Xの運用スタートで非常に苦労した私が、エンジニアの視点で分析したXの運用方法を初心者にわかりやすく解説し、その過程で見つけ出した「誰でも、無料で、3分で」作るメッセージ動画のつくり方を紹介します。
「早い!」「安い!」「綺麗!」をコンセプトにした動画作りのスキルを手に入れて、毎日のポストに使ってみませんか?文字だけのポストに比べて圧倒的に見栄えがよく、インプレッション向上が期待できます。
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【第1章】Xのインプレッションを上げる
イーロンマスクに買収されてTwitterがXに変って方針が明確に変わりました。X自体で収益があげられるようにするように舵を切りました。
そのために各個人に適切な情報がAI技術を使って届くようにされています。この適切かを判断するのはX社のアルゴリズムで、これが変わるとインプレッションは激変します。
私は2023年11月から運用し始めた後発組なのですが、以前に比べて初心者のインプレッションが上がりにくいという声は、あちらこちらから聞きました。実際に自分も非常に苦労しました。
このアルゴリズムは一部公開されており、この内容を見ながら多くの人がインプレッションを上げる戦略を立てています。
多くの方が公表しているインプレッション向上戦略を読んで試行錯誤しながら、私が実践してたどり着いたのは、下記の一行に集約されます。
- 読者の総滞在時間を延ばす
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【第2章】読者の総滞在時間を延ばす
X社の立場に立ってみれば当たり前ですが、多くの人にXの中で時間を使ってもらって広告媒体としての価値を上げることが必須です。
Youtube、インスタグラム、TikTokなどネット媒体のライバルとの競争が激化するなかで、いかにX内での時間を使ってもらうか、逆に言えば他社の時間を奪うか、これがXの広告媒体としての戦略です。
読者の総滞在時間を延ばすことを、分解すると2つに分けられます。
そのポストを読む人の
「人数」x「時間」です。
140文字でつぶやいていた時代、赤字覚悟でSocial Networkingだけを考えていた時代とは明確に異なってきているのです。
この戦略転換を頭に入れながら、書く側としていかに「人数」x「時間」を増やしていくのか?これが初心者にはハードルが高いです。
- 人数:そのポストを読む人の数を増やす
- 時間:そのポストを読む時間を増やす
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【第3章】「人数」x「時間」を増やす
私が失敗を繰り返しながら試行錯誤の上でたどり着いた方針は
人数を増やす ⇒ 積極的な交流
時間を増やす ⇒ 人目を引くコンテンツ
人数を増やすためには積極的な「交流」が重要です。これについては多数の情報が流れていました。「今のXは交流が命」「インプレッション爆上げする私に絡んでください」「アルゴリズムからすると交流が一番」などなど様々な言葉が飛び交っています。
時間を増やすためにはタイムラインに表示されるだけはだめで、本文に入ってきてもらう必要があります。そのためにはタイムライン上で人目を引くコンテンツになっていることが重要です。
これについても、いろいろ書いてありました。「最初の2行で読者を引きこめ」「長文が良い」「画像がよい」「動画が良い」などなど。どれもなるほどと思いました。
この2つの方針に基づいて、本業並みに仮説検証の実験を繰り返してみました。
- 人数を増やす ⇒ 交流
- 時間を増やす ⇒ 人目を引くコンテンツ
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【第4章】実験結果:交流編
初期段階で苦労しながら試行錯誤し「交流」に対して成果が大きいと感じたものは下記の2つです。
①コミュニティへの参加
②スペースへの参加
通りすがりの人に声かけるよりは仲間意識がある集団の中に入るべきです。
- コミュニティへの参加
Xを始めたばかりの頃は、誰も知り合いがいない中で、何をしていいのか、さっぱりわかりませんでした。その後とあるコミュニティに参加したのですが、それ以前と比べると凄く楽になりました。
共通のバックグランドがあるコミュニティに参加することは、初心者に非常に有効です。これがあると無いとでは雲泥の差です。
私がXを始めた理由がKindle出版でしたので、Kindle作家さんのコミュニティである『NEXUS』に参加しています。同じ志を持つ仲間同士でXの応援しあえることが、物凄いメリットです。参加した後で私は凄く楽になりました。
『NEXUS』はオンラインの交流会やオフ会も活発に開催されており、私もオフ会で初めてあった人と熱く語ったことがTips発売のきっかけになりました。
お互いのXへの投稿に対してリプをつける文化もあり、これが初心者には難しいX運用の大きな支えになっています。
一人で情報発信していて、たまに通りすがりで「いいね」をくれても、なかなか繫がることができないので、なにかのコミュニティへの参加は必須だと実感しています。
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- スペースへの参加
スペースがXで頻繁に開かれています。そこに参加して書き込んだり、書き込まれたポストに対して「いいね」や「リプ」をつけると効果が高かったです。
なぜなら、スペースを聞いている時間は、その人がリアルタイムでその画面にいる可能性が高いからです。目の前でコメントがつけば、すぐに返してくれたりします。
またスペースを聞いている人は割とフォローバックをしてくれる可能性が高いので積極的にフォローをするとよいです。
「交流」を強化するには、この2つが最も効果が高かったです。
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まとめるとこの2つです。
- コミュニティへの参加
- スペースへの参加
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【第5章】実験結果:人目をひくコンテンツ
タイムラインに表示された一覧から興味をもたせて、クリックして本文に入ってきてもらうために、効果が高いと実感したものは、以下の4つです。
①最初の2行で興味を引く
②重要な部分はタイムラインに見せない
③(文字+AI画像)x動画
④ショートメッセージ動画の価値
- 最初の2行で興味を引く
これはいわゆるセールスライティングですね。多くの参考記事がXでも流れています。自分が読む立場に立って考えてみるとわかると思いますが、最初にインパクトが無いと続きは読まれません。
セールスライティングに関する情報はXの中にたくさん流れていますので、検索して調べてみてください。私も試行錯誤中ですが、自分が読む立場になって、先をクリックしたくなるかどうかが基準になると思います。
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- 重要な部分はタイムラインで見せない
タイムラインに乗るは140文字もしくは10行です。話の興味を引く「フック」の部分をそこに載せて、それ以降は表示しない部分に載せることで、続きをクリックしたくなります。
しばしば140文字に達していないのに表示されていない文章に出くわすと思いますが、それはスペースを連打して残り文字数を消費するというテクニックです。ある程度まで導入の文章が書けて140文字に達していなかったらスペースを連打して右下のカウントをゼロにしてください。
また140文字に達しなくても改行を多用すると11行目以降は表示されません。改行を多用してリズムの良い文章を書きながら、本文へのリード部にすることが私のお勧めです。
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- (文字+AI画像)*動画
Xでは動画コンテンツが優秀とされています。左脳で認識する文字よりも、右脳で認識する画像・動画のほうが人の頭にはダイレクトに入ってくるからです。また再生時間の長さで時間が稼げるという点もメリットです。
Xは文字中心の世界なのでYoutube界隈と違って動画が得意な人は多くありません。私も動画編集は素人でノウハウはもっていませんでした。
動画作成はココナラでも並んでいますが、ざっくり3000円が目安です。レベルの高いものができると思いますが、毎日投稿するものには使えません。
試行錯誤してたどり着いたのが、メッセージの文字と生成AIの画像をうまく使って、動画を簡単に自作する方法です。ガチな動画には品質は及びませんし、ガチの生成AI動画にも内容的には及びませんが、めちゃくちゃ手軽に作れます。
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- ショートメッセージ動画の価値
本TIPSでは5sのショートメッセージ動画を3分で作る方法を解説しています。そんな短い動画に意味があるの?って思う人もいるかもしれません。
動画に対する評価指標として視聴維持率という数字があります。動画を最後まで見る人の割合ですね。これが高いほうがインプレッションを向上させることにつながります。
5sのショートメッセージ動画を最後まで見る人の割合は実測で80%を超えます。ユーザーが切り替える前に終わってしまうからです。4sにすれば100%に行くかもしれません。
この数字がどこまでインプレッション向上につながるのかは公開されていませんが指標の一つとして挙がっていることは間違いありません。
もう一つの面は作りやすさです。基本的に短い文章を書いて、それっぽい画像を載せるだけなので圧倒的に作りやすいですし、ダイレクトにメッセージが流れますから読み手にサクッと浸透します。
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次章では、いよいよこの詳細について説明していきます。
- 最初の2行で興味を引く
- 重要な部分はタイムラインに見せない
- (文字+AI画像)*動画
- ショートメッセージ動画の価値
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【第6章】(文字+AI画像)*動画
ようやく本編である動画の話に入ってきました。
百聞は一見にしかずと言いますが、ここまでの第1章から第5章の最後のまとめに入れているのが、すでに (文字+AI画像)*動画 の実例です。
どうでしょうか?ぱっと見で言いたいことが伝わってくると思いませんか?また文字や画像が動くことで静止画とは次元の違うインパクトを与えることができると思いませんか?猫にとっての猫じゃらしと同じで、人って動くものに注意が行くのです。
それではもう少し事例を見てみましょう。この次に出てくる4つの動画は私が「話を聞き出す会話術」の予告動画として作成したものです。
- 「話を聞き出す会話術」予告CM編
①最初は文字だけで表紙がほとんど見えません。1回目は製作進行中の告知。 |
②2回目はモノクロでなんとなく見えるようにしました。いよいよ予約開始です。 |
③カラーで見えるようになりました。文字に隠れてまだ表紙は全部見えません。 |
④いよいよ予約が始まりました。完全に見えるようになりました。 |
通しで見てみると、だんだん見えてきて読者の期待感を高めるような工夫がされていることがわかると思います。これを毎日投稿で予約期間に集中して実施しました。
別の事例も見てみましょう。これはプレゼント企画でAI生成画像と文字を使って動画を作ったものです。なかなかいい感じにできました。
- 生成AIを使った動画
この動画はKindle作家仲間の秋月サエコさんの著作『幼児教育の専門家に「将来偏差値30にしかなりません」と言われた子』の告知用に作成したものです。サクッと作って贈ったところ非常に喜んでいただけました。
ChatGPTで自分のイメージした画像を作成し、その画像と文字で簡単に動画を作る。これが3分でできて、毎日投稿に使えたらXでのアピール度が上がると思いませんか?
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これが私が提案する (文字+生成AI)*動画 の全容です。
- イメージする画像を生成AIで作成
- キャッチーな文章を加える
- 画像+文字で3分で動画を作成する
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【第7章】動画作成方法のコンセプト
動画作成方法といっても多くのアプローチがあります。その中で私はとあるコンセプトに基づいて動画作成方法を構築しました。
このコンセプトづくりには、私が「課題解決」の中で使う仮説思考のプロセス『Why? ⇒ How? ⇒ What?』を用いて考えたものです。
Why?:【目的】何のためにやるのか?
Xの初心者でも人目を引く動画を毎日投稿できる情報を提供する。
How?:【方針】どうやってやるのか?
なるべく無料で、誰でも簡単に、オリジナリティのある動画を、必要十分なクオリティで、最短3分で作成する手段を提供する。
What?:【手段】具体的にどうするのか?
どのツールを使って、どのように組み合わせて、作成するかを具体的に説明する。使い方の説明は誰にでもわかるように動画も入れて解説する。
この目的を達成するために多くのツールの組み合わせの中から選び抜いて、超簡単にできるようにやり方の標準化をしました。それを有料部分以下で動画を入れながら、誰でもわかるように丁寧に解説していきます。
画面や動画、操作メニューなどはWindowsですがマルチプラットフォーム対応ですので、Macでもスマホでも実現できます。(Windows画面以外の説明はありません)
- 早い!:誰でも最短3分でできる
- 安い!:お試しだけでなくずっと無料
- 綺麗!:生成AIを使ってオリジナル画像
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【第9章】有料部分の内容
有料部分の内容についてお伝えします。
私の文章の特徴であるわかりやすい解説に加えて、音声解説が入った動画で動作を見せながら解説しています。PCの操作はたくさんの言葉を並べ立てるよりも動画を見たほうが圧倒的にわかりやすいからです。百聞は一見にしかず。
これだけでも3分で作れるようになりますが、ダメ押しでそのまま使えるテンプレートも有料購入者に共有します。このテンプレート上で画像と文字を入れ替えるだけで簡単にできます。
さらに、事前に画像と文字をストックしておけば、さくっと完成します。
- わかりやすい、構造化された解説
- わかりやすい、音声解説入り動画
- すぐに使えるテンプレート
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【第10章】値段設定
はじめてのKindle出版のスキルの横展開、値段設定に迷いました。なぜなら無料でできるローテクのツールを組み合わせただけで、検索すれば個別のスキルは見つかります。だからこそ誰でもできるわけです。
ただし、ゴールから逆算してこのスキルを組み合わせることは結構難しい。既存のスキルを組み合わせて新しい価値を見出すことは、本業の課題解決の中で身に付けた、私の得意分野です。
いわゆる『コロンブスの卵』。
実際に「話を聞き出す会話術」の告知のために、作成した動画をXに連載したところ、「AIで作ったのですか?」「動画凄いです」とのコメントいただきました。
「これが10分でできますよ」と話すと皆さん一様に驚かれました。文字中心のX界隈およびKindle作家界隈においては、価値が高いということがわかりました。そもそも短時間作成を売り文句にした動画スキルは見たことが無い。
ココナラの動画作成の市場価格を見ると3000円くらいでした。もちろんレベルは全く違いますが、10分で無料で綺麗なメッセージ動画が作れるというのは価値があると、この時点で考えました。
Tipsにまとめるにあたって試行錯誤を繰り返し、プロセスを整備することで3分で動画作成する方法を再現性良く実現して、さらに価値を上げました。
実際の場面を想像してみてください。
動画作成を依頼する場合には、コンセプトを考えて、相手に連絡して、日程を確認して、相手に作成してもらい、データを送ってもらって、出来栄えをチェックする。
これだと毎日は不可能です。そもそもお金がかかりすぎます。凝っていなくても、簡単で、手軽にできる方法があれば、価値は高いと思いませんか?
そこで下記のように値段設定をします。
- 開始価格は2980円
- 10部売れるごとに1000円UP
ココナラの動画作成1件分の価値はあると考え、需要に応じて値段が変わるやり方に決めました。早く買ったほうがお得な仕組みです。
またアフィリエイトもつけますので3部買ってくれる人が見つかれば実質無料です。早いうちに購入して高くなってからアフィリエイトが入るとさらにお得です。
2980円で買って、4980円でアフィリエイトが3件獲得すれば、丸儲けです。
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【第11章】購入者のみなさまの感想
購入者の方のコメントや作品を掲載します。購入検討の際の参考にしてください。順次増やしていきます。
①めんぱぱさん(@Ramen_Papa12) 2024/2/23追記
ミトマさんの有料Tips読ませていただきました!
その名の通り、コピペでらくらくでした。
やっぱり動画がわかりやすかったです!
早速自分でも作ってみました。
②わかさん(waka_book55) 2024/2/23追記
勉強したくて購入しました。
ミトマさん、わかりやすかったです!!
すいすい読んでしまいました。
前回も思いましたが、有能すぎる。
③はなぐまさん(@hanaguma_kun) 2024/2/23追記
私には無理だと思っていたのに
ミトマさんのTipsを購入して
早速実践してみたら簡単に動画作成ができました
手順は、
動画で丁寧に教えてくれるので、
迷うことなく作成できます!
初めて動画を作成したい方におススメです
④しまんちゅさん(@ACbxdqRyqmIPcTq) 2024/2/23追記
ミトマさん、こんばんは
フォローありがとうございます!ミトマさんのtipsで作成してみました。
機械音痴の私でも、本当に簡単に作成できました。
もっと、挑戦してみたいと思います😊
ありがとうございました。初めての動画です😆
⑤つむぎさん(@meisou_ikasu) 240224追記
今日の私の投稿はミトマさんのこちらを使って作成しました!
わたしは動画を作りたかったのですが、時間が掛かるし、
うまく作れませんでした。
ミトマさんの教材は、とてもわかりやすく 動画の基礎が分かりました。
サクッと作れて毎日の投稿にぴったりです。
動画を毎日入れたい方はぜひどうぞ。
⑥日野りえさん(@hinorie555) 20240224追記
ミトマさん購入させていただきました!
Canvaどう使っていいかわからなかった(特に動画部分)私でも
すぐにできました。ありがとうございます🥰🙏
ミトマさんの動画部分の解説がわかりやすかったです。
これから多用します🙇✨✨
⑦あおばさん(@aover_c_idea) 20240225追記
ミトマさんの誰でも無料で3分で動画作成するTipsを見て、
動画作成しました!
アレンジ癖がでたのでちょっと時間かかったけど、
とっても簡単に出来ました!
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【第12章】購入前に
最後にこのコンテンツに向く人、向かない人を書いておきます。
- 【向かない人】
- 凝った動画が創りたい人
- 【向く人】
- 動画作成になれていない人
- 早く・安く・簡単にメッセージ動画を作りたい人
- 毎日投稿に動画を使ってみたい人
ご自身がどちらかをご確認の上、ぜひご購入ください。
私がKindle本執筆時に目指している「絵本のようなビジネス書」を念頭に、Kindle本では表現できなかった動画を多用し、わかりやすさに徹底的にこだわった、初めてのTIPS作品です。
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