「今日こそちゃんと寝るぞ」と思いながら、また朝が来る。
早起き、ストレッチ、アロマ、瞑想、スマホ制限——試してきたものを数えたらキリがない。でも「疲れが取れた」という感覚が長続きしませんでした。この記事は、そういう「何を試しても変わらない」と感じた時期があった人に向けて書いています。
なぜ3年間、自分を実験台にしたか
私は睡眠コーチとして、これまで延べ100名以上の方の睡眠改善に関わってきました。でも最初から「教える側」だったわけではありません。きっかけは、日本の睡眠不足による経済損失のデータを知り、専門家がほぼいないという現実に気づいたこと。そして何より、当時の自分自身が「寝ても疲れが取れない」状態だったからです。
誰かに伝える前に、まず自分で確かめなければ——そう思って、3年間、自分を実験台にして睡眠にまつわるあらゆることを試しました。この記録は、その過程で「効いたもの」と「効かなかったもの」を正直に書いたものです。
情報が多すぎて、何が正しいか分からなくなった
「睡眠 改善」と検索すると、情報は山ほど出てきます。「7時間寝ればいい」「朝日を浴びろ」「寝る90分前に風呂」「炭水化物は夜控えろ」……どれも正しそうに見える。でも全部やろうとすると、睡眠のために生きているような生活になってしまう。
そして結局、何かひとつを試しては「続かない」か「効いた気がしない」を繰り返していました。
最初に知っておきたい「1つの誤解」
3年間でいちばん大きかった気づきを最初に共有します。それは「睡眠時間を増やせば疲れは取れる」という思い込みです。
実際には、睡眠の質(どれだけ深く眠れているか)が、時間と同じか、それ以上に大切とされています。8時間寝ても浅い眠りが続けば、疲れは積み重なります。この視点が変わってから、「長く寝る」ことより「深く眠れる状態をつくる」ことにアプローチが変わりました。
この記録に書いてあること(全体像)
- 試して「効かなかった」もの(意外なものも含む)
- 試して変化を感じた習慣(5つ)
- 「やり方」より大切だった考え方の変化
- 今でも使っている朝の自己チェックリスト
「正しい方法を探す」より「自分に合うものを選ぶ目」が育てば、情報に振り回されなくなります。ここから先に、その記録を書いています。
