どうもウルフです。
最近はバカラを中心に収益を上げていますが、ブックメーカーでも期待値プラスの試合を選ぶ手法を確立しています。
このnoteはこんな人におすすめ
・自己流ベットでなかなか利益がでない・そもそもどんな試合を選んだらわからない
こんな人には間違いなくおすすめです。
逆にこんなことを期待している人にはおすすめできません。
・毎回的中の魔法のような予想の的中を知りたい・無料部分の算数を読んでもよくわからない
自分語りしますが興味のない人は飛ばしてもらって結構です。
こんなことを経験して、体験した人の書いたマニュアルなんだということを理解してもらうのも良いかなと思って書きました。
本題に入る前に私とブックメーカーについてご紹介します。
目次
ブックメーカーとの出会い
私のブックメーカー歴の始まりは大学生の頃です。
当時、ブックメーカーのアービトラージが流行していて20万円の情報商材を購入して取り組んでいたことを覚えています。
アービトラージについてはこちらを参考にしてください。(ブックメーカーをやっているひとはこの記事以外もピナクルの記事にすべて目を通しておくと良いですね)
学生だった頃の自分の成果はというとスタートした月に30万円程度の資金で3万円程度の利益を上げることができました。ここから毎月10%を複利で回していくとすごい利益になるなと皮算用していました。
しかし、このまま上手くいくことはありませんでした。
ある日、いつも通りに一日の終わりに収支計算をしていたところどうも計算が合わない試合がありました。なんと自分が両建て(アービトラージ)を組んだ試合の一方のベットがキャンセルされてしまい、片張り(純粋なギャンブル状態)となった試合でマイナスがでてしまっていたのです。
ブックメーカーアービトラージではブックメーカー側から一方的なベットのキャンセルのリスクが有るのです。ノーリスクでコツコツ稼ぐというブックメーカーアービトラージの根底が覆ってしまったのです。
アービトラージは一回の利益率が低く、コツコツと利益を積み上げていくというベット方針なので大きなマイナスが出てしまい穴を埋める作業となってしまいました。
その後、マイナスのショックから立ち直り、気を取り直して再開して利益を積み上げたいた矢先にいくつかの主力ブックメーカーの口座が凍結となってしまいました。
ブックメーカー自身も提示したオッズでアービトラージが発生していることを当然把握しています。
そして、ついにモチベーションが続かなくなり、ブックメーカーから撤退してしまいます。
ゴールアンダー手法との出会い
数年後、ゴールアンダー手法と出会いブックメーカーを再開します。
ゴールアンダー手法というのはサッカーの試合終了時の両チームの合計ゴール数がある得点数以下で収まるかを予想するという手法でした。
ベースとなる考え方のままでは利益があがらなかったものの、試合選びの条件を見直しを行うことで次第に利益が上がるようになってきました。
一回のベットでの勝ちは数%ですが元金に加えて利益をベット額として複利で回していき、連勝を重ねることで利益を出すことができました。
一回一回のベットではブックメーカー側のハウスエッジもあり大きな優位性が出せないものの、複利で回して連勝することで連勝ボーナスとも言える利益を得ることができたのです。
一方でこの手法はどこかで必ず負けが来るため連勝中であっても適度に利益確定する必要があります。
150%で利確したり200%利確するなどです。
低オッズを転がしていく手法なので連勝中の早いところで負けがくるとかなりメンタルにきてしまいますが現在も十分に有効な手法だと思います。
機会があればこちらも書きたいと思います。
・ポイントはきっちり複利で回して連勝すること・欲張らずに適度に通常のベット額に戻すこと(利益確定すること)
バリューベットとの出会い
ゴールアンダー手法を確立してからも地道に利益を積み上げながらも新しい手法の検証を進めていました。そして完成したのがこちらのnoteの手法です。
バリューベットについてはこちらの記事が参考になります。
カンタンに言うと発生確率とオッズのバランスを見て試合を選びましょうということです。
外れ馬券裁判で有名な卍さんの本にもあるように、
「オッズ的においしい馬をみつける」「強い馬より過小評価された馬を探せ」
という哲学が根底にあります。卍さんの書籍ではそのような馬を探すために注目すべきポイントを紹介していましたが、上記の2ポイントに気をつけてブックメーカーで試合選びをするにはどうしたらよいか。
このnoteではそのような試合の選び方をご紹介しています。
このnoteの特徴
残念ながらこのnoteの手法は連戦連勝で短期間で資産を爆発的に増やすことは期待できません。
しかし、2倍程度のオッズを長期的に勝ち越すことができる試合の選び方を身につけることができます。
この手法のスクリーニングにあなたの手法を加えてベットの判断を行ったり、
ベッティングシステムと組み合わせることでプラス収支を目指すことができます。
いわばカンタンに統計的に優位性のある試合を選ぶことができる手法であるといえます。
期待値について学ぶ
「コイン投げで表が出れば100円もらえ、裏が出れば100円を取られるギャンブル」について考えてみましょう。
このゲームを何度も繰り返したときにどのくらい儲かるでしょうか?
この数値が期待値です。(参考はこちら)
・表がでれば100円もらえます。
・裏がでれば100円がとられます。
当然ですが、コインを投げて、
表が出る確率は、50%
裏が出る確率も、50%です。
このギャンブルに繰り返し参加したときに、あなたがもらえる金額はいくらなのか?または失う金額はいくらなのか?
を計算するのが期待値です。
期待値の計算は、得られる金額に、発生確率を掛けて、足すことで求めることができます。
表 100円×1/2=50
裏 ▲100円×1/2=▲50
50-50=0
期待値は0となり損も得もしないギャンブルとなっています。
条件を変えてもらえる金額を90円としたらどうでしょうか。
表 90円×1/2=45
裏 ▲100円×1/2=▲50
45-50=▲5
期待値はマイナスの▲5となってしまい1回参加するごとに理論的に5円ずつ損していくギャンブルとなっています。
ブックメーカーの多くのオッズの決まり方はこのようになっています。
実力が互角なチームの対戦であれば両チームのオッズが2倍でついてもいいところ両チーム1.95倍とかのオッズがついていてその差がブックメーカーの儲けになっています。
先程の試合の例の条件を変えてもらえる金額を110円としたらどうでしょうか。
表 110円×1/2=55
裏 ▲100円×1/2=▲50
55-50=5
期待値はプラス5となっていますので1回参加するごとに理論的に5円ずつ得していくギャンブルとなっています。勝ち組はこのようなベットを見つけては繰り返しています。
例えばスロットで良い設定の台を確保して一日中時間の限りブン回したり、パチンコならボーダーを超える台を一日中打ち続けるなどです。
このギャンブルについて解説すると、
100円を発生確率50%(1/2)のリスクにさらしているため100円(勝ち金と元金の合計)の利益があればトントンであるところ
今回は100円を超える110円であることからプラスの期待値が得られます。
言い換えるとこのギャンブルの胴元は表が発生する確率を実際に発生する確率よりも低く見積もってしまっており、高いオッズをつけています。
基本的な事前知識のご紹介はここまでです。
ウルフ式ブックメーカーとは
抽象度の高い考え方についての記載が続きますが、
後ほど「じゃあ具体的にはなにをどうやるのか」について
画像を使って説明するのであと少しだけお付き合いください。
作業自体はカンタンなので心配はいりません。
先程ご紹介した卍さんの競馬哲学をブックメーカーで読み変えてみましょう。
「オッズ的においしい試合をみつける」
「強いチームより過小評価されたチームを探せ」
ウルフ式ブックメーカーとは一言でいえばバリューベットです。
バリューベットとは?
バリューを見つけたいベッターは、ある結果が発生する確率を独自に判断する必要があります。簡単に言えば、ブックメーカーのオッズが示唆する確率より、高い確率で発生するイベントを正しく特定することができたら、そのベッターは長期的には勝てるということです。(ピナクルより)
実力があるのに過小評価されており、高いオッズがついている試合を狙い撃ちするということです。
ウルフ式ブックメーカーの考え方
実力があるのに過小評価されており、高いオッズがついている試合を狙い撃ちするということをお伝えしました。
それでは実力があるのに過小評価されている状態とはどのような状態なのでしょうか。