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16歳の女王様 その2

16歳の女王様 その2

先生は27歳でサッカー部の顧問もしてて、少し日焼けをしたスポーツマンって感じで

学生の時から付き合っている彼女もいて、生徒に分け隔てなく接してくれる明るくて真面目な先生でした


プールの授業の前までは


見学の許可をもらってから、学校の中で先生とすれ違っても、目を合わせてくれず私を避けてるように感じていました



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テニス部を辞めて放課後にすることがなくて、新しいこと始めたいなあって思っていたら

サッカー部の男子から「マネージャーをしてほしい」って誘われたので

「暇つぶしにちょうどいいかも」って思って

マネージャーのお願いをするために、もう一度先生のお部屋に行きました

先生のお部屋に入って、私の姿を見るだけで驚いた表情をして固まってる先生

絞り出すような声で

「どうしたの?」って聞かれて

1歩ずつゆっくりと先生のほうに近づいていって、少し離れたところから椅子に座った先生を上から見ながら

「お願いがあるんです、先生」って甘えるように言ってあげると

先生は手をノートパソコンの上に置いて、椅子に座ったままで、私の顔を見て

「お願いって?」

「サッカー部のマネージャーってもう決まってますよね?私にもさせてもらてませんか?」

私の高校では、サッカー部のマネージャーは各学年2、3人って決まってるみたいで、今年も20人くらいから選ばれたらしくて

先生は私のほうを見たまま黙ってたけど、少しずつ表情が緩んでいくのがわかりました

先生は口を半開きにしたまま、しばらく私の顔を見て固まってたけど、

「どうして、急にマネージャーなんてしたいって思ったの?」

「走ったり運動したりすると揺れて痛くなるからテニス部を辞めちゃったんですけど、他のことしてみたいなあって思ってたんです」

しばらく腕を組んだまま目を瞑って何か考えごとをして

「知ってるかもしれないけど、今年のマネージャーはもう決まったから難しいと思うけど、キャプテンと他のマネージャー子にに聞いてみるから少し待ってて」と言われたので

「ありがとうございます、よろしくお願いします」とお礼を言って

先生の部屋から出て行きました




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数日してから学校で先生に会うと、お昼休みに僕の部屋に来てと言われたので

午前の授業が終わってお昼休みになってから私は先生のお部屋に向かいました



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美穂

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美穂

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