両建ては片建てと違って守りを固められます
手堅くトレードしていけます
ただ両建てというだけで
「利益の保存しようが損の保存しようが結果は0 何も変わらない」
という人がおられます
しかしそれは単なる誤解なんです
両建てというのはそれだけ「メンタルに対してのトレードへのポジショニングが高まる」という事になります
トレードはメンタルが重要です
メンタルでないのなら、自動売買やシストレの方が相場へ向いています
しかし自動売買やシストレはどうでしょうか?
結果は昔より成績が優秀なロジックが見つかっているので
最近のものですと成績は良いですが、やはり相場が変わるとそれだけ厳しくなります
かといって片建てを始めるにしても
損失を出した時点から体力負けをしてしまいます
相場に対しての適応力はメンタルでやられがちです
相場で勝ち生き残るには
守りを固める必要があります
1年は相場で生き残れ と言われているように取引資産を守るってかなり重要です
目的は儲ける事ですけど、その為に取引する資産を無駄に失っても意味がありません
両建ては守る事も攻める事もどちらも可能です
両建てはメンタルを一度リセットして、取引を再開するような役割があります
トレードで取引資産を守る為にも両建てはかかせません
両建ての役割は取引で負けなくする為です
ですから利益の保存はどちらでも構いません
損の保存はしっかりつけていってください
両建てでの戦略は主に損の保存をする事での
メンタルリセットです
メンタルリセットの役割は小さく見えますが
実際はかなり大きな結果を生み出します
個人トレーダーが 損を減らす事に関心を示さないのと同じで
実際一番重要な問題です
損失を出す という事は 同時にメンタルに入り込むという事になります
損失を認めないとトレードというのは繰り返し増資を促せません
何故なら損失を認められなければ、あるのは最後に大損という事だからです
当然の結果ですが、利益が出てる間は忘れやすいのです
損失を出す という観点がそもそもメンタルに影響を及ぼすので間違っているのです
ですからそれを損の保存を使って何事もなかったかのようにリセットすればいいのです
片建ての時と違い
両建てによる損の保存はそこまでメンタルがダメージを受けにくいです
テクニカル分析がある場合と何も分析を付けていない場合で
トレードして利益が変わるように
見えない部分でのメンタルに影響を及ぼし結果が変わります
基本的には
1週間~2週間で一括決済を考えてください
自分は1週間分でやり直しています
ロジックがスイングの場合は長くて良いのですが
あまり持っても意味がないので
また両建ての場合
あまり利益は期待しないでください
両建てする事で余計なスプレッド分など積んでいきますから
損の保存をして
メンタルをリセットして
次のトレードを狙います
トレードチャンスが来た時に取引を再度開始します
利益が伸びて確定基準になれば、利確します
損失状況はこの時考えません
損の保存というのは、損切りしている事を重視しない事ですから
損への意識を極力入れません
両建ての最大限の強みは損の意識を薄める事です
その上でのトータルでの結果を良くする行為なんです
メンタル強化の為に両建てを行います
それでメンタルが鍛えられたうえで片建てにするのです
最初に自転車を覚えるときのような要領なんですね
相場ではメンタルで成績が変わりますから
両建てではメンタル強化がメインであり
両建てのままトレードで利益出す人もおられます
損意識が薄くなるトレードで結果を出せるようになるまで両建てでやってみてください




