理想は「AIで漫画を量産し、Kindleで収益が積み上がる」ことです。現実は「作る前に詰まり、出しても読まれず、続かない」でしょう。原因はツール不足ではなく、工程設計と基準不在にあります。
漫画は「企画→素材→構成→書き出し→販売→検証」の流れです。どれかが欠けると品質が揺れ、審査やレビューで躓きます。逆に“数字で回す型”を先に固定すれば、量も質も落ち着きます。本稿は初心者でも回せる手順を、具体例つきで配布します。
「ありがちな失敗」・AIに丸投げ→不自然なコマ→“プロンプトの設計”が弱い。・模倣絵柄で生成→申請で差し戻し→“権利配慮”が欠落。・長編から着手→完走できない→“小さく連載”の発想が無い。・表紙が弱い→クリックされない→“訴求1点”に絞れていない。・出したら終わり→改善が起きない→“指標(うまくいきを見る数)”未設定。
勘違いを整理します。「絵が描けない=出版できない」ではありません。AIで下地を作り、人の編集で整え、短編連載で検証すれば十分です。必要な専門語は最小にし、初出は括弧で補足します。
本編は「ツール選定」「手順の組み方」「判断ライン」「つまずき対応」「続けるコツ」を軸に進めます。まずは“8コマ短編×表紙1枚”を、今日の到達点にしましょう。
