【2026年最新】商品別売上管理の実務|原価・粗利から継続・値上げ・販促・停止を決める方法
AI lab
商品は売れているのに、なぜかお金が残らない——そんな店舗・サロン・飲食店オーナーへ。売上・原価・粗利を整理し、継続・値上げ・販促・停止を判断する手順を解説します。AIに集計のたたき台を任せ、元データと人が照合してから経営判断をする。この順番が大切です。
商品別売上管理は「売上・原価・粗利」を同じ表で見る
POSレジや予約管理システムから商品別データを出力し、次の項目を1行に並べます。 ・商品名・販売数・売上高・1個当たり原価・原価合計・粗利額・粗利率・値引き額 計算式:原価合計=販売数×1個当たり原価/粗利額=売上高-原価合計/粗利率=粗利額÷売上高×100 飲食店なら食材費と包材、サロンなら薬剤や使い捨て備品、小売店なら仕入れ原価を入れます。人件費や家賃の配賦は難しいため、最初は直接原価に絞って構いません。
AIには集計と「気になる商品」の抽出を任せる
表ができたら、ChatGPTに比較と確認観点の整理を依頼します。 依頼例:「商品別の販売数・売上高・粗利額・粗利率を比較し、①売上は高いが粗利率が低い商品、②粗利率は高いが販売数が少ない商品、③値引きが多い商品、④廃棄が多い商品を抽出し理由を示してください。最終判断はせず確認が必要な点を列挙してください」 「停止すべき商品を決めて」と頼まないことが重要です。仕入れ価格の更新漏れや季節要因をAIは知りません。顧客名・電話番号・予約履歴は入力しないルールも決めましょう。
継続・値上げ・販促・停止を4つの基準で決める
【継続】粗利額と粗利率がともに安定し、再来店やセット購入にもつながる商品。 【値上げ・原価改善】販売数は多いのに粗利率が低い商品。まず仕入れ先変更・使用量・廃棄を見直し、それでも不足するなら値上げを検討します。 【販促】粗利率は高いのに販売数が少ない商品。メニュー上の位置・写真・説明文を点検し、2週間だけ変えて効果を比較します。 【停止・縮小】粗利額が低く廃棄や作業負担が大きい商品。いきなり廃止せず、提供曜日の限定や在庫縮小から試します。
公開・実行前に人が照合する確認表
AIが作った表は、次の順で人が確認します。 ・POSの売上合計と商品別売上の合計が一致するか ・税込・税抜が混ざっていないか ・原価が最新の納品書と一致するか ・セット商品・値引き・返品が二重計上されていないか ・粗利額と粗利率を電卓または表計算で再計算したか ・値上げや停止の前に現場スタッフと顧客への影響を確認したか AIが示した合計を信用してそのまま転記しないことが特に重要です。
まとめ
今日やることは3つです。①直近1か月のPOSデータと最新の仕入れ明細を用意する。②上位10商品だけで売上高・原価合計・粗利額・粗利率を計算する。③各商品を「継続・値上げ・販促・停止」のどこで検討するか仮置きする。 AIには集計・比較・確認項目の洗い出しを任せ、元データとの照合と最終判断は人が行う。この月次習慣が「売れているのに利益が残らない」を減らす第一歩です。
