トオルはメンヘラの餌食になってしまう男だけど、メンヘラと都合のいい関係を築ける男もいる。
男として自分に自信があって、女性経験が豊富で血も涙もないタイプ。
院長がまさにこんな男だった。
15歳から3年間、 ほぼ毎日会ってセックスしていた間に、生理が1週間遅れ
妊娠したかもしれないと院長に相談したことがあった。
いつも、私をドロドロに感じさせるために一生懸命に何でもしてくれ、
院長にしか番号を教えちゃいけない専用のピッチまで持たされ毎日行動をチェックするなど
の院長の行動を、まだ10代だっはた私は愛だと思っていた。
が、生理が来なくて不安な私に院長は
「あと3日生理が来なかったら病院行け。金は出すから」
と言い放ち、普段と同じようにセーラー服を着たままでパンツを脱がしてきた。
院長は、登校前の朝は制服を着せたまましたがり、放課後会う時は裸でしたがった。スクール水着を着るよう言われた時もあった。
その日は 悲しくて、全く感じなかったけれど、院長にとって私はセックス人形なんだ、
ということを瞬時に理解した私は泣きたい気持ちを押し殺して
気持ちよくなってきたフリをしてやらしい声を出した。
「それなら、今日は中でいいよな」
いつもより興奮している様子の院長は激しく腰を振り、私は初めて精子を子宮にかけられた。
結局、この後すぐに生理は来たけれどこの事件をきっかけに私は情緒が不安定になり
酔っ払って、院長が別宅に奥さんと泊まると知っていた日の夜中に突然行った。
インターホンを゙狂ったように押しても出ないのでドアを死ぬほど叩き続け、足でバンバン蹴った。
するとドアが空き
「いい加減にしろ!」
と院長に突き飛ばされ、鍵を゙かけられた。マンションの通路で倒れて泣いていると
隣に住むおばあさんが
「中に入りなさい」
と見ず知らずの私を自分の家にいれてくれた。おばあさんはお茶を入れてくれ、
「あなた、ずっと気になってたんだけどまだ子供でしょ。こんなことやめなさい。あの人と別れた方がいい」
おばあさんは厳しい顔で忠告してくれた。
院長のことを話すと、
「どんな男か見に行っちゃおー」
と整骨院に患者として来て
「みのもんたみたいなギラついた気持ち悪いオッサンねー。私とは趣味合わないわ」
と言った母とは全然違うなと熱い緑茶を飲みながら私は思っていた。
