2022年1月31日、文部科学省は令和3年度(2020年実施)教員採用試験の実施結果を発表しました。
中学校の最終倍率は4.4倍で、昨年5.1倍から0.7ポイント減少しています。
※採用者数は10,049人(昨対比992人減)、受験者数は44,105人(昨年比1,658人減)。
【教員採用試験】中学校の倍率が低い県は?
倍率は全国的に低下傾向にありますが、自治体によって高い低いの差があります。
中学校教諭で倍率が低い県トップ5は次のとおり。
順位 | 倍率 | 受験者 | 合格者 |
新潟県 | 2.3 | 386 | 186 |
茨城県 | 2.6 | 753 | 293 |
佐賀県 | 2.7 | 226 | 84 |
山形県 | 2.8 | 229 | 81 |
福岡市 | 2.9 | 486 | 166 |
新潟県は美術や技術など2倍を切っている教科もあるため、選考がまともに実施できない時代がくるかもしれません。
とはいえ、沖縄県13.7倍や高知県9.5倍のように倍率の高い自治体もあるので、簡単に合格することはできません。
しっかり現実を把握して合格を目指しましょう。
全国の倍率を下記記事でまとめているので、参考にしてください。
>>【全国結果一覧】教員採用試験の倍率を都道府県・教科別に徹底解説! | 教採ギルド(KYOSAI GUILD) (kyosai-guild.com)