
日中七十二候:冬至三候 12月22日~1月4日頃

ShiQi 時祺

冬至初候:12月22日~12月26日頃
中国:蚯蚓結(きゅういん むすぶ) 蚯蚓が(ミミズ)地中で塊となる。
日本:乃東生(だいとう/ないとう/なつかれくさしょうず) 夏枯草(カゴソウ/ウツボグサ)が新しい葉を出す。
小学館の『園芸植物大事典1』によると「・・・花が終わるころから茎の基部により短い走出枝を伸ばし、その先に新しい株をつくって越冬する。」
下の写真では走出枝らしきものは確認出来ないが、地表近くに越冬葉を広げ、寒い冬を越していくウツボグサの姿が見られる。

冬至次候:12月27日~12月31日頃
中国宣明暦と日本略本暦:麋角解(びかくげす/さわしかのつのおつる) 大鹿が角を落とす。

冬至末候 :1月1日~1月4日頃
日本:雪下出麦(せつかむぎをいだす/ゆきわたりてむぎのびる) 雪の下で麦が芽を出す。
中国:水泉動(すいせん うごく/しみずあたたかをふくむ) 凍らない地中の泉の水が涌き出る。
