迷う時間は、買い物だけではない|「見る順番」で日常を軽くする秒速判断
秒速判断研究所|ジン
急いで決めるのではなく、迷う場所を先に減らす。
私は、迷う時間があまり好きではありません。
正確に言うと、考える時間が嫌いなわけではありません。考えているようで、同じ場所をぐるぐる回っている時間が苦手です。
たとえば、昼ごはんを決める時。店の前まで来てメニューを見て、今日は軽めにしようと思う。でも、隣の人が食べている定食がおいしそうに見える。結局、最初に見たメニューに戻る。
この数分、何かを真剣に考えているようで、実はほとんど進んでいません。こういう時間が、日常にはかなり多いです。
秒速判断は、急いで決めることではない
「秒速判断」と言うと、何でも直感で決める人のように聞こえるかもしれません。でも、私の中では少し違います。
秒速判断は、雑に決めることではありません。先に見る場所を決めておくことです。
どこを見れば進めるのか。何が残ったら止まるのか。どこまで確認したら迷わないのか。
ここが決まっていると、判断はかなり軽くなります。反対に、見る場所が決まっていないと、どれだけ小さなことでも迷います。
服を買う時も、食事を選ぶ時も、仕事の返信を返す時も。一つひとつは小さいのに、積み重なると一日が少しずつ削られます。
妻と出会ってから結婚を決めるまでも早かった
自分で言うのも少し変ですが、大きな決断をする時も、私はわりと早い方です。
妻と出会ってから結婚を決めるまでも、数日でした。周りからは「早くない?」と言われましたし、たぶん、そう見えたと思います。
ただ、自分としては勢いだけで決めた感覚はありません。
「この人と一緒にいる時、自分が変に背伸びしなくていいか」は、早い段階で分かりました。
話が噛み合うか。嫌な沈黙にならないか。小さい違和感を見ないふりしていないか。
このあたりを考えた時、迷う理由があまりありませんでした。決断が早いというより、迷う場所が少なかったのだと思います。
仕事も日常も、迷いの正体は似ている
仕事でも同じです。
私は細かいところが気になるタイプです。気になると、確認したくなります。表にしたくなります。チェックリストにしたくなります。
この性格は仕事で役に立ちます。でも、放っておくと何でも確認しすぎます。全部を丁寧に見ようとすると、時間はいくらあっても足りません。
だから、先に分けるようにしています。
今すぐ見るもの。後で見るもの。見なくていいもの。誰かに確認するもの。
すべてを同じ熱量で見るから疲れます。見る順番を決めると、使う時間の濃さが変わります。
タイパが上がると、余裕が残る
タイパが上がるというのは、何でも早く済ませることではありません。迷わなくていいところで迷わないことです。
昼ごはんを早く決める。買う物を早く決める。返信するか、後で返すかを早く決める。今やるか、やらないかを早く決める。
こういう小さい判断が整うと、頭の中に余白が残ります。
その余白で、ちゃんと考えるべきことを考えられます。家族のこと。仕事のこと。お金の使い方。次に何を整えるか。
本当に時間をかけるべき場所は、そこです。
秒速判断は、生活を軽くする
秒速判断ができるようになると、毎日が劇的に変わるわけではありません。ただ、少しずつ変化は出てきます。
迷っていた時間が減ります。後回しが減ります。なんとなく見続ける時間が減ります。
買う、保留する、見送る。やる、後でやる、やらない。聞く、自分で進める、いったん止める。
この分け方ができるだけで、日常の体感はかなり軽くなります。
私にとって秒速判断は、速く動くための言葉ではありません。自分の時間を、変な迷いに取られないための考え方です。
コスパを上げる前に、タイパを整える。その方が、日常はずっと扱いやすく、生きやすくなります。
フリマ購入の判断に戻す
フリマアプリで欲しい物を探す時も、考え方は同じです。価格だけで急いで買うのではなく、通知後に見る順番と、保留・見送りの基準を先に決めます。
教材「秒速判断|フリマ通知設計と3秒+10秒購入判断術」では、焦って買わず、迷って逃さないための確認順を整理しています。
販売ページで、教材内容と各プランを確認できます。
