第1章 なぜ「いい人」ほど、最後の一歩を踏み出せないのか?
「女性とは普通に話せるんです。でも、そこから先に進めないんです」
こんな悩みを持っていませんか?
職場や学校では女性と普通に会話ができ、
相手を笑わせることもあるし、「優しいね」「話しやすい」と言われることもある。
決して嫌われているわけではない。
むしろ、人間関係としてはうまくいっている。
なのに、好きな女性ができた瞬間、急にどうすればいいのか分からなくなる。
「LINEを送りすぎたら気持ち悪いかな」
「2人でご飯に誘ったら、下心があると思われないかな」
「もう少し仲良くなりたいけど、今の関係が壊れたら嫌だな」
そう考えているうちに時間だけが過ぎていく。
そして気づいたころには、
「〇〇君って本当にいい人だよね」
と言われて終わってしまう。
もしあなたにも似た経験があるなら、最初に伝えたいことがあります。
「優しいから恋愛対象になれない」わけではないんですよ。
問題は、その優しさではなく、
「嫌われないこと」を優先しすぎてしまうことです。
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「嫌われない男」を目指すほど、恋愛が進まなくなる
好きな女性ができれば、嫌われたくないと思うのは当然です。
これは悪いことではないんですよ。
むしろ、相手の気持ちを考えずに自分の感情だけで突っ走るより、ずっといいと思います。
ただし、ここに一つ落とし穴がありまして💦
「嫌われないこと」が最優先になると、何もできなくなってしまうんです。
たとえば、職場で仲良くなった女性がいるとします。
休憩中によく話す。
向こうから話しかけてくれることもある。
趣味の話もするし、休日の話もする。
「もっと仲良くなりたいな」
と思っている。
そこで本当は、
「今度そのお店、一緒に行かない?」
と誘ってみたい。
でも、頭の中ではこんな声が出てきます。
「いや、まだ早いかな……」
「断られたら気まずくならない?」
「職場で会いづらくなるかも」
「もしかして、向こうはただ普通に話しているだけなんじゃ……」
そして、
「もう少し仲良くなってから誘おう」
と考えます。
ところが1か月経っても、2か月経っても状況は変わりません。
会えば楽しく話す。
相手も笑ってくれる。
嫌われてもいません。
ただ、関係も進んでいないんです。
これが「いい人止まり」が起きる典型的なパターンの一つです。
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優しさが悪いわけではない
ここで勘違いしてほしくないのが、
「じゃあ女性には強引にいった方がいいのか?」
ということですね。
これは違います。
ネットで恋愛について調べると、
「優しい男はモテない」
「女性には押しが大事」
「いい人をやめろ」
といった言葉を見かけることがあります。
でも僕は、優しさを捨てる必要なんてないと思っています。
相手の気持ちを考える。
嫌がることをしない。
話をちゃんと聞く。
相手の都合を尊重する。
こうした優しさは、人間関係を作るうえで大切なものです。
問題なのは、
「優しくすること」と「何もしないこと」が混ざってしまうこと。
ここは分けて考える必要があります。
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「気持ち悪いと思われたくない」がブレーキになる
僕が特に大きいと思っているのが、
「嫌われたくない」よりも、「気持ち悪いと思われたくない」という怖さです。
女性との関係を壊したくない男性ほど、この感覚が強いのではないでしょうか。
「急にLINEしたら気持ち悪い?」
「デートに誘ったら狙っていると思われる?」
「好意を出したら引かれる?」
だから安全な行動だけを選ぶ。
雑談はする。
困っていたら助ける。
相談にも乗る。
でも、自分から関係を一歩進める行動はしない。
すると、
嫌われない
↓
踏み込まない
↓
好意が伝わらない
↓
関係が変わらない
↓
「いい人」のまま終わる
という状態になりやすいんですよ。
これって、少しもったいないですよね。
あなたが悪い人だからでも、魅力がないからでもありません。
むしろ相手のことを考えられるからこそ、慎重になりすぎてしまっている可能性があります。
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必要なのは「一気に進む勇気」ではないです。
では、どうすればいいのか。
答えは、
「一段だけ距離を縮めて、相手の反応を見ること」です。
たとえば、いきなり告白する必要はありません。
職場でしか話したことがないなら、まず少しプライベートな話をしてみる。
雑談が自然に続くようになったら、軽く食事に誘ってみる。
2人で会えるようになったら、少しだけ特別な褒め方や好意を伝えてみる。
そこで大切なのは、
自分が進みたいかではなく、相手も一緒に進んできているかを見ること。
こちらから質問したら、相手からも質問してくれる。
こちらから連絡するだけではなく、相手からも連絡が来る。
食事に誘った日に予定が合わなくても、
「その日は無理だけど、来週なら空いてるよ」
と別の日を提案してくれる。
こうした反応があるなら、また一段だけ進んでみる。
逆に、反応が薄くなったなら無理に進まない。
これだけでも、
「押すか、諦めるか」
という二択ではなくなります。
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恋愛は、階段を飛ばさなくていいんですよ。
恋愛になると、どうしても結果を急いでしまいます。
「脈ありなのか?」
「付き合えるのか?」
「告白した方がいいのか?」
でも、知り合ったばかりの段階で、いきなりそこまで考える必要はありません。
まずは、
「警戒しなくていい人」になる。
次に、
「話していて楽しい人」になる。
そして、
「2人でも会いたい人」になる。
その先に、
「異性として気になる人」
があります。
だから「いい人止まり」を抜けるために必要なのは、優しさを捨てることでも、強引になることでもありません。
相手の反応を見ながら、関係に合った一歩を踏み出せるようになることです。
では、その「一歩」はどこまでなら踏み込んでいいのか。
どこからが自然なアプローチで、どこからが「距離感がおかしい」と警戒されるのか。
実はここに、
女性が警戒する男性と、自然と心を開きやすい男性を分ける大きなポイントがあります。
次の章では、その違いを生む「距離感」について掘り下げていきます。
