場してから、もうかれこれ十数年、各社改良を重ねて品質も性能も上がってきてはいますが、それと同時に安物の粗悪品もたくさん出てきました。電動オナホはまだまだコアなジャンルなので、後悔しないように選んでいくにはどうすればいいのでしょうか?
電動オナホールの性能は値段に比例する
世の中の全てにおいて言えることですが、製品の価格はピンキリで、安価なものからお高いものまで幅広く存在します。
もちろん、どんなものかお試しで初めて購入するので安く済ませたいとか、ご自身の予算に合わせて選んでいくことができますが、ひとつ注意したいのは、電動オナホールの質や性能は、ほぼ例外なく、値段に比例するので、「安物買いの銭失い」にならないようにしたいですね。
損をしないで満足のいく選び方をするには、予算を考えながら妥協点を見つけることが大切です。電動オナホールには各機種、それぞれ強みがあります。そして、「回転式」や「ピストン式」などのメカニズムによっても、得られる快感の種類や感触が変わってきます。そうした、強みと値段の妥協点を探っていくのが、安くて満足のいく電動オナホールを購入するポイントです。
また、グレードの安い機種と高い機種では、同じタイプの電動オナホールでも違いがあるわけですが、たとえば「ピストン式」でも、安い電動オナホはただカシャカシャ前後運動をしてるだけでパワー不足だったり、音ばかりがやかましかったりする場合もあるので注意が必要です。そこら辺の雰囲気はネットで動画検索などをすればある程度わかるのですが、一度もその種の電動オナホを使ったことがない場合は、想像するのが難しいかもしれませんね。。。
なので、一度高い製品を買ってみて「電動オナホールとはどんなものなのか」を一度体感してみるのがおすすめです。動き方や質感も全然違いますし、何より高級機種のほうが全然壊れづらく、長く使えるので、後悔したくないなら、一度はしっかりとした電動オナホールを購入してみるのが無難です。
"動き"の好み
冒頭でご紹介したように、電動オナホールにはいくつかのタイプがあります。動きの好みは、人それぞれ、使い方によっても違いますので、製品選びの際にはとても重要なポイントです。「吸引式」「振動式」など、それぞれがひとジャンルと捉えてもおかしくはないポイントです。
そのジャンルそれぞれにも、メーカー各社、製品ごとに独自性があります。ひとえに「ピストン式」が全て同じ使い心地なわけではないので、やはり値段や方向性に差が生まれます。
また、電動オナホールを、個人で使用すると決めつけるのも良くなく、パートナーに「攻め」てもらってもいいのだろうし、フィニッシュ前の興奮材料として、AVのお供に使用するのもアリですね。
プラスアルファ機能
上記に通ずる部分でもあるのですが、ご自身の使用環境やシーンをよくイメージして選ぶと損をしない買い物ができると思います。
たとえば、ヒーター機能や静音式、VR連動など、シーンにさまざまなプラスアルファの機能がついているモデルもあります。ひんやりしているのも悪くはないですが、リアリティを求めるなら人肌に暖かいほうがいいです。賃貸や実家住まいなど、周りの目が気になる場合は駆動音が静かなほうが良いですし、VR勢には、連動機能のついた電動オナホールもおすすめです。
こうした、「動き」ではない部分の機能性も最近では重視されつつありますので、製品選びの大切なポイントです。
【2021年版】電動オナホールおすすめランキング!
電動オナホールは、日々進化していっています。数年前のものがとっくのとうに時代遅れになっていることも!現行機種のおすすめをピックアップしていきます。
A10サイクロンSAプラス
メーカー:RENDS(レンズ)
価格:24000円
サイズ:29.3 x 11.6 x 11.6 cm
電源: USB
充電時間:5.5
連続使用時間:2
A10サイクロンSAプラスは、電動オナホールの王道メーカーレンズより、回転式のオナホです。7つの回転パターンと7段階のスピード。静音式なので駆動音も静かで高級感があります。なにより、VR連動が可能。(PC連動も可)
A10ピストンSA
メーカー:RENDS(レンズ)
価格:78,000
サイズ:36.2 x 17 x 14.2(cm)
電源:AC電源
充電時間: -
連続使用時間: -
A10ピストンSAは、レールポジション式に新設計されたピストン式電動オナホール。リアリティのある緩急をパワフルに再現。反動を抑制する機構付きで、圧倒的な快楽を提供。
絶頂!爆転フェラボンバー
メーカー:Golden
価格:12000
サイズ:27.5 x 23.8 x 10.4 (cm)
電源:USB (typeB)
充電時間: -
連続使用時間: -
絶頂!爆転フェラボンバーは、中国の今かなり勢いに乗っている電動オナホールメーカー「Golden」。低コストで高品質な回転式オナホです。7種類 x 7パターンのアクション、予測不能の「ランダム回転」を搭載。低速域のトルクを強化することにより、ねっとり感も再現。
TENGAジャイロローラー
メーカー: TENGA
価格: 8500
サイズ:8.7×8.7×14.3(cm)
電源:USB
充電時間: -
連続使用時間: 120分
TENGAジャイロローラーは、日本のオナホを代表するメーカー「TENGA」のカップに装着する回転式の電動ギアです。汎用性が高く、構造もシンプルにできるこの機構は低コスト化を実現し、専用カップだけではなく、同型の他のカップも使いまわせます。
TENGAバキュームコンロトーラー
メーカー:TENGA
価格:5500
サイズ:18 x 9.1 x 10.5 cm
電源:単4形アルカリ乾電池 x4
充電時間: -
連続使用時間:70分
TENGAバキュームコントローラーは、専用のバキューム対応カップに装着することで、自動で吸い上げてくれて、ハイパワーを実現。2つのボタンによるシンプルな操作。今まで手で空気を抜いて吸い上げるオナホを使用していた人は是非ともお試しあれ。
NLSピストン
メーカー:NLS
価格: 12000
サイズ:36 x 15.3 x16 (cm)
電源: AC
充電時間:-
連続使用時間:-
NLSピストンは、アダルトグッズ専門店の老舗「NLS」より、オリジナルのアダルトグッズです。「A10ピストンSA」のプロトタイプのひとつの権利を買取り、自社販売。いわば新設計のレールポジション式を採用していない従来のクランク式の「A10ピストンSA」。こちらのダイナミックでハイパワーな動きもとても良いです。
チュパリズム
メーカー:Golden
価格: 7000
サイズ:20.5 x 11.3 x 10.2 cm
電源: USB
充電時間: 3時間
連続使用時間: 50分
チュパリズムは、ゴールデンより複合、多機能式の電動オナホールです。こちらは、実売価格が7000円前後と非常にコスパが高く、入門機にもおすすめ。生活防水はもちろんのこと、3種のバキューム機能と7種のバイブレーション機能を搭載したハイブリッドで、温感機能もついています。
A10サイクロン
メーカー:RENDS(レンズ)
価格: 8000
サイズ: -
電源:乾電池
充電時間: -
連続使用時間: -
A10サイクロンは、レンズより、7パターン、7段階スピードの回転式オナホール。専用のコントローラーにより操作性も高く、豊富なアクセサリを使用してサイズのカスタマイズ等ができます。
ピストンヒートIR
メーカー:Golden
価格:15000
サイズ:36.3 x 13.3 x 11.8 cm
電源:AC
充電時間:2時間
連続使用時間:2.5時間
ピストンヒートIRは、名前の通りピストン式電動オナホール。6種類のパターンと3段階のスピード調節が可能。連続使用時間は約2.5時間と短いですが、加温機能がついていて、スタリッシュなフォルムとハンディサイズ、静音設計のモーターと多機能です。
激震!オナリズム
メーカー:Golden
価格:5500
サイズ:19.3 x 11.9 x 7.4 (cm)
電源:USB
充電時間:2.5時間
連続使用時間:
激震!オナリズムは、振動式のリーズナブルな電動オナホール。従来のオナホとは違ったデザインでアダルトグッズだと感じさせません。ハイパワー・静音式のモーターにより毎分4500回転、5種類の振動パターンが楽しめます。
こんなヤツにはおすすめしない!
電動オナホールは、ある意味においてコアなジャンルであるだけに、通販サイトでのレビューを見ても的を外した低評価が散見されます。製品自体の問題ではなく、使い手の問題、つまり「買うべきではない人」が購入することで、ズレた低評価が付けられ、偏見も生まれます。
そこで、電動オナホールを買うべきではない人についてお話ししていこうと思います。
安さを求めるヤツ
電動オナホールはピンキリですが、やはりモノには値段の相場というものがあります。
「相場」とは、その製品をまともに作って販売すると、もろもろのコストでどこのメーカーも大体これくらいの値段になりますよっていう「落としどころ」の金額。それよりもはるかに安い製品はというと、その相場からいかにして品質を削って値段を落とせるかを追求した製品。ということになります。
結論から言って安物はおすすめしないばかりではなく、電動オナホールという機械製品の性質上、どうしても他のオナホよりも値段が高くなるのは当たり前の話なので、通常のオナホの値段を比較対象にしている人にはそもそもが向きません。
自分でシゴきたいヤツ
自慰行為もひとそれぞれ。自分でシゴくほうがいいという場合、当然電動オナホールはおすすめできません。自分の手でするオナニーやセックスの感触とは違います。リアルとは異次元の快感を得られるオナニーグッズの最先端ですが、それを求めていないユーザーにはそもそもおすすめできません。
洗いたくないヤツ
従来のオナホールユーザーなら、裏返して洗って干していた人も少なくないはず。もしくは、使い捨てのオナホールしか使わないという人もいるでしょう。
電動オナホールも、近年ではカップ式も多くなってきており、使い捨てできますが、カップあたりの金額も通常のオナホールと比べると高い傾向にあるため、1回で使い捨てるにはもったいないのです。また、機構によっては取り外しできない一体型のタイプもあるため、基本的にこれらは洗って衛生的に使いまわすことが前提です。こまめに洗って使用することが必要となるので、洗いたくない人にはおすすめできません。
オナニーする労力は減るけれど、逆に「事後」の手入れがシュールすぎる。果たしてどっちがラクなのかと言われれば微妙なところですが、ここまで読み進めたあなたなら、電動オナホールがただの自動化されたオナニーグッズではないこともわかっていると思うので、毎回手入れしてでも使う価値、つまり、リアルでは得られない異次元の快感がそこにはあります。
電動オナホールの販売店はどこ?
アダルトグッズを購入するには、まず「どこで買うか」が重要です。近年ではほとんど見かけなくなりましたが、一目で「アダルトグッズ」だとわかってしまう状態で商品が送られてきたらたまったものではありません。安心安全のオンラインストアをいくつかピックアップしました。
NLS
アダルトグッズ専門店の老舗。お得な送料一律や、5000円以上購入で送料無料。安心の梱包・配送で商品名の欄の記入にも配慮されていて中身がバレる心配がありません。
Amazon
種類も豊富、アマゾンからの発送なら基本配送料は無料で、もちろんいつものアマゾンの箱で届くから、同居の家族に見られても安心。
FANZA
旧DMMアダルトが名称変更してFANZAになりましたが、サービスは変わらず。幅広い支払い方法と、郵便局留めやコンビニ受取りなど、幅広い受取方法に対応。貯まったポイントでVR動画もお得に買えます。
大人のデパートエムズ
アダルトグッズ販売の老舗。ポイントや豊富なランク割引制度など、会員の特典が豊富なのも強みです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は電動オナホールと、アダルトグッズ専門店をご紹介してきましたが、アダルトグッズを購入する際に大切なのは、やはり「何をどこで買うか」です。安心して利用できるプライバシーが確保されているかどうか、そして、ちゃんとした正規品を取り扱っているのかどうか。ただただ安いだけの海外製の粗悪品を購入してしまわないように、「モノと店」をしっかりと選びましょう。
アマゾンなどでは、利用者が多いためにレビュー数も多く、とても参考になるのですが、一方で、サクラも多いので特に海外製品を購入する際には注意が必要です。基本的に、ベタ褒めしているレビューや、メーカーの売り文句をそのまま文章にしたようなものは参考にせず、星4つ以下のレビューを参考にするようにしましょう。
その製品の欠点やデメリットを把握するには、星3つ以下のレビューが大変役に立ちます。ネット通販はたいへん便利ですが、使い方を工夫してさらに良い買い物にしたいですね。