
「あれ、おれずっと童貞のままじゃね?」

アブノーマル博士
- 華やかなキャンパスライフ
- バイト先での恋愛
- 彼女と過ごすクリスマス
大学に入ったら、きっと童貞の誰もが一度は夢見るだろう。
かつての俺もそうだった。
俺もかつて一人の童貞だった。
大学入学式のあの日、希望と妄想と性欲で胸とち〇こをいっぱいに膨らませていた。
だけど現実は違った。
何も、何ひとつ起きない。 授業を受けて、家に帰って、シコって賢者タイムで寝落ちをする――ただ、性欲を持て余しながら日々が虚しく過ぎるだけ。
最初はそれでも
「"いつか"俺のことを好きな、えっちな女の子が現れて何か起きるはず」
なんて童貞らしい淡く儚い期待をしていた。
ただその「いつか」は、いつまで経っても訪れない。
そう、俺はそこでようやく気づいたんだ。
- 「あれ、おれずっと童貞のままじゃね?」
このことに気づいてから、俺の人生の第2章が始まったんだ。。。
アブノーマル博士