これからの時代は、ビジネスという『概念値』を低いものとして扱わないと、お金は稼げないよ。という話をしようと思う。
では『概念値』とはなんだろうか?
これは僕が作った言葉なのだが、簡単に言うと”とっつきさすさ”みたいなものだと思って良い。
これだけだと分からないと思うので、もう少し詳しく解説する。
例えば、概念値の低いものとして”動物”があげられる。
動物の知識って結構みんな色々知ってると思っていて、
「なにか動物関連の知識で面白い話してよ」
と親しい人に言われても、一個くらい言えるんじゃないだろうか?
・犬には帰巣本能があるから、どこからでも家に帰れる
とか
・猫は死ぬ時に飼い主に姿を見せない
とか、この程度の雑学で問題ない。
いま思いつかなくても、1つくらいは知ってると思う。
これは"動物"というテーマの『概念値が低いから』だ。
『子猫の可愛い映像』なんかは頭を空っぽにしてもインプットすることが出来るし、道端で犬を散歩させてる人が居たら『人でなく、犬の方を見てしまう』のではないだろうか?
それくらい僕らは『犬や猫の情報を仕入れる』という行為に対して、抵抗や気持ち悪さが存在しないのだ。それくらい”動物”というテーマはとっつきやすく、故に『概念値が低い』という事になる。
じゃあ、逆に「フェルマーの最終定理で何か面白い話してよ」言われて、あなたは出来るだろうか?
ちなみに僕は出来ない。
これは、"フェルマーの最終定理"の『概念値が高いから』になる。
普段生きてる中で『フェルマー』などという学者の名前なんて出て来ないし、フェルマーを知ってたとしても「なんかめっちゃ難しい数学の公式」という先入観が邪魔をするので、このテーマのインプットには抵抗や気持ち悪さが介入してしまう。
故にフェルマーの最終定理は”とっつきにくい”。要は『概念値が高い』という結論になるのだ。
すごくシンプルに言うと、「簡単な話題は概念値が低く、難しいほど高い」という感じ。
そして、今後ネットで稼いでいくには"ビジネスの概念値を低く持つ”、つまり「ビジネスの知識ってめっちゃ頭に入ってきやすいし、とっつきやすいよね」というマインドで取り組まないと稼げないのだ。
では最後に、どうしたらビジネスの概念値を低くできるのか?
という話をして終わろうと思う。
答えは簡単で
✅対象の概念を"身近なもの"として捉える事
だ。
例えばお店の看板や広告、こういったものが
・なんで目に飛び込んできたのか
・どこの文字から読んだのか
・どんな印象を受けたのか
という”消費者体験”をちゃんと覚えておいた方が良い。
ビジネスが下手な人はこの消費者体験と、自分がこれから行う”生産者体験”を別個に分けて考えてしまうのだが、これは絶対にやってはいけない。
稼ぎたいのであれば、
”自分が消費者側でどう思ったのか?”
という心情は大切にしてもらい、
”今後自分が生産者側に回った時にどう仕掛けていくか?”
と、実践に活かすことを繰り返す。
普段の生活でこのループを行うだけで、ビジネスはかなり上手になる。
これを見てるあなたも今日から是非やっていこう。
それでは今日はここまで!!