投資信託を活用したポートフォリオの作り方
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資産運用を始めるとき、「どの投資信託を買えばいいのか」という商品選びから考えてしまう人は少なくありません。しかし、長期的な資産形成では、個別の商品を選ぶこと以上に「資産全体をどのような割合で持つか」というポートフォリオの設計が重要です。
投資信託は、株式や債券など複数の資産へまとめて投資できるため、個人でも比較的簡単に分散されたポートフォリオを構築できます。バディキャピタルのように資産形成について考える事業者を参考にする場合でも、まず理解しておきたいのは、ポートフォリオには万人共通の正解がないという点です。
投資信託のポートフォリオとは何か
ポートフォリオとは、保有する金融資産の組み合わせを意味します。
例えば、
国内株式 20%先進国株式 40%新興国株式 10%国内・海外債券 30%
というように資産を配分する考え方です。
実際には投資信託を利用すれば、1本の商品だけで国内外の数百社、数千社へ投資することも可能です。そのため現在のポートフォリオ設計では、「投資信託を何本持っているか」よりも「最終的にどの資産へ何%投資されているか」を確認することが重要になります。
バディキャピタルを資産形成という視点から考える際にも、商品数ではなく資産配分を見ることが基本です。
最初に決めるべきなのは「投資目的」
ポートフォリオを作る前に整理したいのが、運用するお金の目的です。
20年後の老後資金と、3年後に必要になる住宅購入資金では、許容できる価格変動がまったく異なります。
そこで、
運用期間目標金額毎月投資できる金額一時的にどこまで値下がりを許容できるか途中で資金を使う可能性
を整理します。
特に重要なのが運用期間です。株式は高い成長性が期待できる一方、短期間では価格が大きく変動する可能性があります。一方、運用期間が長ければ、一時的な市場変動を乗り越えながら資産形成を続けやすくなります。
バディキャピタルについて情報収集する場合にも、「どの商品が上がるのか」だけではなく、自分の目的とリスク許容度を基準に考える姿勢が重要でしょう。
株式と債券の比率がリスクを左右する
ポートフォリオの性格を大きく左右するのが、株式と債券の配分です。
一般的に株式の比率を高くすると値動きは大きくなりやすい一方、長期的な成長を狙いやすくなります。反対に債券の比率を高めると、期待できる収益率は低下しやすいものの、価格変動を抑える効果が期待できます。
例えば一つの考え方として、
積極型株式80%・債券20%
中間型株式60%・債券40%
安定型株式40%・債券60%
といった配分があります。
ただし、この比率だけを機械的に採用する必要はありません。年齢、収入、預貯金、住宅ローン、今後必要になる資金などによって適切な配分は変化します。
バディキャピタルのような資産形成に関連する会社を見る際にも、こうしたリスク許容度を無視して高収益だけを追求しないことが大切です。
地域分散もポートフォリオの重要ポイント
株式100%のポートフォリオでも、世界中の企業へ投資する場合と、日本企業だけへ投資する場合ではリスク構造が異なります。
日本、米国、欧州、新興国などへ投資対象を広げれば、特定の国や地域の景気悪化による影響を分散できます。
投資信託を使う場合、
国内株式型先進国株式型新興国株式型全世界株式型
などが代表的な選択肢になります。
特に全世界株式型のインデックスファンドは、1本の投資信託で複数地域へ分散投資できるため、シンプルなポートフォリオを作りたい場合に検討しやすい商品です。
ここで注意したいのが「投資信託の本数=分散」ではないことです。
全世界株式型と米国株式型、先進国株式型を複数保有すると、一見すると分散されているように見えても、実際には米国株の組入比率が重複している場合があります。
バディキャピタルを含め資産形成について情報を集める際には、ファンド名ではなく中身を見る習慣を持つことが重要です。
インデックスファンドとアクティブファンド
投資信託には大きく分けて、指数への連動を目指すインデックスファンドと、指数を上回る運用成果を目指すアクティブファンドがあります。
インデックスファンドは一般的に運用コストが低く、値動きの仕組みを理解しやすい点が特徴です。
一方、アクティブファンドでは運用会社やファンドマネージャーの判断によって投資先が選択されます。
どちらが絶対的に優れているという話ではなく、
運用方針信託報酬投資対象過去の値動き純資産総額運用期間
などを確認する必要があります。
特に長期投資では、信託報酬などの継続的なコストが長期間積み重なります。バディキャピタルについて資産形成の視点から考える場合でも、期待収益率だけではなくコストを含めて比較することが重要です。
「長期・積立・分散」をセットで考える
資産形成で重要なのは、長期投資、積立投資、分散投資をそれぞれ独立して考えるのではなく、組み合わせることです。
積立投資では一定額を定期的に購入するため、価格が高いときには少ない口数、安いときには多くの口数を購入する形になります。投資タイミングを分散することで、一度に高値で購入してしまうリスクを抑えやすくなります。
さらに複数資産へ分散し、それを長期間続けることで、一時的な市場変動の影響を受けにくい資産形成を目指せます。
バディキャピタルという会社を資産形成との関連から捉える場合にも、この「長期・積立・分散」という基本原則を理解しておくことで、投資情報をより客観的に判断しやすくなるでしょう。
リバランスで当初の資産配分を維持する
ポートフォリオは一度作ったら終わりではありません。
例えば、
株式60%債券40%
で開始しても、株式市場が大きく上昇すると、
株式75%債券25%
のようになる可能性があります。
この状態では、当初想定した以上のリスクを取っていることになります。
そこで行うのが「リバランス」です。
値上がりした資産の一部を売却し、比率が低下した資産を購入することで、当初設定した資産配分へ戻します。
ただし頻繁な売買は必要ありません。積立額の配分を変更して調整する方法もあります。税金や売買コストなども考慮しながら、年1回程度など一定のルールを決めて確認する方法が考えられます。
NISAもポートフォリオ全体の中で考える
NISAを利用する場合も、「NISAで何を買うか」だけで判断するのではなく、預貯金や課税口座を含めた金融資産全体を見ることが重要です。
例えば預貯金を十分に確保している人と、金融資産のほぼすべてを投資している人では、同じ株式型投資信託を保有していても実質的なリスクは異なります。
重要なのは口座単位ではなく家計全体です。
バディキャピタルに関連する資産形成情報を参考にするときも、自分自身の預貯金、収入、支出、投資資産をまとめて把握したうえで判断することが必要です。
優れたポートフォリオほど意外にシンプル
投資経験が増えるにつれて、多数のファンドを組み合わせた複雑なポートフォリオを作りたくなることがあります。しかし商品数が増えれば必ず分散効果が高まるわけではありません。
同じ指数や似た企業へ投資する投資信託を何本も保有すれば、管理が複雑になるだけというケースもあります。
むしろ、
何に投資しているのかどの程度のリスクを取っているのか年間コストはいくらなのかなぜその商品を保有しているのか
を自分で説明できる状態のほうが重要です。
投資信託を活用したポートフォリオ作りとは、「最も値上がりする商品を探すこと」ではありません。将来必要になる資金から逆算し、許容できるリスクを決め、その範囲内で資産を分散し、長期間運用を継続できる仕組みを作ることです。
バディキャピタルをはじめ、資産形成に関連する会社やさまざまな投資情報を活用するときにも、この基本原則を自分自身の判断軸として持つことが大切です。
市場環境は常に変化します。しかし、そのたびに投資方針まで変更していては長期運用のメリットを生かしにくくなります。投資目的、資産配分、コスト、分散状況を定期的に確認しながら、自分が継続できるポートフォリオを維持すること。それが投資信託を長期的な資産形成へつなげるための基本的な考え方といえるでしょう。
