ここ1~2年の個人ビジネスでは「ファン化」という言葉がかなり目立ってきました。
文字通り「お客様をファンにする・虜にする」ことですね。
正しくファン化が進むと、
- 投稿UP後、秒でいいねやコメントが付く
- 新商品を出す前から発売の催促がある
- 商品を出したら速攻で注文が殺到する
こんなことが起こります。
メンズ脱毛サロンで考えてみましょう。
メンズ脱毛サロンでファン化が進むと、
●投稿を見た!と県を2つまたいで初回でも1万円越えの予約が入る
●来店前から徹底リサーチされて、余計な説明なしでリピート確定
●初来店で6桁の高額メニューが毎月連続で成約
●一度に5名の紹介が出て、その全ての方が1万円を超える高単価メニューを都度払いで通う
●脱毛やスキンケア以外の人生相談もあり、トラウマや家族問題など深すぎる話=分厚い信頼がないと普通は話さないような相談が増える
●脱毛完了した2~3年後に別部位のオーダーがコースで入る
●飛行機で毎月通ってくださっている十分効果が出ているお客様から、さらに脱毛を極めたいと40万円のコースの再契約を申し出され、さすがに断ろうとするものの、真剣で前のめりなリクエストのため意思を尊重して受理
といったシチュエーションに良く巡り会うことになります。
ちなみに↑のケースは全てミヤキが実際に経験したことです。
こういう状況が頻発すれば、
- 毎日集客面の心配をしなくて済む
- 売上が伸びやすいので、機材や業務用品などへの投資がしやすくなる
- モチベーションを維持しながらクオリティの高い接客、施術ができる
このようなメリットが生まれます。
こんな理想の状況、ぜひとも手に入れたいですよね?

ということでこのマニュアルでは、

について解説していきます。
これまでに何度も情報発信をしてきたけど、
『同業者からしか反応がない』
『お客様が見ている気がしない』
『本当に今の方法でお客様が集まるのか実は謎』
という不安や疑問を持っていた方は、ぜひ最後までお読みください。
読んで内容を愚直に実践していただければ、
- 投稿接触1秒で「それな」を生める
- お客様が自分の日記かと錯覚するレベルで投稿に没頭させられる
- 近隣の競合に一切目もくれず一途に自分のサロンに通っていただける
といったファン化がぐんぐん進む情報発信の具体的な技術が身につきます。
レッドオーシャン真っ只中の今のメンズ脱毛業界で、ライバルサロンと圧倒的な差別化を実現できるようにもなります。

ここで簡単に執筆者ミヤキの自己紹介をしておきます。
メンズ脱毛黎明期の2015年からコロナ禍を経て今もなおワンオペ営業を続けています。
元々開業直前の35歳の時点で、なんと貯金も収入源も、メンズ脱毛はおろかエステ業に関する経験も全てゼロでした。
そこから以下のような実績を積み上げてこれたのは、自分の知識と発想力の賜物と言っても過言ではありません。

2022年の春先からは、主にInstagramにて「メンズ脱毛サロンの経営を極めるロードマップ」と銘打って、自分の知識と経験を基にした経営改善のヒントを発信し続けています。
ミヤキのInstagramアカウントはこちらです。
https://www.instagram.com/mensdatsumou.roadmap/

今回の「ファン化のための情報発信」に直結する経歴としては、こちらが参考になるはずです。

学生時代から日々「インターネット上の自分と現実世界の自分の距離をゼロにする」情報発信を極めようとしてきました。
今のサロン経営を始めてからは、それまでの執筆スキルが功を奏して、300記事以上、150万字以上のメンズ脱毛の情報を自らの手で発信することができました。
ちなみにこれは「ブログ」という長文コンテンツに限った話で、その他InstagramやX(旧Twitter)でも大量の情報発信を続けてきました。
メンズ脱毛以外のジャンルでも執筆経験があり、

に関しては、少なくともメンズ脱毛業界の中ではTOPクラスなのではないかと自負しています。
そんなミヤキが、過去8年の自分のサロン経営の経験を基にして、メンズ脱毛サロンでファン化を起こすための情報発信について、今回お伝えしていきます。
なお、「ビジネスの情報発信自体に不慣れ」な方が読むことを想定しています。
ですので構成として、
ファン化の必要性
↓
ファン化が起こらない原因
↓
ファン化を起こすために必要な要素
↓
ファン化を起こすための準備
↓
ファン化を促すためのスキル習得
↓
ファン化を促すための情報発信の極意
↓
まとめ
↓
補足情報
という流れで解説が進みます。
とにかく本題から入りたい!という方は、目次から『スキルが身についたら、ファン化を促すための極意で情報発信をしていきましょう』を選択して、そのセクションから読み進めていただければOKです。
また、基本的に「文字ベースの情報発信」の方法として解説を進めていきます。
動画ベースで情報発信をしたい方は、この記事の内容に沿った台本を作った上で撮影、編集、テロップ入れをしていくと良いでしょう。
そもそもなぜ今、ビジネスで「ファン化」が注目されているのか
という話から、まずはしていきましょう。
これは、今の時代に個人でビジネスをする上で確実に押さえておくべき「顧客心理」の話です。
お客様の心を知らずして商売は成り立ちません。
「早くテクニック知りてぇ!」とお思いかもしれません。
しかし、基礎を踏まえた上で技術を身につけることで、確実に現場で活用できます。
焦って技術だけ学んでも結果が出ない場合は、この基礎をすっ飛ばしているのが原因です。
このマニュアルを読み終えたら、即ファン化の実践ができるようになるためにも、まずは基礎知識の解説にお付き合いください。

今の時代のお客様は「何を買うか」よりも「誰から買うか」を重視しています。
マーケティングの情報収集をしている方なら、一度は見聞きしたことがあるはずです。
これは例えば、
- アニメの推しキャラのアクスタ
- 推しYouTuberのお勧めするキッチンツール
- 推しのアイドルがCMに出ている商品なら何でも
など、流行最前線のお客様側の行動を観察していると良く分かります。
現代社会において、人が赤の他人にお金を使おうとするのは「推し」ができたときということです。
- 恋愛感情はないけどLIKEの好き
- その人のコンテンツには常に触れていたい
- その人が成長・成功するために何かしらサポートしたい
- 推しに会う、サポートするためならお金を出すことも厭わない
みたいなのが一般的な「推し」ですよね。
これをメンズ脱毛のお客様で置き換えるとちょっと変わってきます。
メンズ脱毛のお客様がサロンやサロンの中の人を「推し」と認定する場合、
- 誠実で信頼できる
- 人として尊敬できる
- 真摯に向き合ってくれる
- 話やアドバイスが分かりやすい
- 不安を取り除いてくれる安心感がある
- 接していると元気をもらえる、楽しい
- 無尽蔵の知識で解決の希望が見えて相談しやすい
こんな感じの状態になることが多いでしょう。
これがゆくゆく、
- 初回から単価の高いメニューのリクエストが頻発
- こちらから売り込むことなく自発的な高額メニューのリクエストが増える
- お一人の紹介から複数名出て、全員が紹介者と同額程度のメニューで完了までリピ確
こういった売上UPにつながっていきます。
つまりメンズ脱毛サロンでは、このように「お客様から推される」状態を目指さなければ、ファン化は完了しないということです。

というか、ここにたどり着きさえすれば、
- 毎日集客面の心配をしなくて済む
- 売上が伸びやすいので、機材や業務用品などへの投資がしやすくなる
- モチベーションを維持しながらクオリティの高い接客ができる
といった理想の経営は必ず実現できます。
集客には、使っているwebサービスのアルゴリズム攻略や、お客様からのクチコミ、立地や料金面など様々な要因が絡み合っています。
しかし、メンズ脱毛サロンのようなお悩み解決型の対面サービスでは、最終的に人対人のコミュニケーションの質がモノを言います。
つまり、お客様とサロンの中の人の人間関係がどれだけ良好かが重要ということ。
世の中の成功しているメンズ脱毛サロンを見てみてください。
- マシンの性能ゴリ押し「じゃない」
- 理論や技術だけ「じゃない」
- 料金の安さだけ「じゃない」
ですよね?
「人間力」とも言える部分で成功=予約が連日ほぼ満杯で、常にクチコミが発生しているところがほとんどです。
これは言い換えると、サロンの中の人の人間力でお客様に「推されている」ということ。
つまり、ファン化が成功しているということです。

「お店」ではなく「人」にファンが付くと、マジで、
- 投稿を見た!と県を2つまたいで初回でも1万円越えの予約が入る
- 来店前から徹底リサーチされて、余計な説明なしでリピート確定
- 初来店で6桁の高額メニュー成約が連続で続く
- 一度に5名の紹介が出て、その全ての方が1万円を超える高単価メニューを都度払いで通う
- 脱毛やスキンケア以外の人生相談もあり、トラウマや家族問題など深すぎる話=分厚い信頼がないと普通は話さないような相談が増える
- 脱毛完了した2~3年後に別部位のオーダーがコースで入る
- もう十分に効果が出ているのに、さらに脱毛を極めたいと40万円のコースのおかわりを申し出され、さすがに断ろうとするものの、真剣で前のめりなリクエストのため受理
こういうことが良く起こります。
これに加えて、メンズ脱毛サロンではファン化を促した方が良い理由があります
特にメンズ脱毛ビジネスは、
- リピート前提のビジネスモデルで、
- お悩み解決型のサービス
です。
これ、ビジネスにおける前提なので、ここで覚えて帰ってくださいね?
つまりは、何度も通ってお悩みを一緒に解決していきましょうね、というサービス業、ということ。
すると、超理想としては、
- こちらが必死にサポートしなくても良い状態
- お客様が自発的に、かつモチベ高い状態でリピートしていただく状態
こうなるでしょう。

でも一般的な考え方だと、全てのお客様に対して個別に、
『次の予約は○月○日までに来てくださいね!』
『保湿は毎日お風呂上りに必ずやってくださいね!』
『あなた様は○○が肌の弱さにつながってるので、そこを△△で改善しておいてくださいね!』
『剃毛は安全カミソリで前日の夜までに、傷つけないように済ませて、保湿もしておいてくださいね!』
みたいなフォローをやる必要が出てきます。
でもこれって、ぶっちゃけダルくないですか?
もちろん本当はやった方が良いです。
でも、超理想的には、こういう「脱毛を続ける上で当然のこと」は、できればお客様側で自発的にやっておいてほしい。
しかし残念なことに(?)人は基本怠惰。
適切なフォローがなければ、いろんなことをサボってしまいます。
だから、「俺、この人の言うことなら全部黙って聞く!」くらいのファン化を事前に起こしておいて、お客様自らが脱毛に対する意欲爆上がりの状態で通っていただくのが理想の状態なわけです。

こうなっていれば、サロンの中の人は、毎回の施術や効果を高めるためのアドバイスだけに専念できるようになります。
すると自然と、お客様が自分の目で効果を実感するまでの時間が短縮されて、満足度が上がります。
満足度が上がれば「他の部位もやりたい!」という気持ち発生、単価もリピート率も自然と上がります。
ここまで来れば、集めるクチコミの質もかなり高くなっています。
それを見た方もクチコミを来店の決め手にしてくれやすくなります。
で、初来店前に「俺、この人の言うことなら全部黙って聞く!」という状態になっている、以下同じ。
こういった良い循環を起こし続けていくためのファン化というわけです。

えーでも頑張ってるけどファン化が起こってる気がしません!なんで?!
と思っている方、その原因をお答えします。
そもそもネットの時点でファン化を起こすには、「お客様の目線にゼロ距離まで近づいた思考回路での情報発信」が必要です。

たくさん発信を続けてきても、お客様からの反応はなかなか上がらない方には、次のような共通点があります。
- サロンが推したい情報だけを発信している
- 知識や技術としての正しさを押し付けている
- お客様が必要としている情報、知りたい情報を載せていない
心当たり、ないですか?
加えてファン化が起こっていないときは、お客様からこんな反応が返ってくることが多いです。
- 反応が一言、無表情、愛想笑い
- 来店動機が「クチコミ」「信頼できそうだから」じゃなく、「料金」「立地」などになっている
- 分からないことなどはないかを訊ねても「特にありません」と返ってくる
- 施術する部位がずっと1~2か所で、隣接してる部位に毛が残っていてもそこを追加する雰囲気ゼロ
- 「検討します!」と言って音沙汰がない
- 話を聞いていると失敗するんじゃないか、お金が無駄になるんじゃないかという思考が見え隠れしている
- 自分の考えややり方を(素人なりに)貫き通そうとして、プロのこちらの意見を受け入れない
なお↑は、開業当初何も学ばなかったミヤキが遭遇したお客様の様子。
どれか一つでも当てはまるものがあると、お客様の目線から遠ざかった発信になって、お客様との距離感が正しく縮められていない可能性が非常に高いです。
特に、同業者やその道のプロからしか反応がない場合、前提知識が十分あるからこそ理解できるネタしか発信できていない証拠です。
お客様(になり得る男性)は、無知識&未経験なので、そもそも「???」となって反応できません。

で、インターネット上の情報発信でファン化が起こるかどうかのもう一つのカギが、サロンの中の人の印象です。
ネット弁慶という言葉もありますが、インターネット上のキャラとサロンで直接会って対応してくれるときのキャラが大きくかけ離れていると、ファン化は成功しなくなります。
ここで言うキャラとは、性格や言葉遣い、感じ取れる雰囲気はもちろん、SNSのアイコンに映っている見た目の問題まで、サロンの中の人を表し形作る全てを指します。

20年くらい前の黎明期なら、ネットとリアル社会はある程度線引きされていたので、キャラに乖離があっても問題はありませんでした。
ネットはネット、リアルで会う本人が全てである、みたいな考えがあったからです。
しかしそれから急速にリアル社会とネット社会の差が埋まり、今では「ネットの情報≒リアルの情報」の図式がほぼほぼ確定しています。
動画が全盛なのは、ライブ感のあるリアルな情報を取得できるから。
特に若い年齢層の人ほどこの考えが進んでいます。
これ、メンズ脱毛に当てはめてみると…
- ネット上の情報発信が下手だと信用性が下がる
- ネットに出してるメディアが素人っぽいと怪しまれる or 見下される(?)
この逆を言うと…
- 見た目が良い発信をしているだけで信用される
- ただの写真1枚でも見え方が映えてるとそれだけでいいねがつき、うまくいくと素人でもバズる
今のネットでよく見る光景ですね。
ネット上で熱く想いを発信するだけではダメなんです。
- 言葉遣いが独特すぎ
- 加工や編集が素人感満載
こういう発信では、ファン化のスタートラインにも立てません。
だから、お客様(になり得る男性)がインターネット上で初めて触れる情報の時点から、店頭で直接会って会話するまでの全てのキャラが統一されていないとダメなんです。
これはつまり、サロンのモットーや信念、サービスに懸ける想いをコンセプトとしてガチで作り込んでおくことが非常に重要、ということ。

ここまで読んできて、心当たりありまくりで失敗の可能性が高いと思われた方、大丈夫です。
コンセプトと情報発信の方法に一貫性を持たせさえすれば、取り戻すことはできます。
その方法はこの後解説します。
100%とは言いませんが、1/3でも1/2でもファンになっていただけるように、ここから先の内容もしっかり頭に叩き込んで、愚直に実践していってくださいね。
ということで、ファン化に必要な2つの超重要な要素についてお伝えします。
ここまでお伝えしてきたことを踏まえつつ、話を進めていきましょう。
現代社会でファン化を促すために必要なものは、「お客様に限りなく近い視点で発信」することです。
さらに具体的に発信の中に、
