考え方には共感。でも、初心者が使い始めるまでの案内が足りない
もりやま@生成AIで未来を変えるWebライター
プロフェッショナルWebライター&生成AIプロンプトエンジニア|ChatGPTを駆使して稼げるライターになる方法を伝授|副業ライターで累計700万達成|生成AIで生活を革新|
モニターとして「ひとり社長のCodex事業OS」を使ってみました。
最初に結論を。
書かれている考え方には、かなり共感します。
AIに仕事を頼んで終わりではなく
- 目的
- 元資料
- 作業中
- 完成品
- 確認記録
を分けるとか。
「AIが回答した」ではなく「顧客が使えるものが完成した」をゴールにするとか。
次のAIや翌日の自分が、途中から再開できるように記録を残すとか。
このあたりは、Codexなどで継続的に仕事を進めるうえで、すごく大事な考え方です。
僕はダウンロードしたテンプレートを見た瞬間に、
何をするためのものか分かりました。
事業棚卸しを書き、
仕事メモと完了条件を作り、
AIに渡して、
確認記録と引き継ぎを残していく。
運用のイメージもすぐ浮かびました。
ただ、それは僕が普段からCodexを使い、
ファイル構造を作り込んで仕事を進めているからだと思います。
昨日や今日にCodexやClaude Codeを使い始めた人が、
同じように使えるかというと、正直かなり難しいと感じました。
初心者の場合、シートに何を書くか以前に、
- 「このファイルは何で開くのか」
- 「テンプレートはコピーして使うのか」
- 「フォルダはどこに作るのか」
- 「Codexにどう読み込ませるのか」
- 「AIから返ってきたものを、どこに保存するのか」
- 「いつ次のシートへ進めばいいのか」
このあたりから迷うんじゃないかなーと。
教材では7つのフォルダに分ける方法が説明されていますが、
ダウンロードした時点でワークスペースが完成しているわけではなくて。
入っているのは、README、10枚の空欄テンプレート、数値記録用のCSVなどです。
そのため、現状は「すぐに使える事業OS」というよりも
「事業OSを自分で組み立てるためのワークシート集」に近い印象を受けました。
また、9,800円という価格は、正直高いかなーと感じました。
考え方に価値がないという意味じゃないんです。
目的、元資料、作業中、完成品、確認記録を分ける。
完了条件を先に決める。
次回のために引き継ぎを残す。
どれも、Codexを仕事で継続的に使うなら大事な考え方です。
ただ、ある程度Codexを使っている人であれば、
試行錯誤するなかで自然に近い運用へたどり着く可能性があります。
一方、この考え方をまだ知らない初心者には、
テンプレートを実際の仕事へ組み込むまでの説明が足りません。
つまり、使い方が分かる人には既知の内容が多く、
いちばん必要としている初心者には使い始めるのが難しい。
ここが、9,800円という価格を高く感じた一番の理由です。
9,800円という価格から僕が想像したのは、
・完成済みのフォルダ一式
・記入済みの具体例
・CodexやClaude Codeへ渡すところからの実演
・最初の仕事を完成させるまでの一本道
なども用意された状態でした。
今の内容では、考え方を理解して、自分の仕事に置き換え、
実際の環境を組み立てる作業が、購入者側にかなり残っています。
ただ、一度使い方を理解できれば、繰り返し使える型にはなっています。
目的、入力、完成条件、安全確認、引き継ぎまで一式で考えられているので、
継続運用の再現性は高いと思います。
だからこそ、最初の1回をもっと丁寧に案内してほしいです。
完成済みのワークスペース、記入済みの見本、そして「まずここを開く→ここだけ書く→AIにこう渡す→結果をここへ保存する」という操作手順が加われば、初心者でも価値を実感しやすくなると思います。
考え方はいい。繰り返し使える型もある。
ただ、初心者がその型を使えるようになるまでが
まだ足りないかなぁと。
この部分が補われれば、9,800円という価格にも納得しやすくなり、
初心者にも勧めやすい教材になると思いました。