黒井:「News U.S. AI Tips」用の談義を始めてもいいか?先日こういう記事があったんだけども。タイトルは「AI時代の適切な規制との向き合い方」で暫定。
英児:真面目路線で行くんすか?
黒井:100円未満の有料記事を出せないなら、無料で全開放しながら「AIやChatGPTに関する談義」の記事を不定期で配信しようかと思ってな。英児も何かあれば記事のテーマを出してほしい。有料企画はその後だ。
英児:グラビアアイドルの話題は、アドセンス無しの方がしやすいっすね。
ワトソン君:アドルセンスって何ですか?
黒井:混ざってるぞww
実在するアイドル浅倉某にそっくりだったことで大問題に
黒井:まず記事の要約から。
大手出版社の週刊プレイボーイ編集部が画像生成AIを使用して作成した「AIグラドル写真集」が、販売終了となりました。この写真集の販売終了の理由として、以下のような問題点や指摘があったようです。
著作権の問題: AIが学習に使用した画像の権利関係について、十分な検討がなされていなかったとの指摘がありました。生成AIが他のグラビアアイドルやカメラマンの作品を模倣することで、関係者の活躍の場を奪ってしまう可能性があると危惧されました。
実在アイドルへの類似性: AIグラドルの「さつきあい」は実在するアイドルに似ているとの指摘もありました。これにより、実在するアイドルの人格権やイメージ権の問題が浮上する可能性がありました。
商業化への課題: AIの技術には大きな可能性がありますが、商業化する際には多くの課題が存在します。週刊プレイボーイ編集部は、制作過程においてAI生成物の商品化について慎重に考えるべきであったと判断し、販売終了となったと説明しました。
AIグラビアに関する議論はまだ進んでおり、AI技術の著作権や利用範囲などについて明確なルールが存在しないため、グレーゾーンが多く存在します。特に生成AIを使用してグラビア画像を作成する場合、生身のアイドルが行っている仕事を奪う可能性や、過激な衣服やポージングを作り出すことで通常のグラビアにお金を使わなくなる懸念があります。
この問題について、ニュース解説YouTuberである「The HEADLINE」編集長の石田健氏は、AI生成物による著作権問題の難しさや、生成AIの作成過程がブラックボックスであるため罪に問いにくいことなどを指摘しました。また、出版社や関係者は問題解決のために積極的に著作権などの議論に参加するべきだと述べました。
ただし、この件が批判を受けたからといってAIの話題を避けるべきではなく、議論を進めていくことが望ましいとされています
黒井:次にコメント欄の要約。2ちゃんではスレが立っていなかった。
・AIの進化は素晴らしいが、過度に進化させると問題が発生する可能性もある。AIの発展には法整備が必要であり、テクノロジーは人間の生活を便利にするために存在するべきだと考えられる。
・AIの生成データには著作権や肖像権の問題があり、解析可能な過程を表示する義務があるべきだ。AIの利用は注意が必要であり、データの収集元情報を明示する必要がある。
・AIグラドルについては実在する人物に酷似していなければ問題はないと考えられるが、アングラなAIグラビアが懸念される。法整備が早急に進められるべきである。
・AIによるグラビアアイドルは実物を見る機会が少ないため、AIで生成されたものとの差異はあまりないと思われる。AIの生成技術が向上すれば受け入れられる可能性もある。
・AIの利用はガイドラインが必要であり、適切な法整備が行われるべきだ。SNSやYouTubeなどに既にAIアイドルが掲載されており、問題の本質を見極める必要がある。
・近年、デジタルなものが人間の不自由さを引き起こす側になっていると感じる。AIグラドルの流行により、存在しない人に対する憧れや恋愛が生まれ、人口減少の要因にもなりかねない。AIの可能性と同時に恐怖も感じる。
漫画村を潰して著作権侵害は許さない宣言した集英社、グラビア画像を学習してAIグラビアを発売↓文化庁がAI画像は類似性が有れば著作権侵害と発表↓集英社のAIグラビアが実在の人物にそっくりな事が発覚↓写真集販売停止して逃亡
著作者守るために漫画村潰したんじゃないの?これで良いのか?
ワトソン君:ソックリじゃないですか!
英児:マジっすか?集英社、やっちゃいましたね…
黒井:よりにもよって自社の雑誌に掲載していたグラドルを真似てしまったというのは、逆にわざとやってるんじゃないかとも思えるよな。「集英社がやらかした」という体にして、AI規制の世論形成が本当の狙いだった的な。
英児:事前に誰も気付かなかったんすかね?怪しいっすね。
ワトソン君:黒井さんは最初から陰謀論ですね(笑)
AIアイドルの写真集やアニメ画像はハイリスク
黒井:別にここで陰謀論を展開するつもりはない。無料部分だし。とにかくAIは規制の方向、これは確定事項だ。ならば我々としても何か対策を講じて、まだ少数だがNews U.S. AI Tips読者にもメッセージを発信する必要があるよな。
英児:やっぱ人物とアニメはハイリスクだと思いまっすね。Stable Diffusionも使わない方がいいっす。
黒井:うむ。俺がこの前News U.S. レポートの有料部分で話したような規制内容に収束していくんじゃないかと踏んでいる。人の写真は本人と見分けがつかないとか、フェイクに悪用されるといった点でまずい。
英児:一応対策はしてるんで。プロンプトだけならグレー寄りのホワイトだと思ってます。
黒井:まあそうだな。生成AIの規約を見ても画像生成する本人が責任を持つことになるし、「※ただし個人的な利用に限る」的な一文を入れれば何とかなるだろう。ひとまずその方向性で進めよう。
アニメ画像の画風を「あえて遠ざけるテクニック」は有料級
英児:アニメ画像でも画風を遠ざけるテクニックもあるんで、後で共有しますね。
黒井:何だそりゃ?有名なイラストレーターからってことか?
英児:そうっす。これ以上は有料級っすね。
ワトソン君:ミドさん、ボクは必要ですか?
英児:ワトさんにはYahooの監視をお願いしたいっすね。僕だけだと手が回らないんで。
黒井:それは日常業務の一環だ。AI関連報道の割合を増やすことにしよう。世論の動向を探りながらAI情報のどれを強調して発信していくかを入念に検討する。
英児:真面目路線っすね!僕はいいと思います。
黒井:堅物で悪かったなww