出雲といえば、やっぱり出雲大社。
県外の人に「出雲ってどんな場所?」と聞かれると、多分ほとんどの人が最初に出雲大社を思い浮かべると思う。
もちろん、自分も出雲大社はかなり好き。
でも、実際に出雲を歩いていると、
「なんだここ…?」
と思うような、不思議で面白い場所がかなりある。
今回紹介するのは、
粟津稲生神社(あわづいなりじんじゃ)。

出雲ドームの近くにある、小さなお稲荷さん。
ただこの神社、
“鳥居の途中を電車が横切る”
という、かなり珍しい景色が見られる。
最初に写真を見た時、正直ちょっと合成かと思った。
でも実際に行ってみると、本当に普通に線路がある。
しかも、その横をばたでん(一畑電車)が走っていく。
今回はそんな、出雲の少しローカルで不思議な神社、
粟津稲生神社

について、
- 歴史
- 参拝の仕方
- 電車が来る時間
- 駐車場
- 出雲ドームからの行き方
- 実際行って感じたこと
などをまとめてみようと思う。
粟津稲生神社ってどんな場所?
粟津稲生神社は、島根県出雲市平野町にある神社。
京都の伏見稲荷大社の分霊を祀ったと言われていて、
- 倉稲魂神(うかのみたまのかみ)
- 稚彦霊神(わくむすびのかみ)
- 有気持神(うけもちのかみ)
の三柱が祀られている。
治病や厄除けのご利益があるとされているらしい。
そしてこの神社の特徴が、
“稲荷”ではなく“稲生”
という漢字。
全国的にもかなり珍しいみたいで、そういう部分もなんだか面白い。
一番の魅力は「鳥居と線路」
この神社を有名にしている理由。
それが、
“参道の途中を一畑電車が横切る”
という景色。
鳥居をくぐって進むと、途中で突然線路が現れる。
最初見た時、かなり不思議だった。
神社の空気感と、ローカル線の景色が同時に存在している。
しかもその横を、ばたでんが普通に走っていく。
朱色の鳥居。
踏切の音。
一畑電車。
田園風景。
全部が混ざっていて、かなり独特な空気だった。
どうやら昔、一畑電車が線路を通す際、迂回が難しく、神社側へお願いしたことでこの構造になったらしい。
かなり珍しい景色なので、写真好きや鉄道好きにも人気らしい。
実際に行って感じたこと
正直、最初は“映えスポット”くらいの感覚だった。
でも行ってみると、かなり静か。
周囲は住宅街と田んぼ。
観光地みたいに人が多いわけでもない。
風の音と、遠くの電車の音だけが聞こえる。
鳥居を歩いていると、
「本当にここに電車来るのか?」
と思うくらい静か。
でも突然、カンカン…という踏切の音が聞こえる。
そして、
ばたでんが鳥居横を通過する。

あの瞬間の空気感がかなり良かった。
派手ではない。
でも、
“静かな出雲”
をかなり感じられる場所だった。
