■ はじめに
この記事では、Excelの表をPythonで読み込み、件数の集計やクロス集計を自動化する手順をまとめます。題材は、実際に私が集計した「動画695件の分類表」(4シート・約44万バイトのxlsx)です。
フィルターとピボットテーブルで毎回手作業していた集計を、1回スクリプトにしておけば、表が更新されても同じ手順で再集計できます。
■ 対象読者
・毎月・毎週、同じExcel集計を手作業で繰り返している方
・Pythonを少し触ったことがあり、実務で使う最初の題材を探している方
・見出し行が1行目にない「人が見るための表」を機械で読みたい方
■ この記事で分かること
1. Excelをpandasなしで読む最小構成(openpyxl)
2. タイトル行や説明行がある表から、見出し行を自動で見つける方法
3. 件数集計・クロス集計を数行で書く方法
4. Windowsで日本語の表を扱うときに実際に出たエラーと対処
5. AI(Claude Code)に集計スクリプトを作らせるときの指示の出し方
■ 全体像:4ステップ
・ステップ / やること / 使うもの
・1. 構造を見る / シート名・行数・先頭数行を書き出す / openpyxl
・2. 見出しを特定 / 見出し行の位置を探し、行を辞書にする / Python標準
・3. 集計 / 件数・クロス集計を出す / collections.Counter
・4. 書き出し / 結果をUTF-8のテキストやCSVに保存 / Python標準
