ナンパ業界に限らず、有料の情報商材、講習、コンサル(以後、「有料商材」)等が数多く存在し、中には数十万以上の高額なものまであります。
noteやTipsが流行る前は、主に『インフォトップ』や『インフォカート』にてモテる系や稼ぐ系等が良く情報商材として販売されていました。
中には明らかに怪しい物(誰でもモテます、誰でも稼げます系)や、フリーソフトを有料で売る的な物もあったりして、情報商材=怪しいというイメージを持つ人も少なくないと思います。
ナンパ業界では今noteやTipsでノウハウを売ることが当たり前になっており、私も年配者男性をターゲットとした『年の差ノウハウ』をリリースしました。
私は他のナンパ系ノウハウを購入することはないのですが、レビューや購入した人の話を聞く限りでは値段だけの価値がない物も少なくないようです。
そこで今回はそういった有料商材にお金を払う意味について述べてみます。
ナンパ系ノウハウは今供給過多のように感じますので、これから購入しようとしている方の参考になれば幸いです。
私が考える有料商材にお金を払う意味は大きく3つあると考えています。
①時間短縮にお金を払う
『時間短縮にお金を払う』とはどういうことかというと、自分で調べたり経験を積めばいずれは習得できることであっても、例えばそこまでに3ヶ月かかるところを3日で習得可能になるとすれば、その時間のショートカットにお金を払う価値があるということになります。
私の趣味である魚釣りに例えるなら、全くの釣り初心者が準備する釣り道具や釣り方や釣り場を自分でネット等で調べて、場所や仕掛けやエサを変えながら繰り返し何度も釣行してやっとエリア毎の釣り方を把握するよりも、最初から釣りに詳しい人に今の時期ならどこの釣り場でどの仕掛けでどのエサを使えばどんな魚が釣れるというのを教えてもらった方が早いということです。
ちなみに私はビジネス上だと費用対効果しだいでこの理由でお金を払いますが、プライベートの趣味であればその自分の成長過程も楽しみたいし自分で攻略法とかを考えるのが好きなので、お金をケチりたいわけではなく単純にレベル99最強装備でRPGを始めてもつまらないというのと同じ理由でそういうことにお金を使いません。私がナンパ系ノウハウ等を購入しないのにはそういった理由もあります。
②自分では知り得ないことにお金を払う
『自分では知り得ないことにお金を払う』とは、①とは異なり自分でやってみても気付けない思いつけないこと、自分では絶対に経験できないことの体験談、今ちょうど行き詰まっていることの解決策等、時間をかけても自分では知り得ないことを得るためにお金を払うということです。
自分だけでは得ることができなかった情報や技術等を得られるわけなので、①よりもお金を払う意味があると言えるでしょう。
ただし有料商材の多くはお金を払うまではその中身が不明なため、取り巻きや架空のレビューに釣られて購入や講習受講してみたものの全く金額だけの価値がないレベルの低い内容のものだったという例も少なくないようです。
そもそも『誰でも稼げる』系はほぼ詐欺みたいなものだと思ってください。確実に誰でも稼げるようなノウハウを持っているのであればそれを赤の他人に数千~数万円レベルで提供している時点でおかしいです。
例えるのなら毎月10万円生み出す魔法の貯金箱をあなたが持っているとしたら、それを10万円で売りますか?100万円でも売りませんよね?でもそういう怪しい商材を売ってる奴らって「数日で購入費用を取り戻せます!」とか「1ヶ月で必ず元が取れます!」とかアピールしているのでそれが本当であればその魔法の貯金箱を5万円~30万円で売ってくれているすごく良い人ということになりますがそんなわけはありません。
そもそも私のように複数の事業を起ち上げて成功も失敗も経験している立場から言わせてもらえれば、一つの事業を成功させても全く同じ業界で同じビジネスはできないし、他業界であっても同じやり方でまた成功できるとは限らないので『誰でも稼げる』なんてことは絶対にありえません。
③コミュニティにお金を払う
『コミュニティにお金を払う』とは、その有料商材を販売している人や購入者や受講者との人脈作りやコミュニティに入るためにお金を払うということです。
その販売者が著名な人であればお近づきになるチャンスですし、同じ有料商材の購入者や受講者であれば近い属性の可能性が高く、情報交換することで得るものも多いと思われますのでそのコミュニティに入るための対価と考えれば有料商材の金額は高くはないというケースもあるでしょう。
ただし、ナンパ業界であればお金を払わなくても比較的販売者と合流できる機会がありますし、最初に受講生のようなかたちで接するとそこから対等な立場になるのは難しいので、有料商材自体でなくコミュニティがメインであればまずは購入しなくてもできるアプローチを探った方が良いかもしれません。
ちなみにそのコミュニティの中で自分がヒエラルキーの上層にいると感じたら、そこを抜けて更にレベルの高いコミュニティに入るようにした方が成長できます。
ある事業を始めるにあたり、それに関連のある著名人と近づきたくてその著名人が主催の起業系のオンラインサロンに入ったことがあります。しかしそのオンラインサロンには会費を延々と何年も払い続けているのに、まだ事業の一つも起ち上げれていないような人がほとんどで驚いたことがあります。そんなところにいる人と交流したところで得るものは少ないので目的を達成したらすぐに辞めました。
■あとがき
これから有料商材の購入を検討する際には、上記の①②③のどの効果が見込めるのか?得られるであろう効果に値段だけの価値があるのか?というのを判断材料に購入を検討されてください。
ちなみに私の
『年の差ノウハウ』
を購入する意味としては、
①時間短縮にお金を払う:30%
②自分では知り得ないことにお金を払う:65%
③コミュニティにお金を払う:5%
といったところでしょうか。
ある程度ネトナンをやれば気付けることもありますが、同じ方法でネトナンをやっている人はこれまで交流してきたおっさんクラスタ層にはいなかったので希少性は高いと思います。ただ私はしがない零細中小企業社長でコミュ障で友達も少ないのでコミュニティには期待しないでください(汗)
更に言うと『年の差ノウハウ まえがき』でも述べているように、『年の差ノウハウ』は活用できる人が限られます。私はお金には困っていないため誰彼かまわず売りまくるつもりはなく(もちろん購入していただけるのは純粋にありがたいし嬉しいです)、ターゲットとなる属性の人のみご活用いただきたいと考えていますので前書きでもそれを詳しく表記しています。
前述のようにナンパ業界であれば比較的販売者と会える機会もあると思いますので、会って話をしてみて信用できるかを判断しても良いと思います。
私もちょくちょく飲み会していますので、よかったら合流しましょう(^^)