FIRE・・・憧れますよね。
朝の満員電車に揺られながら・・・ 無意味な会議に参加しながら・・・ 月曜日の朝、会社に行きたくないと思いながら・・・
FIREできたらなぁ~と
ただし、FIREの代名詞である完全FIREは、「億単位のお金を持ってる人や高年収の人の話」です。
例えば、余裕のある生活費が月50万円なら、年間では600万円、30年間では1億8,000万円、40年間では2億4,000万円が必要になります。
この生活費を資産や運用だけでカバーするのは、ハードルが高すぎます。
ハッキリ言います、ここを目指すのはやめましょう。
ならばどこを目指すのか、まずはバリスタFIREです!
バリスタFIREとは、資産運用をしながら、負担の軽い仕事を続ける生き方のことです。
例えば、生活費が月30万円なら、月18万円だけ働いて稼ぎ、資産運用で月12万円賄うことです。このように考えると、ハードルはぐっと下がります。
またこのような働き方にすることで、会社への依存度を減らすことができます。
ある意味、「人生の主導権を取り戻す」言っても過言ではありません。
私がバリスタFIREした理由は、まさに「会社への依存度を減らしたい」ということでした・・・。
前職で約25年勤めた会社がファンドに買われ、会社の方向性が大きく変わり、リストラが始まりました。
私のようにリストラが始まる前に転職した人もいれば、最後までしがみつく人もいました・・・中には精神的なダメージを受け、メンタルクリニックへ通院をする人もいました。
この出来事をきっかけに、会社に依存することが如何にリスクが高いかを身を持って経験しました。
会社への依存度を最小限にした生き方をしたい・・・と思っていた中、出会ったのが「バリスタFIRE」という生き方でした。
現在、バリスタFIRE中の私が、株式投資初心者でも目指しやすいバリスタFIREまでのロードマップを、わかりやすく解説していきます。
読み終わる頃には、バリスタFIREするために
- 自分にはいくら必要で
- どのように資産を増やしていけば良いのか
- どんな順番で何をすれば良いのか
が明確になっていると思います。
結論 バリスタFIREは「株式投資(投資信託+個別株)×設計」で現実になる!
現在バリスタFIRE中ですが、今後サイドFIRE、最終的にはFIREを目指しています。
まずバリスタFIREする上で、検討すべきことはこの5つです。
- いくら必要か(必要資産の計算)
- 現在の資産の確認(バリスタFIREの原資の確認)
- 制度をどう使うか(新NISA・iDeCo・税金)
- どう増やすか(株式投資の設計)
- どう取り崩すか(バリスタFIRE後の運用・暴落耐性)
FIREとは? その種類について
FIREとは、英語の頭文字を取った言葉で、「経済的に自立して、早めに仕事から自由になる」という考え方です。
- F:Financial(経済的な)
- I:Independence(自立)
- R:Retire(退職する)
- E:Early(早く)
またFIREには大きく4つの種類があります。
完全(ファット)FIRE
旅行・趣味・ゆとりを維持してのFIRE、当然、必要資産も多くなります。
リーンFIRE
生活費を低めに抑えて、早期に自由を勝ち取る家計最適化が得意な人向けのFIREです。
サイドFIRE
投資収益+少し働く(個人事業主)で成り立たせるFIREです。バリスタFIREとの違いは、働き方が雇用ではなく個人事業主という点です。
バリスタFIRE
投資収益+少し働く(副業・パート・ゆるい仕事)で成り立たせるFIREです。いきなり個人事業主とならない点も含めて、現実的で再現性が高いです。
バリスタFIREを目指すために、何をすべきかみていきたいと思います。
投資でバリスタFIREするための必要資産の計算
まずは自分にどのくらいの資産があれば良いかを考える必要があります。そこでよく活用される考え方が4%ルールです。
4%ルールとは何か
4%ルール(4% Rule)は、退職・FIRE後に「初年度に資産の4%を引き出し、以後はその金額をインフレ率に合わせて増やす」という取り崩しルールです。このやり方で、株式等の分散ポートフォリオを前提に、歴史データ上は「25年程度」資金が尽きにくかった、という研究(いわゆる安全引き出し率:SWR)から広まりました。
例えば、
- 資産が 5,000万円 ある場合
- 5,000万円 × 4% = 200万円 を毎年取り崩す
4%ルールの注意点!
4%ルールをそのまま当てはめると支出の見積り甘くなりますので、次を加味しましょう。・インフレに応じた%の上乗せ・税金(譲渡益・配当課税、住民税)・社会保険(国民健康保険・国民年金)・大型支出(車・家電・教育・住居修繕)
また取り崩しについては後述しますが、定率と定額を組み合わせる方法が現実的です。
年間支出別・必要資産をだしてみよう
年間の支出別に必要資産を見てみましょう。
年間支出が300万円の場合、約4%で取り崩しをしても25年資産が尽きにくい資産額が7,500万円という意味です。
また3%しか取り崩しをしない場合は、資産額が1億円必要になります。
年間支出300万円
- 4.0%:7,500万円
- 3.5%:8,570万円
- 3.0%:1億円
年間支出360万円
- 4.0%:9,000万円
- 3.5%:1億286万円
- 3.0%:1億2,000万円

皆さんの年間支出はどのくらいになるのか、実際に以下の各項目の年間支出を算出してみましょう!
- 固定費:住居費、保険料、通信費、税金などの毎月必ず発生する費用
- 変動費:食費、光熱費、交通費、娯楽費など月によって変動する費用を年平均で算出
- 予備費:突発的な出費に備えて、月々の支出の10〜15%程度を追加
また同時にどの固定費が削れるのかも確認してみましょう。
バリスタFIREは投資だけでなく、支出の最適化も必要です。
月3万円の固定費削減は、年間36万円の確定利回りと考えることができます。
ちなみに私が削った項目はこれです。
- 通信費(格安SIM)
- サブスク(見直し)
- 保険(掛け捨て最小限へ)
- 車(所有→カーシェア)
- 住居(賃貸→購入)
- 通信費(格安SIM)

この固定費削減を加味した上で、私たち夫婦の年間支出は360万円となりました。
皆さんは、どのくらいの年間支出になりましたか?
私たち夫婦の場合は、4%ルールで考えると9,000万円の資産が必要となりますが、今の資産やこれからの資産を加味してどのくらい資産でカバーできるのか、労働収入はどのくらい必要か、を算出したいと思います。
現在の資産の確認(バリスタFIREの原資の確認)
次に、現在の資産がどのくらいあるのか確認してみましょう。
資産マップで全体像を可視化する
カテゴリ別(現金・預金、投資資金、不動産、年金・保険、スキル資産)にどれだけの資産があるのかマップを作成してみましょう


私たち夫婦の資産は以下のようになりました。
