こんにちは、リキッド通販ショップの店長のカンナビノイドニキです。
この記事では、私たちが厚生労働省へ意見公募手続受付期限延期を求める文書について説明します。
要約
以下の文書は、2024年5月30日に厚生労働省が発表した意見募集（パブリックコメント 案件番号495240035、0036、0037、0038）の期限を延ばしてほしいというお願いです。
今回、厚生労働省は意見を募集する期間を30日と決めましたが、これは法律で決められた最短の期間なので、適法ともいえます。
でも、正しい意見を言うためにはもっと時間が必要だと考え、以下の文書を送ることにしました。文書を送ることで、将来何か問題が起きたときに、私たちが意見を伝えていたことの証明もできます。
以下の文書は法律的には強くありませんが、たくさんの人が送れば厚生労働省が期限を延ばすかもしれません。同業界の方やCBDに関心がある方は、ぜひみんなで厚生労働大臣宛に「意見募集の受付期間延長の申立書」を送りましょう。ご確認よろしくお願いします。
詳細
本記事では、当店から厚生労働省へ送付する、2024年5月30日に厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課によって公示がされた意見公募手続(パブリックコメント)、案件番号495240035乃至案件番号495240037に対する、受付期限の延期を求める文書を紹介しています。
残念ながら、厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課が今回定めた上記の意見公募の受付締切期間の30日は、行政手続法上の最小日数であるため、この日数だけを持って、同公募の法律違反を追求することは難しいと言えます。
同じく同意見公募手続の受付期限の取り消しのために行政不服審査法の援用を得られるかは明確ではありません。むしろ行政不服審査法の「処分」の射程に、省庁の「命令」及びその命令に係る「処分」の前段階である、「意見公募」は含まれないとの解釈を同省ではしています。
しかしながら、一般には、1. 関連資料の量が多く、十分な検討時間が必要、2. 意見を取りまとめるために関係者との調整が必要、3. 公示された情報が不十分であり、追加の情報を求めているなどの理由によって、意見公募の受付日の延期は認められるべきでもあり、また正式に文書として抗議の意味も含めて通知することは、今後同省による「命令」と、その「処分」に係る「行政訴訟」及び「行政不服審査請求」の際などに、厚生労働省が国民の不利益の予見ができたことを明らかに、また反論の余地をなくすための一助になると考えます。
- 意見公募手続受付期限延期の申立書(Google Doc)
- 別紙1 理由(Google Doc)
- 意見募集の画面コピー(PDF)
上記文書は、上述のように現在法的根拠を有さないものとなっているため、送付による延期の確度は低いですが、送付件数によっては、当然厚生労働省の再検討する理由にもなりえますので、お忙しいところ恐縮ですが、同業界の方やCBDの将来について懸念を覚える、皆様とぜひ意見交換、及び厚生労働大臣宛の延期及び抗議の申立文書を送付したいと考えています。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
意見募集の受付期間延長の申立書の郵送先
〒100-8916
東京都千代田区霞が関1-2-2
電話番号 03-5253-1111（代表）
厚生労働省 御中
「意見募集の受付期間延長の申立書」在中
送付元
XXXXXXXXX
本件問い合わせ先
補足: 記事購入（カンパ）について
上記文書にない審査請求書を当店では同時に提出しています。またその審査結果をこの記事の購入特典（カンパ）とさせていただきました。この「審査請求書」自体も簡易なものですが、命令の制定後の、例えば原料破棄などの実際の処分に至った際にも流用ができるフォーマットになっています。
※ 審査請求の結果が届き次第、この記事を更新します。
※ 「意見募集の受付期間延長の申立書」だけでも行政によって十分評価されます。
※ 1,500円という金額は民法における書類作成及び提出の基本費用です。
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