リサイクルショップのジャンクコーナー。
箱の中をガサガサ見ていると、
「おっ……これSEIKOやん」
値札を見る。
3,000円。
しかも横には、
「動作未確認・現状渡し」
の文字。
スマホで似た時計を検索してみると、動作品が12,000円くらいで売れている。
ここで悪魔がささやきます😂
「3,000円ならいけるやろ」
「動いたら4倍やん」
「最悪ジャンクで売ればええやろ」
こういう時計、めちゃくちゃ欲しくなるんです。
でも僕なら、
「3,000円だから買う」
とは考えません。
むしろ最初に考えるのは、
「これ、3,000円失っても欲しい商品か?」
です。
🔨 そもそも「ジャンク」の意味が広すぎる
ジャンク腕時計といっても、中身はバラバラです。
🔋 電池切れ⚠️ 完全不動👑 リューズ不良💥 風防割れ🔗 ベルト・ブレス破損📟 液晶不良💧 水入り・腐食📅 カレンダー不良🔘 ボタン不良❓ 動作未確認
全部同じジャンク。
でも、
直す難しさも違う。
必要な費用も違う。
売れる価格も違う。
だから、
「ジャンク=安く仕入れられる」
だけで考えると危ないんです。
😱 「動作未確認」が一番ワクワクする
個人的に一番誘惑が強い言葉が、
「動作未確認」
です😂
壊れているとは書いていない。
不動とも書いていない。
つまり、
「ひょっとしたら普通に動くんちゃう?」
と思ってしまう。
でも、ここで都合よく考えない。
動作未確認ということは、
こちらも正常動作を確認できていない。
それだけです。
動く可能性もある。
動かない可能性もある。
だから僕なら、
「動いた場合の利益」
だけでは買いません。
「動かなかった場合にどうするか」
こっちを先に調べます。
💰 例えば3,000円のSEIKOだったら?
仮に、
仕入れ価格 3,000円
動作品の売却相場 10,000〜12,000円
だったとします。
一見するとかなり良さそうです。
でも、
販売手数料送料電池交換修理・整備梱包資材
ここまで入れる。
さらに、
不動のままだった場合の売却価格も調べる。
もし同型のジャンク品が、
2,000〜3,000円程度でしか売れていないなら?
仕入れ3,000円の時点でかなり余裕がありません。
逆に、
不動でも5,000〜6,000円程度の売却事例が確認できるなら、話は少し変わります。
正常に戻れば利益が狙える。
戻らなくても出口がある。
この、
「失敗した時の出口」
まで見るのがジャンク仕入れではかなり大事です。
🔍 まず裏蓋を見る
ジャンク箱から時計を拾った。
最初に見るのは値札だけじゃありません。
裏蓋です⌚
型番。
ケース番号。
キャリバー。
刻印。
商品を特定するための情報を探します。
「SEIKO ジャンク」
だけで検索すると、まったく違う時計まで出てきます。
そうじゃなく、
できるだけ同じモデルまで絞る。
そして、
動作品はいくら?
不動品はいくら?
部品取りはいくら?
この3方向から見ます。
💥 風防が割れている時計
これも、
「ガラス交換すればええやん」
と思いやすい。
でも僕なら、
風防だけを見ません。
強い衝撃で割れたなら、
内部は大丈夫なのか?
針はズレていないか?
文字盤にダメージはないか?
ケースは歪んでいないか?
リューズは正常か?
そこまで見る。
「見えている故障が1個だから、故障も1個」
とは限らないんです。
だから修理前提の商品は、
修理費をギリギリで計算しない。
少し余裕を見る。
それでも利益が残るのか。
ここで判断します。
💧 水入り・腐食はかなり慎重に見る
裏蓋や文字盤周辺にサビがある。
ケース内部に水が入ったような形跡がある。
こういう時計は僕ならかなり慎重になります。
外から見えている腐食だけで終わっているとは限らないからです。
内部までダメージが進んでいたら、話が変わる。
「外側を磨けばきれいになる」
という問題じゃない場合があります。
安い。
有名ブランド。
古い。
この3つが揃うと、お宝っぽく見える😂
でも、
安いのには理由があるかもしれない。
この視点は忘れたくないところです。
🔗 ベルトが壊れているだけなら簡単?
これも商品によります。
「ベルト交換したら終わりやろ」
と思う。
確かに市販ベルトで対応できる時計なら、それで済む場合もあります。
でも、
純正ブレスそのものに価値がある時計だったら?
バックルが欠品していたら?
余りコマがなくて腕回りがかなり短かったら?
話が変わります。
時計本体だけじゃなく、
ブレスやバックルも商品価値の一部です。
特に中古腕時計では、
「腕に巻けるサイズか?」
ここも普通に重要です。
📟 デジタル時計も「表示した=全部OK」ではない
G-SHOCKなどを見る時も同じです。
液晶が表示されている。
だから正常。
ではない。
ボタン。
ライト。
モード切替。
アラーム。
液晶の欠け。
表示の薄さ。
確認できる範囲は確認する。
もちろん店舗では全部試せない場合もあります。
その時は、
「確認できなかった」
をリスクとして計算する。
分からない部分を、
勝手に「たぶん大丈夫」に変えない。
これだけでもかなり違います。
😅 ジャンク箱を見ると、人間ちょっと欲が出る
これが厄介です。
3,000円なら、
「まあ失敗してもええか」
と思ってしまう。
1,500円ならもっと危ない。
「この値段なら買っとこ」
となる。
それを5本やったら?
3,000円×5本で15,000円。
全部売れずに机の引き出しに入ったら、
15,000円の在庫です😂
ジャンク品って1個1個が安いから、失敗が小さく見える。
でも積み上がると普通に大きい。
だから僕なら、
安い商品ほど、
「本当に必要?」
と一回考えます。
🔥 ジャンクで狙いたいのは「原因が読める商品」
例えば、
ベルト破損。
風防傷。
電池切れ表記。
付属品欠品。
こういう外からある程度確認できる問題と、
完全不動。
水入り。
内部故障。
原因不明。
では、リスクの読みやすさが違います。
もちろん前者なら絶対安全という意味ではありません。
ただ、
何が問題なのか分からない商品ほど、
仕入れ上限を低くする。
僕ならこの考え方を使います。
🧮 ジャンクは「成功時」と「失敗時」の2本を計算する
これ、かなり使えます。
例えば、
仕入れ 3,000円
動いた場合
販売 12,000円
手数料 1,200円
送料 750円
電池・整備 1,000円
その他 300円
最終利益 5,750円
「おお、ええやん🔥」
となります。
でもここで終わらない。
動かなかった場合
ジャンク販売 3,500円
手数料 350円
送料 750円
仕入れ 3,000円
これだけでも赤字です。
つまり、
成功したら5,750円。
失敗したらマイナス。
この両方を見て、
3,000円を出す価値があるのか考える。
これがジャンク仕入れです。
🏪 僕なら店頭でこの順番を見る
ジャンク時計発見。
まず、
① ブランドを見る
② 裏蓋を見る
③ 型番を調べる
④ 動作品の売却相場を見る
⑤ 不動品・ジャンクの売却相場を見る
⑥ どこが壊れているのか確認する
⑦ 付属品を見る
⑧ 修理・電池交換などの費用を考える
⑨ 売れなかった場合の出口を見る
⑩ 仕入れ上限を決める
ここまでやってから、
「買う」
です。
順番を逆にしない。
「安いから買う」
↓
「家に帰ってから調べる」
これをやると、家にジャンク時計が増えていきます😂
😱 「直せば儲かる」は一回封印する
中古腕時計せどりを始めたばかりなら、
僕はこれを一回封印した方がいいと思っています。
「直せば儲かる」
じゃなく、
「直らなくてもどうにかなる?」
から考える。
修理できる技術がある人。
部品の知識がある人。
時計修理店との付き合いがある人。
こういう人と、
完全初心者では同じジャンクでも価値が違います。
だからネットで、
「ジャンク時計で○万円利益!」
みたいな事例を見ても、
そのまま自分の仕入れ基準にしない。
自分がその時計を処理できるか。
ここを見る。
⌚ だから今回、ジャンクをかなり細かく入れた
今回作った、
「型番が読めれば利益が見える⌚ 中古腕時計せどり大全2026」
では、
普通の中古時計だけじゃなく、
ジャンク腕時計もかなり掘っています。
🔋 電池切れ
⚠️ 完全不動
👑 リューズ不良
💥 風防割れ
🔗 ベルト・ブレス破損
📟 液晶不良
💧 水入り・腐食
📅 カレンダー不良
🔘 ボタン不良
❓ 動作未確認
それぞれ、
何を見るのか。
どこが危ないのか。
どう相場を調べるのか。
どう利益計算するのか。
ここまで整理しました。
さらに特典として、
🎁 ジャンク時計50件研究シート
も用意しています。
ジャンクを買いまくるためのシートじゃありません。
「このジャンクは買わない」
を判断するためのシートです。
🔥 3,000円のジャンクは、お宝にもゴミにもなる
結局これです。
3,000円だから安い。
ではありません。
12,000円で売れる時計だからお宝。
でもありません。
自分が見ている個体が、
何なのか。
どんな状態なのか。
動かなかったらどうなるのか。
費用はいくらかかるのか。
最後にいくら残るのか。
ここまで分かって初めて、
3,000円が安いのか高いのか判断できます。
ジャンク箱の中からSEIKOを見つけた瞬間、
「うおっ🔥」
となる気持ちはそのままでいい。
ただ、
財布を出す前にスマホを出す。
これだけは覚えておいてください⌚
その「一回調べる」を習慣にするために作ったのが、
中古腕時計せどり大全2026です。

