日本の会社の構造問題
自分は「働かないおじさん」ではない。
該当する世代になれば、誰でも自分のことをそう思うだろう。
「働かないおじさん」は、仕事をさぼる無能な人、そんなイメージがある。
実はそうではなくて、日本の構造から生み出されるもの。
仕事ができても、真面目な人でも、その罠に陥ってしまう。
そしてこの先に大量発生する。
なんとかしないと日本がヤバい。
そんな記事を読んだ。
なるほど、と思った。
若手社員の意識調査
下の棒グラフを見てほしい。
注目すべきはデメリットの部分
・過去の経験に固執している
・柔軟性にかける
・事務的な仕事をしない
・言うだけで行動が伴わない
・押しつけがましく高圧的
これは自分が上の人に対して、思っていたことそのまま。
「働かないおじさん」よりも「バリバリに仕事のできる先輩」にみられる特徴だ。
あまりのリアルな言葉にものすごく納得した。
シニア世代の分岐点
現在、少子高齢化による労働力不足への対応と、年金受給延期に伴う高齢者支援の両面の対応のために、国策で定年延長が進んでいる。
これと同時に、組織の活性化を維持するために、役職定年が導入される会社も多くなってきた。
バリバリ働いてきた優秀な人が、ポジションを解かれた後も、若手社員が感じる「デメリット」の行動をしていたら、「働かないおじさん」と、呼ばれてしまうだろう。
管理職やリーダーの立場で、長く仕事をしてきて、バリバリやってきても、必ずあるタイミングで、そのポジションを手放すことになる。
その時にプレイヤーとして、実務ができるかどうか、新しいことに取り組めるかどうか、それが「働かないおじさん」に、なるかどうかの分岐点だ。
働かないおじさんにならないために
「働かないおじさん」ならないためには、逆をすればよい。
・過去の経験に固執しない
・新しいことに挑戦する
・事務的な仕事をする
・言ったら行動する
・偉そうにしない
書いてみて、マジで思った。
ChatGPT+Pythonを新しく覚えて
煩雑な事務仕事が楽にできるツールを作って、
若い人に提供する。
これをやればいいじゃん!
ChatGPTが魔法の杖になる
自分自身で実際にやってみて、その可能性に驚いた。
ノンプログラマでも
やりたいことを明確にしてChatGPTに問いかければ
自分でやりたいツールを作ることができてしまった。
これまでの経験を最大限に活かして
自分自身で実務をこなし
後輩たちの頼れる相談役になる
そんな理想的な働き方を実現する「魔法の杖」にChatGPTはなる。
やるかやらないかで大きく変る、そんな予感をしている。
(注) この記事はミトマ(@mitoma_kdp)のXのポストを加筆修正したものです。