数年前のこと。
私はいつものようにGoogleの広告管理画面を開いた。
請求額は更に積み上がっていた。
その額、100万円超。
確かに、この広告費は企業にとっては大きくない。
だが、個人でビジネスを行う者、しかもビジネスを始めたばかりの者にとっては小さくない額だ。
しかも、この広告には問題があった。
まだ成約が出ていなかったのだ。
「まとも」な思考の持ち主であれば、ここら辺で撤退していたかもしれない。
だが、私は「まとも」ではなかった。
なぜ売り上げが出ない広告を100万円以上も掛けて私は出稿し続けたのか?
私には信念があった。
統計に対する信念が。
もし広告の結果と強い相関を持つ要素が明らかになったら。
それらの要素をコントロールすることによって広告のパフォーマンスは上がらざるを得ない。
だが、広告を途中で止め、信頼できるだけのサンプル数が集まらなかったら今までのデータが無駄になる。
100万円をドブに捨てることになる。
そこで、私は売れないとわかっている広告を出稿し続けた。
100万円以上の身銭を切って。
ディスプレイ広告を使うと、毎秒のようにクリックがある。
毎秒毎秒、広告費が膨れて行く。
だが、しばらくすると、辛抱の期間は終わった。
統計的に信頼できるだけのサンプル数が集まったからだ。
私は集めたデータを切り刻んだ。
100以上の切り口から分析した。
広告の結果と強い相関を持つ要素がいくつも明らかになった。
(成約が出なくとも、広告の結果を評価する指標はいくつもあります。
例えば、遷移率や滞在時間など。)
ちなみに、相関というのは次のようなことを言います。
2つのデータを用意。
その一方が上がるともう一方も上がる時、2つのデータには正の相関があると言います。
逆に、一方が上がるともう一方が下がる時、負の相関があると言います。
その関連の度合いを数値化したものが相関係数。
相関係数は-1から+1までの値を取ります。
一般的に0.2以上だと正の相関があり、-0.2以下だと負の相関があると言われます。
そして、0.7以上だと強い正の相関、-0.7以下だと強い負の相関があると言われます。
正の相関の例として、身長と体重があります。
身長が高くなれば体重も増える傾向があるからです。
重要な点は、相関は原因と結果は見ていない点。
したがって、原因はわからなくとも、相関があることだけわかれば十分。
1つのデータをコントロールすることで、ターゲットとするデータを意図した方向へ動かすことを狙えます。
私はこの考えを広告に応用。
100万円以上掛けて集めた、信頼できるだけのサンプル数のデータから、なん100もの相関係数を計算。
その結果、遷移率や滞在時間など、広告のパフォーマンスと強い相関を持つ要素をいくつも発見。
相関係数の定義から、また信頼できるサンプル数から計算されている以上、それらの要素をコントロールすると、統計的有意に広告のパフォーマンスが上がることが期待されます。
もちろん、この考え自体は、統計を知っている者にとっては当たり前のことでしょう。
ですが、頭で理解していることを実際に100万円以上の身銭を切って行動に移せる者がどれだけいるでしょうか。
相関係数の机上の理解を信念を持って実ビジネスに応用できる者がどれだけいるでしょうか。
しかも、利益が上がり始めてからではなく、ビジネスを始めてすぐから。
コピーライティングの書籍を読んでいる者は少なくありません。
ですが、そこには書かれていない人間の原理を自ら解明しようとする者がどれだけいるでしょうか。
当時、100万円以上を投資して集めたデータは私にとってダイヤの原石のようなもの。
様々な切り口から切り刻むことによって光り輝き始めます。
今でも時々それらを眺めることがあります。
それらのデータが教えてくれた「100万円の教訓」は私の言葉の使用を変えました。
例えば、非常に強い相関を持つ「ある要素」。
この要素を知った上で、私の手元に流れてきた広告を見ると、そのほとんどが広告のパフォーマンスを下げる書き方になっていることに気付きます。
実際、今、その要素を正しく使った広告を思い出そうとしましたが、1つも思い浮かびませんでした。
パフォーマンスを下げるミスはこれだけではありません。
主要なものに限っても他に2つ私の頭に浮かびます。
これら2つの気付きも私の言葉を変えました。
1つの結果として、2つのミスを避けることを意識してコピーを書いたところ、エンゲージメント率が11.4倍になりました。
エンゲージメント率というのは、ページの表示回数に対するクリック数の割合などです。
クリックしたのが購入ボタンであれば、11.4倍のエンゲージメント率は約11倍の売り上げを意味します。
(クリックした全員が購入する訳ではないので。)
これら2つ目、3つ目のミスの背景には人間と認識に関する理論があります。
また、3つ目のミスに関しては、私だけでなく、有名なコピーライターたちも口を揃えて言っています。
例えばMFやBB。
MFはコピーを評価する指標として12以上の要素を持っていますが、その中で1番重要なのがこれだと言っています。
過去に圧倒的な結果を出したコピーでもこれらのミスが意識的に避けられています。
例えばRSのブログ記事の2文目。
あるいは世界一のコピーライターと言われるGBのセールスレター。
更にはコピーライターなら必ず研究したいDOのセールスレター。
2つ目、3つ目のミスを認識したことで、これらの結果を出したコピーに込められた彼らの意図が私には見えるようになりました。
なぜ、世界一のコピーライターGB含む、トップライターたちはこのような書き方をしたのか?
2つ目、3つ目のミスが成約率を下げるからです。
(実は、人間の構造上、もっと深い理由もあります。
このミスを犯すと、数字としてはライフタイムバリュー、LTVが下がり兼ねません。)
ですが、私が目にした広告はことごとくミスを犯しています。
1つ目のミスだけではありません。
2つ目、3つ目のミスも。
後者2つを避けたことで、私のテストではエンゲージメント率が11.4倍になったのです。
これらのミスを犯すことで、本来得られた売上の11.4分の1、約8%になっていても不思議ではありません。
(これだけで収まるでしょうか。
上に書いた性質から、LTVも下がっていると考えられないでしょうか。)
あなたは現在の売り上げ、その11.4倍の売り上げ、どちらを手にしたいですか?
3つのミスを明確に認識し、トップコピーライターのようにそれらを避けることができるようになったら…?
私が100万円掛けて学んだ教訓に基づいてコピーを修正したら?
今の売り上げを11.4倍にすることも決して不可能ではありません。
本来得られた売り上げの8%というのは、どれくらいの損失でしょうか。
仮に現在の売り上げが月に10万円だとします。
これが8%となる売り上げは、月に125万円。
言い換えると、これら3つのミスを犯すことによって、毎月115万円(以上)の売り上げを逃している計算になります。
1年12ヶ月で1,380万円(以上)の損失。
もし副業で月に10万稼げているなら、売り上げが11.4倍になるだけで本業を辞められるくらいのポテンシャルになります。
これだけの売り上げがあればセミリタイアすることも不可能ではありません。
私は数年前から添削をさせて頂いています。
今までには個人だけでなく、企業様からもコピーの添削依頼を頂きました。
合計で30以上のコピーを見てきましたが、その全てに3つのミスが見られました。
したがって、ほぼ間違いなく、あなたのコピーにもこれら3つのミスが含まれています。
私自身、3つのミスを明確に認識し、取り除くことで、コピーライティングの結果が改善しました。
「思ったほど売れない…」
その原因はあなたの商品のセールスレターに3つのミスが含まれていることかもしれません。
あなたにも3つのミスを取り除き、商品が持っている本来のポテンシャルを引き出してもらいたいと願っています。
1秒でも早く。
そこで、あなたの背中を押せるように、早割りをさせて下さい。
具体的には10部売れる毎に1,000円値上げさせて頂きます。
最終価格は9,980円。
値下げ予定はありません。
最初は2,980円。
私が100万円以上の身銭を切って学んだ教訓含む3つのミスを今すぐ認識し、あなたのコピーから取り除いてください。
以下で3つのミスを解説致します。
                                                    
                                                                    
                                                        