こんにちは、最高のわき役を目指してます。ハプニングバー観光大使のたぴさんです。
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デートのドタキャンに悩まされていませんか?
tinderやタップルなどのマッチングアプリやTwitter、インスタなどでデートのアポを組む時等、せっかくなのでドタキャンされたくないって思うことはありませんか?
デートにはいろんなリスクがありますが、特にドタキャンされると(確保していた)時間が無駄になるリスクがありますよね?
万人に平等に与えられている有限な資産である時間はどうせなら有効に活用したいですよね。特に若い頃の時間は。
リスク対策として取りうる4つの戦略
じゃあデートにドタキャンされないようにするにはどうすればいいか、構造的に考えてみましょう。
少し別の視点となりますが、プロジェクトマネジメントの世界にはリスクはマネジメントするものという考えがあります。
リスクマネジメントの観点から、リスク対策(リスク対応計画)として取りうる戦略は4点あります。
それは「軽減(低減)」「回避」「転嫁(移転)」「受容」です。
以下のブログにそれぞれの説明と石橋の例があるので参考になると思います。
この4つのうち、デートにドタキャンされると時間が無駄になるリスクに対する対策は「軽減」および「受容」の2つとなります。以下に説明します。(ここではデートの遂行が目的となります。)
1.軽減
発生可能性があるリスクを事前に評価して発生を確率を下げる対策をとり、また、発生したリスクが与える影響を抑えること
デートであれば、ドタキャンが発生する確率を下げること。
以下の対策が考えられます。
- A)こちらに対する信頼度をあげておく(会いたいと思わせる)。具体的にはLINEのメッセージや電話(TV電話なども場合によって可)などでお互いの情報を知り、和むことです。和むと相手も会いたいと思うようになるはずです。会いたいと思わせればドタキャンの可能性は軽減できます。
- A)リマインドのメッセージを前日に送る。約束の日から間が空いてしまった場合、相手の気持ちが冷めてしまうことがあります。また相手も約束を忘れていたりすることもあります。ただし、しつこく連絡するのは逆効果になりがちです。
- A)(例えば、お店を予約している場合、お店を予約していることなどを伝えて)第三者にも被害を被ることを認識させる。デートのために仕事を早く終わらせるので などとあらかじめ伝えておくことも効果があると思います。
- A)デートの所要時間の目安をあらかじめ伝えておく。こうすることで、いつまで時間を取らなきゃいけないんだろうといった心配をかけさせることもなくなります。
- A)なるべく直近から予定を抑える。直近2週間、できれば1週間以内が望ましいでしょう。やはりやりとりしなくなってくると女の子の気分が変わったり他に優先する予定が入りやすくなってしまいます。
- A)デートを取り付けるときに、集合時間、場所を明確に決めておく。たとえば、「〇月〇日、夕方に池袋」だけ では 相手もアバウトにしか認識しません。そのため、きっちり集合時間、場所の両方を決めておくようにしましょう。
- A)デートですることを具体化して伝える。デートの約束で何をするのかはっきりしてない時は、相手が不安になって「やっぱりめんどくさい」と思うからキャンセルされる確率が高まります。
- A)まだ未対面の場合、顔を見せる(見せれる場合)。顔写真があると安心する子は多いです。不安や疑問が出てきてしまう前に見せるのも一つの手でしょう。想像と違った場合、会ってから相手の気持ちが冷めてしまい、帰宅されたりデートが上手く進まなくなるケースもあります。
2.転嫁
リスクから逃れられない場合に、リスクを他人に転嫁すること
一般的に事故に備えた保険契約などが例として挙げられますが、互いの自由意志のもとによるデートの約束は個人間のやりとりであり、キャンセルした場合の補填などが明文化された契約書のようなものを結ぶわけではないし、失った時間は取り戻せず、第三者に責任を転嫁できないため、この対策は取りづらい(むしろ取れない)と思います。
3.回避
リスク発生を避け、あるいはリスクの発生原因そのものを除去することで、本質的にリスクを一掃してしまうこと
デートの場合、ドタキャンされる原因は相手にあります。これを完全に除去することはできないです。100%ドタキャンされない保証はどこにもないです。つまり回避はできません。
4.受容
実際にリスクが発生した段階で対策を考えること
つまりドタキャンが発生した(ドタキャン連絡が来た)ときにどうするかということです。
大きくA)「相手を説得してなんとか当日デートを打診する」とB)「相手を説得せず別の予定を立てる」方針があります。
なお、無断キャンセルの場合は必然的にB)となります。無断キャンセルについては、「何時くらいにつきますか?」といったメッセージを直前(30分前など)に送り、デート5分前になっても既読がつかないなどで判断します(これを時間経過に伴い、当初より減っているリスク(残存リスク)を軽減する対応といいます)。
また、A)は相手を問い詰めるパターンもあるので、次回のアポが消滅する可能性がありますので注意が必要です。
以下の対策が考えられます。
- A)ドタキャンの理由に同調したうえで、(楽しみにしていたことなどを伝え)そのドタキャン理由について、本当に今日対応しないとダメなものか問う。例)1.仕事が遅れて・・・→明日に回せないの? 2.体調があまり良くなくて・・・→熱があるわけではないよね?医者いったり薬飲んだりした後来れたりする? メッセージでもいいですが、電話などの方が上手くいったりします。
- A)キレる(これは諸刃の刃です)例:せっかく予定空けたのにひどいよ。マッチングアプリ運営に言っておきます。
- A)次回アポがとりづらいもしくはないことを暗に伝える。(例:1.ドタキャンされたら次会いたくなくなっちゃうな。2.明日以降はしばらく空いてないんだよね。)ただし、これは相手が自分に会いたいと思っていないと相手から切られる可能性もあります。
- B)一人でできるプランを立てておく(例:ハプニングバーにいく、ストナン、Tinder回す、Twitterで暇とつぶやく、ジム、読書、行きたかった飲食店へ行く。仕事、美容院、etc..)
- B)ドタキャンされた場合に備えて他の人とのデートをオプショナルプランとして立てておく。例:A子と19時からもともと約束をしていた場合、並行してB子と20時から約束する予定を立てておく。B子には仕事(や前の予定)が遅くなった場合は遅れたり行けない可能性があると事前に釘をさしておく。A子にドタキャンされなかったら、B子に遅刻連絡を入れるか、後日にリスケすることを提案する。A子にドタキャンされたら、B子に連絡し、会うことを打診する(権利(オプション)の行使)。その際、早めに仕事(もしくは予定)が終わったので早めに合流したいと伝えれば早めに合流でき時間を有効活用できる可能性がある(例:18:30にA子ドタキャン発覚→B子に早めに来れないか打診→19:30に合流 等)
私は基本はA)は使わず、次回のデートの約束を取り付ける連絡をして、B)を使うことが多いです。ここで注意してほしいのはB)の2番目のプランでB子へデートを事前に確約していないことです。確約した場合、A子とアポが成立した場合は、こちらがドタキャンする側になってしまいます。この方法はこのようにフレキシブルな運用はできますが、同時にB子に事前確定していない分、B子に別の予定を入れられても文句は言えないことです。確率論の世界となります。当然、C子、D子・・・と予定を立てることもできます。権利(オプション)の行使は、先物やデリバティブといった株式投資をかじったことがある方ならイメージしやすいと思います。(デートする権利をタダで買っているようなものですがね)
大事なのはリスク対応計画を事前に策定し実行することです。
終わりに~コントロールできるものとできないもの~
今回はデートのドタキャンの例を出してみました。長く生きていると気づいている方も多いと思いますが、他人や環境(自分以外)はなかなかコントロールできません。自分でコントロールできないことに心を砕いても、無駄な時間とエネルギーを使うだけ。他人を変えようとすると、ストレスが増え、イライラの原因にもなります。たとえば、天気が悪いことや電車が遅延していることにイライラしても仕方ないでしょう?同様にドタキャンされたことに腹を立てるのは建設的ではないのです。
個人的には、自分でコントロールできること(上記デートの例ではリスク対策)を徹底的に行うのが正解なように思います。
自分のものの見方や考え方を変えれば、使う言葉や人への接し方が自然に変わると思います。すると、それに連動して周囲の状況も変わっていき、結果的に、相手の行動も変わることもあると信じています。