はじめまして、オスカー先生です。転職、職場の人間関係について投稿しています。元転職エージェントで、10,000人を超える転職希望者の面接相談をさせていただきました。面接相談して解ったことは、転職の不安や悩みはみんな一緒だという事です。私オスカー先生なら、あなたの不安、悩みを解決することができます。なぜなら、私は63歳で正社員転職を成功させていますし、30代40代の頃は転職を繰り返していたので、転職失敗の経験も豊富だからです。転職を考えているあなたや、転職活動が上手くいっていないあなたに、お役に立つ投稿をしていきますので、よろしくお願いいたします。
この記事のポイント
この記事は、「退職時に返す書類と受け取る書類」を完全解説いたします。始めての転職の時は、書類の事など考えてないと思います。この記事を読んでいたければ、スムーズに退職することができて、転職先へもスムーズに入社することができます。
円満退社をしよう
円満退社は、理想的な退職のスタイルです。退職したら今の会社の人と関わりがなくなるかというと、そんなことはありません。どんな繋がりで、仕事上で付き合いがあるか分かりません。今後の事を考えて「円満退社」をしましょう。
〈体験談〉
私は、30代40代で転職を繰り返していたのですが、なかなか内定が取れず、結局同業他社で仕事探しをすることになりました。そして、何とか新しい仕事をスタートすることになったのですが、辞めた会社の上司と関わる事になり、気まずい感じになりました。お互い大人ですから普通にしているのですが、腫れ物に触る感じの対応がいやなんですよね。やはり、円満退社することは大切だと痛感しましたね。
円満退社の流れ
まずは、円満退社の流れを解説いたします。無事内定を獲得して、入社することをきめたら、今の会社を辞める事になりますよね。始めての転職の場合は、流れが解らないので、どうしたらいいか迷います。退社の流れを理解しておけば、スムーズに退職することができます。
退職の流れ退職の意思表示↓退職日の決定↓退職願の提出↓引継ぎと残務処理↓退職流れだけ理解すればOKです。書類を受け取るタイミングが、最後の「退職」の時です。ここで、多くの人が手こずるのです。新しい会社の入社日に、提出書類が間に合わないなんて事になってしまいます。人事や事務員の人に、書類の準備を依頼しておいて、退職日に、返すべき書類は返却して、書類を受け取るようにしましょう。
退職時に必要な書類と受け取る書類に分けて解説いたします。
退職時に必要な書類
退職して気持ちよく次の会社へ入社するまでに様々な手続きがあり、必要な書類があります。この記事では、「退職時に返す書類」と「受け取る書類」と分けて解説いたします。この記事を読めば退職時に書類の事で慌てる事はなくなります。
退職時の書類は事前に準備する事が大事
後任者が決まっていて、スムーズに引継ぎが行われていればいいのですが、後任者が決まってなくてギリギリまで通常の業務をして、最終日に慌てて書類を確認するケースがあります。
〈体験談〉
私が最初の転職の時は、退職の時に必要な書類の事など何も知らなかったです。「書類はいらないの?後で郵送しましょうか?」と言ってくれたのに、「そんなのどうでもいいや」なんて、受け取らないで辞めてしまいました。新しい会社の総務の人に「源泉徴収票は?前の会社でもらってきてください」と言われれて、もう二度と行きたくなかった前の会社に足を運ぶ事になり、元上司と、事務員さんに嫌味を言われて嫌な思いをしたのです。これに懲りて、退職の時は必要書類をしっかりと退職時に受け取る事にしましたのです。新しい会社の出社日に支障が無いように余裕をもって準備をしましょう。
退職時に返す書類
〈返す書類〉1、健康保険証2、社員証、社章、名刺※13、通勤定期券4、制服、作業用品5、資料、事務用品
ポイント※1名刺は、取引先など受け取った名刺も返さなくてはいけません。「俺の人脈だ」というなら、名刺のみじゃなくて、本当の人脈にするように努力してくださいね。もう少し詳しい解説をします
1、健康保険証
健康保険証は医療機関等にて保険診療を受けるための証明です。身分証明書等その他の用途で使用できません
2、社員証、社章、名刺
社員証とは、自社に在籍する社員がどうかを証明するためのカード及び書面のことです。
3、通勤定期券まず、退職する際、労働者が交通費を返金しなければならないかどうか、解説します。ケースバイケースで、適切な対応をしなければなりません。
結論からいうと、労働法の観点からいえば、通勤交通費を払うのは会社の義務ではありません。つまり、法律上必ず払わなければならないわけではありません。多くの会社では、出社して働いてもらうために、交通費を払うと、労働契約において約束しています。
したがって、通勤交通費の支払いそのものが、法律ではなく契約にもとづいてなされています。「退職時に返金を要するかどうか」もまた、労働契約の内容によって判断しなければなりません。
退職時に受け取る書類
〈受け取る書類)1、離職票※12、雇用保険被保険者証3、年金手帳※24、源泉徴収票※3
ポイント※1離職票は、失業給付の申請時に必要です。※2年金手帳は、現在は発行されていません。すでに持っていて、入社時に会社に提出した場合は受け取ってください。※3源泉徴収票 これです。これが必ず必要です。退職日に間に合わないのなら、自宅に郵送を依頼しましょう。
もう少し詳しい解説をします
1、離職票
離職票とは、離職したことを証明する公的な書類で、正式には「雇用保険被保険者離職票」といいます。会社を退職して失業状態にあるときに失業手当(正式には基本手当)の受給を希望する場合、退職者が直接ハローワークに提出します。離職票の交付手続きは、所属していた会社を介して行います。
2、雇用保険被保険者証
雇用保険被保険者証とは、雇用保険に労働者が加入した際に発行される証明書のことです。
3、年金手帳
2015年にマイナンバーが交付されるようになったことにより、行政手続きが徐々に簡素化かつ効率的に行えるようになり、2022年4月から年金手帳は廃止されることになりました。会社は新規採用時も年金手帳の提出を求めることなくマイナンバーのみ確認すればよいことになりました。
4、源泉徴収票
源泉徴収票とは法定調書の1つで、1年間の収入総額や徴収した税金、社会保険料などの金額が記載された書類です。転職して新しい会社に入社するときは、前職で受け取った源泉徴収票を提出しなければなりません。前職の収入を含めて年末調整を行うため、前職を退職時に受け取った源泉徴収票が必要になります。
この記事のまとめ
円満退社をしよう今後の事を考えて「円満退社」をしましょう。円満退社の流れ退社の流れを理解しておけば、スムーズに退職することができます。退職時に必要な書類「退職時に返す書類」と「受け取る書類」と分けて解説いたします。退職時の書類は事前に準備する事が大事新しい会社の出社日に支障が無いように余裕をもって準備をしましょう。
退職時に返す書類〈返す書類〉
1、健康保険証2、社員証、社章、名刺3、通勤定期券4、制服、作業用品5、資料、事務用品
退職時に受け取る書類〈受け取る書類)
1、離職票2、雇用保険被保険者証3、年金手帳4、源泉徴収票
ここまで読んで頂きありがとうございました。
この記事があなたの転職活動のお役に立てれば幸いです。
何か質問などありましたら、コメントお願いいたします。
今後も転職、職場の人間関係の専門家として記事を書いていきますので、よろしくお願いいたします。