🛒BASE中古販売で迷わせない商品導線と注意書きの作り方
無在庫・Base・家電・古着せどりマスター
BASEで中古品を売るときは、商品を登録するだけでは足りません。購入者が「自分に合う商品だ」と理解し、傷や付属品に納得したうえで注文できる導線が必要です。
📌 先に決める数字は、想定売価、仕入れ上限、送料、手数料、最低利益の5つ。さらに、商品ページでは「状態」「注意点」「購入後の流れ」を明確にします。
売れない原因を集客だけに求めず、仕入れから購入画面までを一つの流れとして設計しましょう。
🔍 仕入れ前に10点満点で判断する
仕入れ判断では、出品価格ではなく、実際に売れそうな価格と売れるまでの期間を見ます。フリマアプリやオークションの売り切れ履歴、Google検索、SNSの投稿数など、複数の場所から需要を確認してください。
次の5項目を各2点で採点します。
・直近30日以内に同型商品の成約例が3件以上ある
・想定売価に3,000円以上の幅がなく、相場が安定している
・傷、欠品、動作状態を自分で説明できる
・梱包後のサイズと送料を仕入れ前に計算できる
・型番、ブランド、販売可否、真贋を確認できる
合計8〜10点なら仕入れ候補、6〜7点なら価格交渉後に再計算、5点以下なら見送ります。
🧾 たとえば中古カメラでも、「人気ブランドだから」だけでは仕入れません。型番検索で成約例が5件あり、レンズ内の状態を確認でき、付属品も特定できるなら点数が上がります。反対に、動作未確認で充電器もなく、送料が読めない商品は見送ります。
説明力で価格差を作れる商品は狙い目です。同じ型番でも、動作確認、清掃、付属品の整理、傷の拡大写真がそろっていれば、最安値に合わせずに販売できます。
📦 一方、大型家具や精密機器は送料と破損リスクが利益を削ります。売価が高くても、梱包資材や配送補償まで含めて判断してください。
🧭 商品ページまでの導線を一本につなぐ
BASEは、商品を置けば自動的に大量集客できる場所ではありません。購入者がどこから入り、何を見て、どの商品を選ぶのかを設計する必要があります。
定番の入口は検索、SNS、リピーターの3つです。
・🚪 Google検索:ブランド名、型番、色、状態を商品名に入れる
・InstagramやX:使用場面、サイズ感、清掃前後を見せて商品ページへ送る
・ショップ内回遊:カテゴリー、価格帯、関連商品を分かりやすくまとめる
商品名は「おすすめ中古バッグ」のような曖昧な表現ではなく、「COACH 2WAYバッグ F28993 ブラック 角スレ小」のようにします。購入者が検索する固有名詞と、判断に必要な状態を一行に入れる形です。
商品ページの前半には、次の順番で情報を置きます。
1. 商品名、型番、色、サイズ
2. 動作状態または使用状態
3. 目立つ傷、汚れ、欠品
4. 付属品
5. 価格、送料、発送目安
6. 返品条件と問い合わせ方法
🔗 説明文の最後には、「同ブランドの商品」「同じ用途の商品」への案内を置きます。ただし、リンクを増やしすぎると購入を迷わせます。関連商品は2〜3点に絞り、現在の商品より安い選択肢と上位状態の商品を一つずつ見せると比較しやすくなります。
💰 売価から逆算して利益を残す
利益計算は、仕入れてからではなく、仕入れる前に行います。
BASEスタンダードプランの通常注文を想定し、決済手数料3.6%+40円、サービス利用料3%で計算します。料率は変更される可能性があるため、出品時にはBASE公式の料金ページ(https://thebase.com/payments)を確認してください。
仕入れ6,500円、送料850円、梱包資材150円の商品なら、売価別の概算利益は次のようになります。
・売価9,800円:手数料約687円、利益約1,613円、利益率約16.5%
・売価12,800円:手数料約885円、利益約4,415円、利益率約34.5%
・売価15,800円:手数料約1,083円、利益約7,217円、利益率約45.7%
価格を3,000円下げると、利益はほぼ同額減ります。早く売りたいからと値下げを続けると、作業量に対して利益が残りません。
🧮 想定売価12,800円、最低利益3,200円、返品・再送予備費500円なら、仕入れ上限は次のように逆算できます。
12,800円-手数料885円-送料850円-梱包資材150円-予備費500円-最低利益3,200円=7,215円
端数と価格変動を考え、仕入れ上限は7,200円にします。交渉しても7,200円以下にならなければ仕入れません。この上限をスマートフォンのメモに残しておけば、店舗で勢い買いするのを防げます。
🛠️ 出品は6工程に固定する
中古品は一品ごとに状態が違うため、出品作業を型にすると説明漏れを減らせます。
1. 型番、シリアル、素材、サイズを確認する
2. 動作、におい、変色、破損、欠品を点検する
3. 清掃してから全体と傷を撮影する
4. 相場と利益から売価を決める
5. 商品説明と注意書きを入力する
6. 公開画面をスマートフォンで確認する
📷 写真は、正面、背面、側面、底面、内部、付属品、型番、傷の順に撮ります。傷を隠すのではなく、通常距離の写真と拡大写真を両方載せることが重要です。
✍️ 商品説明は、次の形にすると短くても判断材料がそろいます。
「動作確認済みです。外装右側に約2cmの擦れがあります。通常使用に支障はありません。付属品は本体、充電器、説明書です。中古品のため、写真に写らない細かな使用感があります。状態を確認のうえご注文ください。入金確認後、2営業日以内に追跡可能な方法で発送します。」
公開前には、商品名と写真が一致しているか、付属品を入れ忘れていないか、送料設定が正しいかを別画面で確認します。1商品あたり3分の最終確認で、返品や問い合わせに使う時間を減らせます。
⚠️ 注意書きは免責ではなく判断材料にする
「中古品なので返品不可」とだけ書くのは不十分です。傷や欠品を説明せず、注意書きだけで責任を回避することはできません。
返品条件には、次の内容を分けて書きます。
・商品説明と異なる状態や配送中の破損があった場合の連絡期限
・購入者都合の返品を受けるかどうか
・返品時の送料負担
・連絡方法と、返送前に連絡が必要であること
・色味、サイズ、使用感など中古品特有の個体差
↩️ 通信販売では返品特約を明確に表示する必要があります。「その都度相談」ではなく、可否、期限、条件、送料負担まで具体的にします。返品特約を表示しない場合の扱いもあるため、消費者庁の通信販売広告ガイド(https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/mailorder/advertising.html)を確認してください。
🪪 販売目的で仕入れた中古品を継続して販売する場合は、原則として古物商許可の確認が必要です。BASEでは、氏名または名称、公安委員会名、許可証番号を「特定商取引法に基づく表記」に加え、商品ページまたはショップトップにも掲載するよう案内しています。詳細はBASEの中古品販売案内(https://help.thebase.in/hc/ja/articles/206341542-%E5%8F%A4%E7%89%A9-%E4%B8%AD%E5%8F%A4%E5%93%81-%E3%82%92%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B)を確認し、判断に迷う場合は所轄警察署へ相談します。
🚫 偽ブランド品、法令上必要な表示のない製品、説明や画像が実物と著しく異なる商品などは登録できません。仕入れ前にBASEの販売禁止商品(https://help.thebase.in/hc/ja/articles/115000047621-%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E4%B8%8D%E5%8F%AF-%E7%99%BB%E9%8C%B2%E7%A6%81%E6%AD%A2%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B)も確認してください。
最後は、8点以上の商品だけを仕入れ、最低利益と仕入れ上限を守り、6工程で出品します。✅ 公開後7日でアクセス数、商品ページ閲覧数、カート追加、購入数を確認し、閲覧が少なければ入口を、閲覧されても売れなければ価格・写真・注意書きを修正する。この切り分けが、BASE販売を安定させる基本です。
