ストで0→1達成記 (ダイ・ハード編)
ジュピター
2023年11月某日。道玄坂の居酒屋で1人飲みをしながら、僕は考えていた。先ほど会ってきたミッキーさんというやたら頭の切れる男との面談内容を振り返っていた。Next Stage Crewなるナンパ講習に入るべきか、否なのか。
なるほど…世間一般からすればアングラなサービスの割に、なかなかにいい値段をしてるじゃないか。保守的で常識人すぎる僕なら二の足を踏んで当然だ。
ミ「他のコンサル生が即って成果を出してる中、自分だけ成果が出ない場合もあります。そこで踏ん張れるかどうかが問われてきます(こんな感じだったと思う)」
いやいやいや。ちょっと待ってくれ。そんなの無理に決まってるだろ。みんな成果出してるなか、自分だけ坊主…?そんな状況になったら堪ったもんじゃないぜ。
そう思った僕はミッキーさんにこう送った。
ジュ「先ほどはありがとうございました!集団戦が苦手なので見送ります」
ミ「了解です!」
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こんにちは、ジュピターです!
結論から述べると、講習期間中にストリートナンパで1即できました!他の人に比べて少ないですが、なんとかナンパのゼロイチは達成出来たと思います。何度、心が折れそうになったことか…
それまで何人かのナンパ講師の単発とか受けてたんですが、どこかでしっかり面倒を見てもらわないといつまで経っても即れないだろうなと思って大手で探してました。個人が講師をやってるところはリスクヘッジがガバガバだったり、顔刺しメインの若イケでプレイヤーあがりの人(=人に教えた経験が浅い人)が小遣い稼ぎくらいの感覚でテキトーに教えてたりする(※全部がそうだとは言ってない)ので、高くても質の良い講習を探してました。ネクステはスト全振りの脳筋講習ではなく、バカにされがちなネトの大切さも説いており、教えに偏りがない点が良いと思います。講師もサブ含めて4人いるのも良い点です。
もしあなたが、話し方や挙動など指摘された点について謙虚に受け止めて改善する姿勢のある人物であるならば、ネクステを検討するのもアリかと思います。
逆に、楽して即れる魔法のフレーズとか裏技みたいなのを知りたい方にはオススメできません。そんなものはそもそも存在しないからです。ネクステでは熱量を込めた声掛けを指導されます。自分に合うかよく考えてからこのコンサルを受けるか否かを決めましょう。安くないですし、後悔のない選択を。
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しかしうすうす気付いていた。僕には集団戦での経験こそが必要であることに。苦手な事こそ努力しなければならない。したい努力、手が付けやすい努力っていうのはあまり本質的ではない。心理的障壁/負荷が低い事をいつまでもぐるぐるやってても人は変われない。
それまでの人生、普通の人であればやってきたであろう部活とかも熱心にやってこなかったし、職場と家の往復という怠惰な日常に慣れきっていた。それがある種心地良かったとさえ表現できる。
ナンパ界隈を知り、多くの発信者が即報を出すなか、最初の一歩を踏み出せない自分にうんざりしていた。こうしている間にも、1秒1秒どんどん老けていく。時間の経過は残酷だ。皆さんもご承知の通り、男も若さis GODなのだ。
それまでの人生で怠ってきた集団内でのコミュニケーション能力の向上と女攻略は車輪の両輪であると思った僕は、ミッキーさんにまたメッセージを送っていた。
ジュ「ミッキーさんお疲れ様です!変わりたいので、やっぱりネクステ入ります!」
ミ「了解です!」
そうしてコンサルは始まった。全体での自己紹介や決起会、スト講習など、濃密なカリキュラムが動き出した。
ストリートナンパの講師はこちゃさんという男で、担任の先生みたいに面倒見の良い方だった。
地に足の着いたどっしりとした実直な男という感じだった。以後、彼から多大なる精神的サポートを受けつつストリートナンパ攻略に臨んでいくこととなる。
先ほども述べたとおり、以前にもナンパ講習は受けたことがあったため、僕は最初からあまり地蔵しないタイプだった。しかし、有効な声掛けを出来ていなかった。浅瀬でピチャピチャよく分からん事を女の子に言いまくるタイプの声掛けをしていた。そのため、オーダーメイドで声掛けの仕方とかの指示やフィードバックを受け、PDCAを回す感じだった。
週に三日はストに出て、仲間と一緒に街を這いずり回る日々を送っていた。
サブ講師の赤司さんも別の角度から声掛けの仕方を指導してくれて、講師陣の多様性みたいなのがあって良いなと思った。
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そんなこんなでスト三昧のところ、ネトアポも組むようになった。
アポ音声を聞いてくれたのはえりんぎさんというネト部門の講師だった。強者のオーラ…!
で、えりんぎさんの音声添削で僕の話し方の良くない点がめっちゃ浮き彫りになるワケです。死ぬほど有益。
皆さんは自分が話してる声を聞いたことありますか?自分の声を録音したやつを聴くと恥ずかしくてムズムズして発狂しそうになりますが、FBしてもらった所を読みながら聞き返すと、なるほどここで減点喰らってるのかとめっちゃ腑に落ちます。
時は流れ…ここまでストネトと万全の環境でやってるのに成果が出ない。仲間もたくさん出来てコミュニケーション能力の素地が出来上がってきてるのに初即が出来ない。講習期間が終わるまで残り2週間となってしまった。その日はラストスパート決起会であった。正直、情けなくて行きたくなかった。皆バンバン成果を出してるのに、俺は何やってるの?生まれた星…
その日、こちゃさんからは神の目サージングによる指名を受け、ミッキーさんからはアドバイス面談があった。仲の良い同期とラーメンを食ったあと、100声掛けだけはきちんとしてから帰ろうと心に決めていた。
そしてまさにちょうど100kk目、イベント発生!顔も可愛いし巨乳の子、爆オープン!ナンパの神様からのお恵みか。
ヌルっと相手の懐に入り込み居酒屋に連れ出して、今までの自分からは考えられないような流暢なトークで場を制圧し、ホテルにin!
グループチャットに”ホテイン”(ホテルinの略)と投稿すると、みんなから応援の声が!ドーパミンが脳内を駆け巡る。自分が”ホテイン”と投稿する日が来るなんて!
そして念願の即…!
以上が僕のゼロイチ達成エピソードである。
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ここまで読んで頂いて分かったかと思うが、僕はあまり才能に恵まれている方ではないし、魔法も近道もない。他の人がガンガン即報を出すなか、何日も坊主の日が続く。それでも立ち向かわなくてはならない。周回遅れでも、戦う事から逃げないことだ。
ただひたすら泥臭く街を這いずり回り、メンブレや諦めを何度も経験し、やっとのことで成功体験を掴んだ。人と違って不器用なのだ。ナンパを通じて第二の人格が覚醒したとかでもない。むしろ厳しい現実に打ちのめされた側面の方が大きい。
しかしそれでも、街に出れば即れる可能性があると言う事を知れたのは大きな収穫だ。
また、即とは関係なしに、街に出れば待ち合わせをした訳でもないけど仲間がいて、お互いに刺激しあいながら、地蔵しがちな時は指名しあったり、一緒に坊主メシを食べたりと、いろんなイベントが発生する。それらのイベントは家と職場の往復だけでは発生し得ないものだし、第二の青春とすら形容できるものなのだ。
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今後の展望
ゼロイチを達成できたので、やっとスタートラインに立てた感じである。あと2.3即するまでにも、かなりの労力を要するだろう。メンブレだってし得るし、その時はみんなの力を借りたい。
ここから100即するぞ!みたいな目標を立てることは現実的ではないと思っているので、定量的に評価できる目標を僕は立てている。
・無理のない範囲で、月2でネトアポを入れて対女性のトーク力を維持/向上させる。
・週に合計150kk(声掛けの略)する。1ヶ月約600kk目安。
※連れ出しや即が生まれた場合、それを下回っても構わない
・ネクステコミュニティをフル活用し、どんどん合流出来る友達を増やしていく。
講習は終わってしまったが、僕のナンパライフはこれからが本番だ。