この記事では初心者がゼロからPythonを学んで案件を取れるようになるドリルです。30万文字くらいの大ボリュームで全20回で構成されてます。ポートフォリオまで作れるレベルを想定していますので、長くてきついですが、是非最後までドリルで訓練していただいて、自分の腕を上げていってください。
是非Chat-GPTなどと壁打ちしながら、ドリルを行っていただけるとより自分の身になると思います。
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今回の第1回目は「Pythonの基礎文法・データ型の使い方・制御構文・関数・オブジェクト指向など最重要の基本を徹底的に解説する」構成になっています。特に、本当にプログラミング初学者の方にも読み進めやすいよう、用語の意味や背景、コーディングの際の注意点なども丁寧に取り上げました。ぜひ腰を据えてじっくり学習してみてください。
Pythonドリル!これをすれば案件獲得レベル+ポートフォリオまで!!
第1回(全20回の1/20)
みなさん、はじめまして。社会人エンジニアのWatataと申します。
これから始まる連載「Pythonドリル!」では、プログラミング未経験の方でも基礎からじっくり学習を進め、最終的にはPythonの案件を獲得できるレベルを目指していきます。さらに、自分の成果物(ポートフォリオ)を作成するところまでサポートしていく予定です。
第1回となる今回は、Pythonの導入や環境構築、基本的な文法、データ型、制御構文、関数、オブジェクト指向など、プログラミングで最低限押さえておくべき超基本事項を徹底的に解説します。解説だけでなく、ところどころで演習問題(ドリル)を用意し、最後には解答例も示します。学習効率を高めるためにも、ぜひ実際に手を動かしてコードを書きながら読み進めてください。
この記事は、全20回シリーズの「1/20」にあたりますが、各回1万~2万文字以上という大ボリュームになっており、学習教材としても十分活用いただける内容です。まずは第1回の学びを完全に自分のものにし、しっかりと理解を深めていきましょう。
目次
- はじめに:Pythonとは
- 1-1. Pythonの特徴と強み
- 1-2. Pythonの利用分野
- 1-3. なぜ今Pythonを学ぶのか
- Pythonの開発環境構築
- 2-1. Pythonのインストール方法(Windows / Mac / Linux)
- 2-2. エディタ・IDE選択のポイント
- 2-3. 仮想環境(venv)の活用
- Pythonの基本文法
- 3-1. スクリプトの書き方・実行方法
- 3-2. コメントの使い方
- 3-3. インデント(字下げ)の重要性
- 変数とデータ型
- 4-1. 変数とは何か
- 4-2. Pythonの主なデータ型(int, float, str, bool, None)
- 4-3. 型変換(キャスト)
- 4-4. 演算子(算術演算子、比較演算子、論理演算子)
- 文字列操作の詳細
- 5-1. 文字列の宣言方法と連結
- 5-2. 文字列フォーマット(f-string, format)
- 5-3. 主要な文字列メソッド
- 制御構文(if, for, while, break, continue)
- 6-1. if文:条件分岐の基本
- 6-2. for文:繰り返しの基本
- 6-3. while文:条件ベースの繰り返し
- 6-4. break・continueでループを制御
- 基本的なデータ構造
- 7-1. リスト(list)
- 7-2. タプル(tuple)
- 7-3. 辞書(dict)
- 7-4. セット(set)
- 関数の定義と使い方
- 8-1. 関数を使うメリット
- 8-2. 関数の基本構文
- 8-3. デフォルト引数、可変長引数(*args, **kwargs)
- オブジェクト指向プログラミング(クラスとオブジェクト)
- 9-1. クラスの基本構文
- 9-2. インスタンス生成
- 9-3. 継承
- 例外処理
- 10-1. try-except構文
- 10-2. finally節
- 10-3. 例外処理が重要な理由
- 総合演習(ドリル問題)
- 11-1. 小問題(各項目ごとの演習)
- 11-2. 大問題(総合的なミニアプリづくり)
- ドリル解答例
- 次回予告
1. はじめに:Pythonとは
1-1. Pythonの特徴と強み
Python(パイソン)は、コードがシンプルで読みやすく、初心者でも習得しやすい高水準プログラミング言語です。インデント(字下げ)を使ってブロック構造を明示するという独特のルールがありますが、そのおかげで可読性が高く、保守性にも優れています。
- シンプルな文法:複雑な記号や宣言が少なく、英語の文章に近い感覚で書ける。
- 大規模で充実したライブラリ:標準ライブラリからサードパーティ製ライブラリまで、豊富な機能が用意されており、多種多様な開発に活用できる。
- 学習リソースが豊富:世界中で人気が高く、書籍やオンライン教材が充実。エラーでつまずいても検索すれば解決方法が見つかりやすい。
1-2. Pythonの利用分野
Pythonは非常に汎用性が高く、以下のような分野で広く使われています。
- Webアプリケーション開発フレームワーク:Django、Flask、FastAPIなど
- サーバサイドの構築やAPI開発に便利
- データ分析・機械学習・AIライブラリ:NumPy、Pandas、scikit-learn、TensorFlow、PyTorchなど
- 大量データの処理やAIモデルの学習に欠かせない存在
- スクレイピング・自動化ライブラリ:requests、Beautiful Soup、Seleniumなど
- Web上の情報収集やルーチンワークの自動化に活用
- IoT、組み込みRaspberry Piなどの小型PCでPythonがよく使われる
1-3. なぜ今Pythonを学ぶのか
昨今、AI・データサイエンスのブームが続いており、Pythonエンジニアの需要はますます高まっています。またWeb開発や自動化の分野でも案件が豊富です。「初学者に優しい」「汎用性が高い」「需要が大きい」という三拍子が揃っているため、最初のプログラミング言語としても、新たなスキル習得としても最適なのです。