幸せな人の感情コントロール

～なぜあの人はいつも幸せそうなのか～

こんにちは、賢者犬のエスです

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人生には『幸せ』と『不幸』とに分けてしまう風潮があります。それがどんな条件や、どんな資質で決定されているのかを、学問的に紐ほどいた記事です。

学問だからと言っても、まったく難しい内容ではありません。

「幸せ」からの視点と「不幸」からの視点で人生そのものを見ることによって「幸福」の本質が見えてきます。

【注意事項】以下の点を納得されてからご購入下さい。

①「幸せな人の感情コントロール」を読み終えると、残念ながら「もう悩めなくなります」

②「感情に振り回される人生」から「感情を支配する人生」に変わってしまいます。

その点、責任は負えませんのでご注意ください。

はじめに

ディズニー映画の「インサイド・ヘッド」をご存じでしょうか。2015年に放映された人間の感情をテーマにしたアニメ作品です。

内容に触れますが、思春期である主人公のライリーは、たくさんの友だちがいる町から、遠く知らない町へ引っ越すことになりました。

自分の感情とまだうまく付き合うことのできない思春期の子供の頭の中（インサイド・ヘッド）では、ライリーを楽しい気持ちにさせる役割の「ヨロコビ」、腹が立ったときに怒りを爆発させる役割の「イカリ」、危険から身を守る役割の「ビビリ」、嫌いなものを拒絶する役割の「ムカムカ」、そして何の役割を果たしているのかよくわからない「カナシミ」という感情のキャラクターが登場し、慣れない環境にうまく適応できず、それぞれがバタバタ試行錯誤しながら感情が入り乱れる状況をキャラクターの動きを通して理解できるストーリーになっています。

それに対し、ライリーの両親の頭の中にいる感情のキャラクターたちは、ライリーの頭の中より落ち着いていますが、それでもライリーの激しく揺れる感情にどう向き合ってよいか確信が持てず、大人でさえ思うように感情をコントロールできていません。むしろ、感情に対して諦めにも似た無関心も状態になっているようにも思えます。

（ちなみに「インサイド・ヘッド」は邦題で、原題は「インサイド・アウト〈裏返し〉」です。この裏返しという言葉にこの映画の本質が詰まっています。）

 ここで質問です。

 あなたは自分の感情を上手くコントロールできているでしょうか。

 感情に振り回され、常にストレスと戦っていないでしょうか？

感情にはどのような種類があり、それぞれの感情がどのようなときに現れ、どのような役割を果たし、どのように対処すればよいのか、あなたなりの正解を持っているでしょうか。

 もちろん私を含め、ほとんどの人は日常的に感情に支配され、振り回され、失敗や後悔を繰り返しながらも、うまくコントロールすることができず、生きづらさや苦痛を感じながら生きています。

 いつも怒っている、機嫌が悪い、マイナス思考、落ち込みやすい、傷つきやすい、ストレスを強く感じる、人の目や評価が気になる、勇気が持てず行動ができない人・・・など、個人によって違いはあれこそ、こういった気質を持った人を多く見る機会が多いでしょう。

 しかし、驚くことに世の中には悩みを持っていないような人を見ることが時々あります。いつも楽しそう、ポジティブ思考、結果を恐れず行動している、感情を表現するのが上手、自由に振舞っている。そんな人たちを見ると羨ましく見えたり「幸せそうだな」と感じることがなでしょうか。

 感情的になってしまう人と、コントロールできている人の違いはどこにあるのでしょう。

 本書の目的は、人間にはどのような感情の種類があり、それらの感情にどう対処することで、心が穏やかに過ごせるのかということをテーマに解説していきます。

 幸せな人は、感情のコントロールを意識的か無意識的か分かりませんが、うまく制御することができています。

 さまざまな書籍や論文、その他の学問（心理学、脳科学、人類学）を参考にして本書を書いていますが、決して難しく解説するものではありません。実例や私の経験、アニメの内容などを引用しながら分かりやすく解説しています。

 本書の基本構成として、ネガティブ（マイナス）要素を

 ①    怒り

 ②    悲しみ

 ③    不安

 の３つに大きく分け、その中にそれぞれの感情の構成要素を細分化し、付き合い方や対策を記していきます。

 あなたが本書を読んで、少しでも考え方を変えることができるのか、それとも読まずに、今のまま感情の取り扱い方を知らずに過ごしていくのかは、私がコントロールできるものではありません。しかし、私自身は執筆していくなかで新しい発見があったり、明らかな感情の変化を感じることができました。

 それをあなたにも、ぜひ感じ取っていただきたいと願っています。

 本書を最後まで読んでいただき、あなたのこれからの人生が変わるきっかけになればこの上ない喜びです。

 それでは本編をお楽しみください。

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 目次

第一章　怒り

１，怒りの感情はなぜ現れるのか

２， 暴力、暴言

３， うらみ、ひがみ

４， 不機嫌

５， イライラ

６， 怒りの感情の対処法まとめ

第二章　さみしさ

１，さみしさの感情はなぜ現れるのか

２，孤独

３，気持ちの落ち込み（うつ状態）

４，心が折れる・挫折

５，悲観

５，さみしさに対する対処法まとめ

第３章　不安

１，不安の感情はなぜ現れるのか

２，悩み

３，心配

４，焦り

５，劣等感・嫉妬

６，自己肯定感の低さ、自己嫌悪

終章　ネガティブ感情をコントロールして幸せになるには

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