準大手裏アカウント・ハプバーアカウントのあらた氏が4月をノーセックスで終えたという。
毎週のようにハプバーに繰り出し、毎日のようにツイートして、オフパコ依頼を募集しているにも関わらず、少なくとも、ここ30日間は女性と交わる機会に全く恵まれなかったということだ。にわかには信じがたい状況である。
そこで私は、ハプバー界隈において、何か潮目の変わる予兆かもしれないと直感し、ここ最近での界隈の雰囲気を思い起こしてみることにした。
そうすると、お店で昔からの知り合いから聞いた話などによって、単男が増えて遊びにくくなったという状況が浮かび上がってきた。ここではもぐにんさんの動画が、もっとも分かりやすいので紹介しよう。
もぐにんさんによれば、1月〜3月の状況報告書では、つまらない男が増えて遊びにくくなり、常連ばかりが遊んでいるというのだ。この傾向は4月も同様であったと推測できる。
私見ではあるが、4月は新生活スタートであり、徐々に男女とも新規が増えるタイミングであると考えている。それが男性しか増えていない。それもマナー違反の男性が散見されるようになったということなのだ。
根拠のない憶測であるが、マッチングサービスの普及によって、人気のある男性はTinderなどに流れてしまい、モテない男性がやむなくハプバーに来店し、経験不足によってトラブルを起こしているのではないか。
このような状況に加え、界隈バーの隆盛によって、地上で人気レベルの男女がハプバーへ来店しなくなったという事情もある。この界隈バーについては、そのうちコラムで解説しようと思う。
これでは女性も定着せずに、男祭が頻発し、一部の常連だけしか遊べない状況に陥っても不思議ではないだろう。
そう考えると、あらた氏のように自分の好きな店で自分の好きなように場を楽しみ、時には女性とも遊ぶというようなスタンスは通用しないかもしれない。
繰り返しになるが、場を楽しみつつ遊ぶということが難しくなったということだ。そうすると、とにかくルームの回っている箱を選んで、遊べそうな女性を見極めるというメソッドが重要になってくる。それで楽しいかどうかは人それぞれの価値観である。
あるいは、ハプバーアカウントで界隈の常連と繋がることによって、阿吽の呼吸で待ち合わせ来店し、人を紹介してもらうことで遊ぶというメソッドもある。
店選びと見極めを重視する前者のメソッドは、もぐにんさん(おそらく)が紹介し、後者のメソッドは最近の人たちが、何となくやっているトレンドのようなものであろう。
私が界隈の変化と指摘したいのは、遊びにくくなったということより、自分のスタンスで遊ぶことが難しくなってきたということである。
特別に女性から評価を受ける容姿やトーク力を兼ね備えていない限り、店選びと見極めを重視するか、Twitterで人と繋がるかしないと、遊ぶ機会に恵まれないのではないだろうか。
そうだとすれば、令和版ハプバー、シン・ハプバー時代の到来ではないか。シン・ハプバーでシン・ノーセックスの身分に甘んじるのか。それともスタンスを大きく変えるのか、その決断に迫られているのは、我々一人一人なのである。
補足ではあるが、近々、新店のハーネス東京に来店を予定している。同店がかつてハプバーを体現したラストリゾートであるのか。あるいはシン・ハプバーの嚆矢であるのか。今後のコラムを期待いただければ幸いである。