私は、かつて老舗の芸能プロダクションに所属し(※現在は退所しています)グラビアアイドルとして活動していました。
当時は、フジテレビのバラエティー番組にも出演しており、フジテレビの幹部がセッティングする会食に招集されたことも何度かありました。
今回は、私がグラビアアイドルとして活動していた頃に、フジテレビ幹部がセッティングする会食に参加した際の出来事について綴りたいと思います。
※本記事を掲載するにあたって、個人の特定を防ぐ為、又、身の安全を確保する為、「小島りさ」という仮名を使用させていただくことにしました。
はじめに
まず、何故私が本記事を掲載するに至ったのか、その理由について記したいと思います。
フジテレビ関係者の女性が、元SMAP中居正広氏から性加害を受けたという騒動があり、フジテレビ幹部社員の関与があったと報じられたことで、フジテレビ内で常態化していた女性アナウンサーの〝上納接待〟が明らかになりました。
このような事態を受けて、私自身がグラビアアイドル時代に、実際に経験した出来事について綴る必要があると感じました。
フジテレビ内で常態化している、セクハラや性加害を当然のものとみなす間違った風潮を周知することで、業界全体の健全化の後押しができればと考えております。
私が会食に参加したきっかけ
フジテレビ幹部は、〝親睦を深める〟という理由で、女性アナウンサーや女性タレントなどが参加する会食を定期的に開催しています。
しかし、〝親睦を深める〟というのは、あくまでも建前で、フジテレビ幹部が大物タレントに取り入るために、女性アナウンサーや女性タレントを呼んで接待させる、というのが実状です。
私は、バラエティー番組のメイク室で、女性アナウンサーからお呼びがかかり、会食に参加しました。
番組の編成幹部Y氏が、大物タレントX氏との会食をセッティングしたから、りさちゃんも参加しておいたほうがいいよと言われました。
当時の私は、バラエティー番組に出始めた頃だったので、断ったら仕事に支障をきたすと思い、会食に参加しました。
セクハラ行為
会食は赤坂の和食料理店で行われました。
X氏とは、バラエティー番組で何度か共演しており、私のことを気に入っていたらしく、隣に座るよう指示されました。
X氏は、お酒が回ってくると、私に抱きついたり、体中をベタベタと触ったり、セクハラ行為がエスカレートしていきました。