投資よりもまず「稼ぐ力」──収入アップが資産形成を変える
投資ではなく「労働」が資産形成の起点になる
最近、X(旧Twitter)やYouTubeでよく目にするのが「FIRE(経済的自立)」や「資産運用」「配当生活」といったキーワードです。もちろん、投資の重要性を否定するつもりはありません。むしろ、資本主義社会において「お金にも働いてもらう」ことは必要不可欠です。
ですが、その“投資の元手”、どうやって手に入れていますか?
現実として、投資には「お金」が必要です。生活費を切り詰めて無理に資産運用をしても、短期の値動きに心を削られるだけ。リターンが不安定な時代では、かえってストレスを増やしてしまう人も多いのです。
だからこそ、今一度、立ち返りたいのが「稼ぐ力」。
たとえ月5万円の副収入でも、それが安定的に得られれば、年間で60万円。これが毎年継続できれば、資産形成は一気に現実味を帯びてきます。
なぜ“稼ぐ力”が注目されるのか?
1. インフレ時代の到来
物価は着実に上昇しています。コンビニの弁当も、光熱費も、保険料も、気づけば10年前の1.5倍以上。にもかかわらず、給料はそこまで上がっていない。このギャップが、家計をジワジワと圧迫しています。
2. 投資リターンの減少
コロナ以降、金融緩和の影響で株価は高騰しましたが、それも一巡。今後は「年利3〜5%の安定運用」でさえ難しいとされています。初心者が投資で得られるリターンには限界があり、むしろ損をするケースも少なくありません。
3. 社会保障制度の不安
年金、健康保険、介護保険…将来に対する不透明感が増すなか、「老後2000万円問題」は、もはや通過点です。自分で稼げる力があれば、将来の不安も小さくできます。
「守る・増やす」前に「稼ぐ」を育てる時代
投資の本当の目的は、「生活を安定させ、人生に自由を増やすこと」です。その意味では、リスクを取って不安を抱えるよりも、まずは「自分のスキルで安定的に稼げる仕組みを持つ」ことが、最も現実的で、再現性の高い資産形成の土台になります。
では、何から始めればいいのか?どうやって「稼ぐ力」を育てればいいのか?
▼この先では、実際に「月5万円〜10万円の副収入」を安定して得ている人たちの事例や、職種・年齢問わずできる「稼ぐ力の磨き方」を、徹底的に解説していきます。