古事記と日本書紀って違うの?作成意図の違い

私たちが現在「日本神話」として語っているのが古事記。

それとほぼ同時期に日本書紀も編纂されています。

「記紀」と呼ばれるこの2つがなぜ同時期にでているのか、その違いはなんでしょうか。

実は意外とこの2つの違いについて混同されてしまうことが多いです。

大筋は同じなので、このような受け止め方がされがち。

しかし、目的は全く違うんですよね。

まずは「日本書紀」。

こちらは簡単に言うと「国外向けの歴史書」です。

日本が当時交流があったのは唐や朝鮮半島の国々。

こういった国に対して「我が国にはこのような古い歴史がある」として編んだのが日本書紀です。

文体は漢文として紡がれています。

一方の「古事記」。

こちらは一言でいうと「国内向けの歴史書」です。

更に深く言うならば「天皇家の正当性」を伝えたものでもあります。

こちらは大和言葉で紡がれています。

しかし、当時はひらがななどはありませんので万葉仮名。

言葉の音を漢字に置き換えた文字です。

太安万侶と、さまざまな物語を記憶していると言われていた稗田阿礼によって編纂されました。

先に書いたとおり、大筋は同じですが、若干の違いがあります。

これはどちらが正しいのか、ということではありません。

作成意図が全く違うので、どちらが正解とするのはナンセンス。

当時の人々の想いを受け止めて読んでみると、楽しく読めるかと思います。


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この記事のライター

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