3.14 食い付きをさらに上げる
H
「ってかもうこんな時間経ってるんやな、めっちゃ早ない?全然そんな感じせんくてビックリしてるんやけど」
「え、もうこんな時間経ってたん!ほんまに早いしビックリ」
「なんか俺思ったら割と最初っから素で喋ってるしいい意味で気使ってないなって思って。そうやって喋れてることが珍しいしすごいと思う。俺普段慣れてない人に対しては気使うタイプやからさ。だからほんまに合うんやろうし俺の直感当たるなって改めて思った」
「それはめっちゃ嬉しい。でも私もそう思う、そうじゃないといきなりあんな深い話とかできひんし」
「うん確かに。でも仕事でも初対面の人と喋る機会多いんやけど大体5〜10分喋ったらわかるんよな。あ、この人とは合わへんとか、なんか気使うなとか、話は続けれるけど途切れたら気まずいなとか」
「確かにそれはめっちゃわかる!」
「そう思ったら〇〇とは全然そんなことないし喋ってて楽しいし落ち着くし合うんやろうなって思う。多分喋らんくても大丈夫やし、とりあえず繋いでるだけでもいいみたいな一番理想的な形よな」
「うんわかる、なんも喋らんくても全然大丈夫な空気感よな」
解説
大体ここまで進んだ段階で30分〜1時間程度の通話時間になっていると思います。最初の方で話していたテンプレ「直感でビビッときた」のくだりを答え合わせするかのように直感がやっぱり当たっていたと再認識させます。
ここでの反応が上記のテンプレに近い前向きな反応であればすでに食いつきも高く、仕上がっているので次のテンプレでとりあえずアポを確定させていきます。
電話に慣れていない方が最終的に目指すべき電話でのゴールは、色々な話題を振っておもしろい話をするとかそんなことはどうでもよくて、「喋らなくても落ち着く空気感」言い換えれば「沈黙になっても気まずくない空気感」これがトータルで演出できるようになれば高い確率で結果が出るようになると思います。