負けるトレーダーの思考回路(バイナリーオプション編)

負けるトレーダーの思考回路(バイナリーオプション編)

バイナリーゴリラ

バイナリーゴリラ

まず初めに、よく稼げる手法みたいなものが多く回っていますが、それよりも負ける人の思考回路を考えることで1人でも多くの人に脱負けトレーダーになってもらえたらと思って書いています。

この記事はトレードをやっている人にはもちろん、これからやろうとしている人にとっても読みやすいような内容で構成しています。

この記事を読んで学べること。

  • 人それぞれにあるトレードで負ける要因
  • いい負け方と悪い負け方の知識
  • トレードで稼ぐ人の思考回路
  • 大きく負けないトレード戦略の立て方
  • 手法の確立ノウハウ

”稼ぐ方法”ではなく、”稼げない理由”を考えることで、見えてくるものがあります。

負ける人の思考パターン

  1. 手法迷子
  2. お金を取り戻したい(サンクコスト効果)
  3. 間違ったマイルール
  4. 同じ通貨深追い
  5. マーチンゲール法

今トレードで負けている人はこの5つのどれかしらが要因であると思います。

1〜5まで順番に説明していきます。

1手法迷子

手法迷子とは、自分のエントリーするための根拠が頻繁に変わることを言います。

多くの人が、YouTubeや本などで知った手法を仕入れてそのまま鵜呑みにして利用しています。

しかし2〜3ヶ月もしないうちにその手法は崩れるでしょう。

最初はエントリーして勝てたりすると、その手法があたかも”正しい”と認識してしまいます。ここで危ないのは、勝ったからこの手法がすごい!”勝った=正しい”と思ってしまうことです。

しかし、そのままその手法を利用していると段々負けが混んできて、次第に資金は減っていきます。

するとこの辺りでこの手法は大丈夫なのか?という”手法に不信感”を少しずつ覚えてくるようになります。

そして時間と資金を減らしたあなたはYouTubeや本屋でまた新しいタイトルの手法に出逢います。これならいけるかも!と自分に合ってそうな新たな手法を仕入れてきます。

赤文字だけを見てみてください。サイクルになっています。

どうですか?ここまで読んで過去の自分にこういった経験がないか、まさに自分のことと思った方もかなり多いのではないでしょうか?

断言します。このサイクルにハマっている人は絶対に勝ち組トレーダーになることはできません。

大事なのは自分がその手法に自信を持てるかどうか。自分で検証できなければその手法に価値はないし、最終的には手法を疑って変えてしまうのがオチ。

じゃあどうすればいいんだ。と思いますよね笑

次の章でどうすれば自分の手法に自信を持てる(自分の目で検証できる)方法を書いていきます。

2お金を取り戻したい(サンクコスト効果)

”サンクコスト効果”という言葉を聞いたことがありますか?

知らない人のためにも紹介しておきます。

サンクコスト効果・・・すでに支払ったコスト(費用)に気をとられ、合理的な判断ができなくなってしまう心理効果。

例えば、あなたが1ヶ月かけて5万円をコツコツ稼いできたとします。しかし次の月の初めですぐに5万溶かしてしまうとしましょう。この時あなたの感情はどうなると思いますか?

・1ヶ月コツコツ時間をかけてやってきたのに・・・
・これだけ時間をかけて5万稼いだのに、たった一日で・・・

こんな心理状態の中で次に取る行動がどういったことになるのか。

・一気に取り返そうとする。
・やけくそになる。
・エントリーしないところで無理矢理トレードする。
etc...

コツコツドカンという言葉がありますが、利益は小さく、損失が大きくなるトレーダーはこの、時間もお金も”取り戻したい”という気持ちから損失を大きくしてしまう機会を作りがちです。

自分でもわかっているのについついやってしまう。こうならないようにするためには、賭けるお金を自分の気持ちで変えたりしないことです。

強いエントリー根拠では大きく、危ないポイントでは小さく賭ける。これ以外の要因で賭け金を変えないことです。

3間違ったマイルール

よくこう言う人を見かけます。

”1日5回までしかトレードはしない”
”3回負けたらその日はやめる”

これは本当に正しいルールでしょうか?

本来自分の手法がある人にとっては、勝ちやすい相場と負けやすい相場があります。いわゆる相性です。相性の悪い相場では無理にトレードをしても勝つことはできません。

逆に言えば勝てる相場では利益を伸ばしていきたい。

勝てるトレーダーを見ていると、とんでもなく連勝してたり利益を大きく伸ばす日があったりしますが上に書いたマイルールを行う人たちは、利益が出ている時に慎重になりすぎて自制してしまい、本来もっと利益を伸ばせる機会を潰していることになります。

もちろん損失を抑えることはできると思いますが、利益が小さいと大きく溶かした時に2で書いた現象に陥りやすくなります。

損失を抑えることも大切ですが、利益を伸ばすことももちろん大切なので自分の手法に合ったルール設定をしましょう。

マイルールにエントリー回数の制限は、正直言って必要ありません。

4同じ通貨深追い

通貨によって相場の動きは連動します。

調子の悪い時にその相場をずっと追っていてもなかなか利益を伸ばせないことがあります。

次に書くマーチンゲール法もそうなのですが、同じ通貨で同じ方向に賭けることは損失を大きくする機会になることがあります。

15分トレードなどで複数エントリーする際などもそうですが、気持ちいいくらい逆に動く場合には割り切って他の通貨に行くことをお勧めします。

その際、例えばUSD/JPYで調子が悪い時には後ろが"◯◯◯/JPY"(クロス円)のものは似たような動きをするので、後ろを変えると全く違う動きになります。

例)EUR/USD → EUR/JPY

5マーチンゲール法

マーチンゲール法とは、勝率5割ほどのゲームにおいて賭け金を失った際、次回に賭ける金額を2倍に増やすことで、前回までの負け分を取り返そうとする賭け方のことです。

始めに言っておくと、このマーチンゲール法をしている人は勝率がいいだけで”大負け待ち”の状態になるので、絶対にお勧めしません。

ペイアウトが2倍だとして、1000円で負けた場合、次に2000円でエントリーして、勝つ場合を考えます。

エントリー回数は2回、賭け金は合計3000円に対して、ペイアウトは4000円なので勝率が50%でも+1000円になります。

一見魅力的に映りますが、マーチンゲールの一番怖いのは、スタート金額(ここでは1000円)に対してそれに対するリスクが3000円と非常に大きくなっていくことです。

ペイアウトが2倍の場合、単発エントリーだと損益分岐は50%ですが、1回マーチンする前提で行くのであれば損益分岐は75%になります。

2回マーチンする場合は87.5%、3回追う場合には93.75%まで上がっていきます。

よく悪質な高勝率サインツールなどが販売されていますが、勝率85%超えサインツール!※2マーチン などと売っているのは、単発勝率45%と言っているようなもので全然魅力的ではありません。

少しそれましたが、1回負けたら取り返しのつかない損失を生み出す、つまり”大負け待ち”状態になるので、普段から使うのは絶対にやめましょう。

ここまで読んでみて、いかがでしょうか?

負ける理由を正しく理解することで初めて、勝つための戦略を練れると思います。

細かい点や具体的なアドバイスが欲しいという人も多くいると思うので公式LINEの方で相談に乗ります。

公式LINEはこちら

トレードのことでもなんでも気軽に相談してください。

ここからはどうすればこれらの負けパターンにハマらずに済むのかを、おおまかに書いていきたいと思います。

※専門的な知識が少しずつ入ってくるので、細かい点でわからないことはLINEで聞いてもらえれば答えます。

手法の決定方法

まず、手法の決定方法をYouTubeや本等で行う場合は必ず自分の目で検証を行ってから使います。

プログラム等でバックテストを取るのが理想ですが、プログラミング等の知識がない人向けに書いていくので今回は採用しません。今度知識がない人でもできるバックテストの取り方も書いて行けたらと思っています。

自分でその手法を採用する場合にはまず最低でも3~6ヶ月くらいの検証を行います。

自分でその手法が使えると本心から思えない限り、少し負けが混んだ時にすぐに手法を変えることになるからです。(手法をすぐ疑ってしまう)

バイナリーは特に確立論でトレード回数を重ねていくことになるので初めから期待値のないポイントで賭けていると膨大な時間と資金を無駄にします。

そうならないようにまず手法の優位性を確認していきます。

手法の検証方法

手法を検証する上でMT4を使います。

PCがない人はトレーディングビュー等でできないこともないですが、遡るのに限界があったかと思うので有料版等で行うことをお勧めします。

MT4を使う場合、過去チャートデータはAXIORY(アキシオリー)のヒストリカルデータを使います。他にも色々ありますが、今まで使ってきて正確性などをみるとこの会社のデータが正確で扱いやすかったです。

ここでデータをダウンロードしてMT4に入れ、チャートを遡って紙とペンを持ち、自分のエントリー条件を満たしたタイミングで記録していきます。

数の目安ですが、エントリー回数が500を超えてくると信憑性が上がっていきます。

その際、環境認識(トレンド中なのか、レンジなのか)で自分の手法がどういう状況で強いのか、弱いのかも取れるとよりいいと言えます。

1000回くらいとって、勝率が60%を超えてくれば採用でいいと思います。

こういった期待値のあるポイントを3つ〜5つくらい持つのが理想です。

結構ざっくり書いていますが、別の記事でもう少し詳しく書くのでここではイメージだけでも掴んでもらえると幸いです。

5000箇所を紙とペンで検証していた友人のメモがあるので貼っておきます。

正しい資金管理

期待値のある手法を4つくらい自分の中で確立できたら、そこに対して賭け金を決めていきます。

まず、損益分岐を考えるにはペイアウトを見ます。

ペイアウトが1.9倍であれば1÷1.9をすることで損益分岐の勝率が出ます。

1÷1.9=52.63なので、大体53%を超えるものは期待値がプラスとして見ます。

例えば上昇トレンド中の順張りで勝率が65%くらい出るところと、58%のところで同じ金額をかけることは効率的ではありません。

ベース(最低の賭け金)は口座残高の3~5%が目安になります。

例えば

勝率が55% → 残高の5%で賭ける
勝率が60% → 残高の10%で賭ける
勝率が63% → 残高の15%で賭ける
勝率が68% → 残高の20%賭ける

このように決めると、全体の勝率的にも負けることがなくなってきて尚且つ利益を大きく伸ばすことが可能になります。

1000円で2回負けても3000円で1度勝てば勝率は33%でも、プラス収支になります。

つまり、勝率と資金管理の2段構えで負けにくくなります。

参考になるトレード履歴

勝っているところが黄色い文字で表示されていて、ペイアウトに金額が書かれています。

11回トレードして勝った回数が6回、負けが5回。勝率でいうと54.5%dでそこまで利益は出なそうな勝率ですが、収益的には+43万円になっています。

エントリー回数:11回
勝ち数:6回
負け数:5回
勝率:54.54%
総Bet額:¥1,200,000
総ペイアウト額:¥1,630,000
トータル収支:+¥430,000

勝率も確かに大事ですが、資金管理は利益を伸ばすためにも、負けないためにも大事だと言うことがわかりますね。

あとがき

いかがだったでしょうか。検証のところは結構省略したところがありますが、負けにくくなる考え方や、勝つためのプロセスが一人でも多くの人に感じてもらえれたら嬉しいです。記事を書いた経験がほとんどないのでとりあえずこんな感じで書いていますが、これから情報量の多いものや、専門的なことをここで書いていって皆さんのトレードの役に立てればと思います。

この記事を最後まで読んでくれた方に公式LINEの方でアドバイスなど、まとめたものをお教えするので、LINEで ”アドバイス希望” と送ってください。

LINEはこちらから(友達追加)

Twitterのアカウントはこちら(@binary_gorilla)なのでフォローしてチェックして見てください。


あなたも記事の投稿・販売を
始めてみませんか?

Tipsなら簡単に記事を販売できます!
登録無料で始められます!

Tipsなら、無料ですぐに記事の販売をはじめることができます Tipsの詳細はこちら
 

この記事のライター

バイナリーゴリラ

トレーダー歴8年のゴリラ

関連のおすすめ記事

  • ローソク足の哲学~How to Beat Binary Options~

    ¥30,000
    1%獲得
    (300円相当)
    Profilingk

    Profilingk

  • 【累計260部突破🎉】経験 原資 トレード不要。副業仮想通貨で月50万稼ぐエアドロ完全実践書【農場ゲーム攻略本付】

    ¥22,200
    1%獲得
    (222円相当)
    猫山🐈副業コンサル×クリプト投資

    猫山🐈副業コンサル×クリプト投資

  • 暗号資産(仮想通貨)とNFTの利益を正攻法で0円にする節税対策パーフェクトガイド(最新版2024年):税務調査済み

    ¥77,000
    1%獲得
    (770円相当)
    山下健一

    山下健一