有料記事を出しましたが、初心者さんで右も左もわからないという方もいらっしゃったので基礎知識についての記事を無料で公開しておきます。最後には初心者さんにおすすめの手法を載せましたので有料級の記事だと思います。
先日出した有料記事「私の手法」と非常に関連性が高く、重要事項が多く含まれているため気になる方は目を通していただければと思います。
1 . バイナリーとは
1-1 . バイナリーのルール バイナリーをひとことで言うと、○分後に為替レートが高い(HIGH)か低い(LOW)かを予想する投資商品です。
上図のように、ドル円が92円50銭だった場合、設定された判定時刻の時に、購入したレート(この例では92円50銭)よりも高くなっているか安くなっているかを予想します。当たれば賭け金の数倍をペイアウトとしてもらえて、負ければ賭け金は没収です。上図の例では、受付開始時間・受付終了時間・判定時刻があらかじめ決められてましたが、自分の好きなタイミングでエントリーできて、○分後に判定されるような仕組みもあります。
1-2 . FXとの違い
同じ為替を扱うFXとの違いですが、大きな違いは・自分で決済タイミングを決めなければいけないことです。FXは、予想した方向に大きく伸びれば大きな利益を得ることができ、逆であれば一瞬で資金を失います。バイナリーは、1ミリでも予想した方向とあっていれば利益が得られます。
1-3 . バイナリー・FXそれぞれのメリットとデメリット
バイナリー・FXどちらを選ぶかは人それぞれですが、簡潔に言うとローリスクローリターンなのがバイナリーハイリスクハイリターンなのがFXという感じです。なので、初心者さんがバイナリーから入って知識をつけたらFXに移行するというのは典型的な流れです。
バイナリーのメリット
- ルールが簡単
- 少額からでも始められる
- 短時間で利益を出せる
バイナリーのデメリット
- 負ければ賭け金を全て失う
- 怪しい詐欺師がFXより多い
FXのメリット
- 自分の好きなタイミングで決済できる
- 損失を限定できる
- 資金が多ければ増える額も多くなる
FXのデメリット
- レバレッジ・ロット数などルールが複雑
- 決済のタイミングも自分で決める必要がある
- トレード方法によっては利益が出るまで数日かかる
- バイナリーより多くの資金が必要
よって、どちらも経験のない初心者の方はバイナリーから入って知識を身につけつつ、資金を集めるのがお勧めです。
2 . 証券口座について
2-1 . おすすめの証券口座
バイナリーを始めるためにはまず口座を開設する必要があります。
もちろんこの口座選びも大事です。証券口座にも様々な種類があります。
ここで選ぶ口座を間違えると確実に損をすることになります。
バイナリーだけでなくFXに関しても同じことが言えます。
世の中には
「人を騙そうとする詐欺目的の証券口座」
が、少なからず存在するのが事実です。
入金したお金が出金できない・・・
なんてことも普通にあり得ます。
また、アフィリエイト目的の人も多数存在します。
よくyoutubeなどにいる綺麗なお姉さんが
・わたしの指示通りに取引すれば100%勝てます!
・無料でバイナリー教えます
なんていうのがありますが
断言します
100%詐欺です
あれの仕組みを説明すると
アフィリエイトリンクから口座を開設させる
↓
入金させる(大体この手の口座は最低入金額が高いです。数十万とか)
↓
実際に取引させる(もちろんほとんど勝てないです)
↓
負けた額の何割かが綺麗なお姉さんに入る
大体はこういう仕組みです。
こんなこともあるので証券口座選びは大事になってくるのです。
証券口座には大きく分けて
・国内証券口座
・海外証券口座
の2種類になります
この2種類について詳しく説明したいのはやまやまなのですが
めちゃめちゃ長くなるので簡単に説明します。
簡単に言うと
バイナリーオプションの規制の違いです。
取引時間
取引回数
手数料
通貨ペア
最低投資額
ペイアウト倍率
税金
この辺が変わってきます。
国内証券口座だとバイナリーオプション規制がかかったものになってしまいます。
結論から言うと海外証券口座のほうが圧倒的にいいです。
しかし、海外と聞くと何となく不安に思う方もいるはず。
海外証券口座に絞っても様々な証券口座があります。
なので僕私が実際に使っている証券口座を紹介します。
https://highlow.com/register?a_aid=62db7c09e177d
ハイローオーストラリアです。
バイナリーを知っている人であればみんな知っているであろう証券口座です。
現状、バイナリーを行う上で最も適した証券口座であることは間違いないと思います。
海外証券口座=詐欺?
というイメージを持つ方もいるかもしれませんが
僕はこのハイローオーストラリアを使って入出金トラブルは一切なかったので安心して利用できます。
口座開設に必要なものは
・メールアドレス
・運転免許証などの顔付きの身分証明書
・電気料金支払いの領収書などの住所・氏名、郵送元が明記された郵送物
書類の郵送等はなく、すべてスマホで撮った写真をアップロードするだけです。
口座開設はかなり簡単だと思うので詳しい説明ははぶかせていただきます。
口座開設で分からないこと等ありましたらTwitterのDMに連絡いただけたらわかる範囲でお手伝いします。
2-2 . 証券口座の選び方7選
どうしてもハイローオーストラリアが嫌だと言う方も気に証券口座の選び方を書いておきます。
- 国内証券口座か海外証券口座か
→さきほど説明しましたが、海外証券口座を選びましょう。 - 海外の金融監督庁の金融ライセンスを取得しているかどうか?
→オーストラリアならASIC(オーストラリア証券投資委員会) - 事業歴の長さ→長い方が安全。3年は欲しい。
- 会社の情報がしっかりHPに記載されているかどうか
→会社がどこにあるか、電話番号があるかどうか - 日本人スタッフの有無
→海外証券口座業者を中心に選んでいくのでここも大事なポイントになります。
もしもの時に日本語対応ができないサポートだと大変な思いをするのは自分になります。 - ペイアウト倍率の高さ
→ここまで解説した条件を満たして初めてペイアウト倍率の話が出せます。
もちろんペイアウト倍率は高いほうがいいですが、高すぎても危険です。 - 出金条件、出金手数料
→基本的には出金条件はなく手数料も無料のところが多いです。
しかし、中には出金条件が厳しい証券口座業者もいます。
3 . MT4(MT5)とは
MT4(メタトレーダー4/MetaTrader4)はロシアのMetaQuotes社が開発した無料の取引ツールで、テクニカル分析に使用するチャートや多数のインジケーターを使用でき、世界中のトレーダーに使用されています。
使い方をゼロから私が記載してもよかったのですがさすがにめんどかったのと、調べれば私が書くより質の良いものがたくさん出てくるので、おすすめのサイトを載せておきます。わからなければDMください。
現在、MT4とMT5のアプリがApp Storeから消えているらしいです。元々インストールしていた方は使えますがまだインストールしていない方は使えないかもなので、代わりに「Treading View」というアプリを使用してみてください。まだ完全には試せてはいないですが、今のところ問題ないと思います。
参考サイト↓
https://spbtc.trade/trading-view-app-usage/
https://www.fxnav.net/tradingview_sp/
3-2 . MT4の使い方(スマホ向け)
https://runways.co.jp/media/15802/#i-3 ←超わかりやすい!
https://a-kufx.com/mt4-smartphone-application-tsukaikata-1166.html ←定番
3-3 . MT4の使い方(PC向け)
PC版は少しややこしいかもです。
流れとしては、XMTradingというfx業者のデモ口座を作り、MT4をダウンロード・インストールし、作ったデモ口座でログインするような形です。
また、mt4とmt5がありますが、カスタムインジケータ(外部から入れるインジケータ)やサインツールの多くがmt4対応のものなので、mt4をお勧めします。
https://mediawith.co.jp/kaigaifx/xm-trading-demo-account/ ←デモ口座開設〜ログイン
https://a-kufx.com/mt4-beginner-how-to-use-3383.html#MT4-9 ←基本的な使い方
3-4 . カスタムインジケーター・サインツールの導入(PCのみ)
https://a-kufx.com/mt4custom-686.html ←Windows版
https://xem-fx.com/how-to-mt4/mac-mt4-indicator/ ←Mac版
4 . ローソク足について
4-1 . ローソク足とは
ローソク足とは、ウィキペディアの長々しい説明によると
ローソク足チャート(ローソクあしチャート)は、株価などの相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つ。ローソクチャートともいう。単位期間を定め、単位期間中に初めに付いた値段を始値(はじめね)、最後に付いた値段を終値(おわりね)、最も高い値段を高値(たかね)、最も安い値段を安値(やすね)とし、この四種の値段(四本値=よんほんね)をローソクと呼ばれる一本の棒状の図形に作図し、時系列に沿って並べて値段の変動をグラフとして表したものである。
ローソクには、始値よりも終値が高い陽線(ようせん)と、始値よりも終値が安い陰線(いんせん)の2種類がある。古くは陽線が赤、陰線が黒で書き表されていた事、値段が上ると明るい印象があり、下がると暗い印象がある事、相場の動きを陰陽道に絡めて考えた事などから陽線・陰線の名が付いている。相場に関する印刷物が刊行されるようになった際、コストの高いカラー印刷を嫌って陽線を白抜きの四角形、陰線を黒く塗り潰した四角形で表示する様に変化し、現在の紙媒体ではおおむね白と黒で表示する。
始値と終値をローソク足の実体で、期間中の安値と高値はそこから伸びるヒゲで表現する。なお、4つの値のうち、2つ(ないしそれ以上)が同じ値になると、ヒゲや実体のない変則的なローソク足になる。
ローソク一つあたりの期間が一日の場合は日足(ひあし)、一週間の場合は週足(しゅうあし)、一月の場合は月足(つきあし)、一年の場合は年足(ねんあし)と呼ぶ。
ローソク足は江戸時代に出羽国の本間宗久が発案し、大阪・堂島の米取引で使われたといわれている。現在は日本国内だけでなく世界中のヘッジファンドや個人投資家が、最も基本的なチャートの1つとしてローソク足チャートを利用している。
ローソク足は一般に移動平均線と一緒に描かれることが多い。またローソク足の下に出来高を表示することが多い。出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
らしいです。小難しいので簡単に説明します。
要はこの四角に棒が生えているやつのことです(適当)。
初心者の方は、この四角に棒が生えているやつを使い相場の流れや今後の動きを予測するだなあ程度に思っておけば良いと思います。余裕がある人は過去と現在の値動きの記録を記したものと認識すれば良いと思います。
なぜローソク足を用いるのかは特に考えなくていいです。慣れるまではややこしいかもですが、慣れれば意外と良くできてるなあと感心するようになると思います。
4-2 . ローソク足の詳細
ローソク足は基礎中の基礎ですが、かなり深い分野でもあります。勉強すればキリがないので、基礎的なことがわかるサイトを下に載せておくのでご自身で勉強してみてください。
超バカな私でも使えるようになったので、ここまで読み進められた皆様なら絶対使えるようになると思います!
https://info.monex.co.jp/technical-analysis/indicators/011.html ←基礎
https://diamond.jp/zai/articles/-/130269 ←ローソク足の使い方・応用
5 . 初心者におすすめの手法
これは有料で販売しているTipsに載せても良いくらい勝率の高い手法ですが、中級者様からするとあまりにシンプルすぎるので載せませんでした。初めて覚える手法にふさわしいと思いますので載せさせていただきます。
5-1 . インジケーター「ボリンジャーバンド」
下の画像のこの3色のラインがボリンジャーバンドになります。どういう計算式でこのラインが引いてあるとかは長くなるので割愛します。簡単に言うと、この線の内側で価格(ローソク足)が推移する確率が高いよ!っていう線です。そしてその確率はなんと
・±1σの間に価格が収まる確率 68.3%
・±2σの間に価格が収まる確率 95.5%
・±3σの間に価格が収まる確率 99.7%
です。画像を見て分かる通り、±2σの間に価格が収まる確率は約95%あります。
つまり逆に言えば±2σのラインを超えたら約95%で反発するということです。
5-2 . ボリンジャーバンドの落とし穴
じゃあ、-2σを超えたらハイエントリー、+2σを超えたらローエントリーしていれば95%の確率で勝てるじゃん!と思う方もいるかもしれません。しかし、そんな甘くはないです。
下の画像の青い線は、ボリンジャーバンドの±2σです。95%で反発するはずなのにずっとー2σのラインにそっているのがわかると思います。
これを「バンドウォーク」といいます。
買いか売りのどちらかの勢いが強いとこのようになります。今回の場合は売りが強いです。
先ほど言った「ラインを超えたら逆張り」の方法でエントリーすると負けますよね?
これがボリンジャーバンドを使った逆張りの大きな落とし穴です。初心者がボリンジャーバンドを使った逆張りで勝てないのは
「バンドウォークの回避」
ができていないからです。
5-3 . 落とし穴を避けるために
ではどうしたらバンドウォークを回避できるのか?
その鍵は「トレンド相場」と「レンジ相場」を見極めることが大事になってきます。
トレンド相場とは一定の方向を目指して値動きしている状態です
上を目指していれば「上昇トレンド」
下を目指していれば「下降トレンド」
になります。
レンジ相場とは上下どちらにも動きもみ合っている相場です。買いと売りの力が拮抗しています。
「バンドウォーク」が発生するのは「トレンド相場」になります。つまり「バンドウォーク」を回避するには「レンジ相場」である必要があります。
トレンド相場とレンジ相場の見分け方はたくさんあります。王道なのは、ダウ理論や移動平均線を用いるものです。これらについては是非ご自身でググってみてください。とても重要です。今回はボリンジャーバンドを用いてトレンド相場とレンジ相場の判断をしていきます。
ボリンジャーバンドには、
・レンジ相場を指す「スクイーズ」
・トレンド相場を指す「エキスパンション」の2つの状態があります。
また、トレンド相場でトレンドの勢いに乗ってトレンド方向にエントリーする手法の種類を順張り、レンジ相場で買われすぎたら売り、売られすぎたら買いのように流れと逆にエントリーする手法の種類を逆張りといいます。
こちらが「スクイーズ」
ボリンジャーバンドの幅が小さくレンジ相場状態であることがわかります。
こちらが「エキスパンション」
ボリンジャーバンドの幅が広くトレンド相場であることがわかります。
基本的にボリンジャーバンドはこの2つの繰り返しで構成されています。
トレンド相場でー2σを超えてきたらバンドウォークする確率が高いです。
なので逆張りはレンジ相場でのみ行ってください。
5-4 . 実際にエントリーしていたポイント(画像付き)
- ボリンジャーバンドの偏差を±2.5σ
- 5分取引
- ボリンジャーバンドの線を超えてローソク足が確定したらエントリー
私はこのようにエントリーしていました。メンタル管理が成っていなくて勝てませんでしたが、今この記事を書いていてもそんなに悪い手法ではないと思います。ただ欠点として、かなり固いエントリー設定なので1日に数回しかエントリーポイントがないという点があります。そのため、エントリーポイントまで待てなくて、条件を無視してエントリーし、負けてまたその分を取り返そうとして負けるというふうに沼にハマることが多いと思います。私もその中の一人でした。固い分勝率はかなり高いのでメンタル管理のためにも、他のことをしながらチラチラチャートを確認する程度にして、意識を分散させましょう。
下に実際のエントリーポイントの画像を載せておきます。
5-5 . さらに勝率を上げるために
水平ラインというものを引いてみましょう。言葉で説明するより、チャートを見てもらった方が早いです。また、人によって明確な定義が違います。
この赤い線が水平ラインです。目立った高値・安値や、よく反発されている場所に引きます。
赤く囲んだ部分が水平ラインを引く根拠となった部分です。
よく反発されている水平ラインのことをレジサポラインと呼んだりもします。レジサポラインの内側でローソク足が推移してレンジ相場を形成し、トレンド相場になればラインを突き抜けて、また揉み合ってレンジ相場になるような感じです。レジサポラインを引くと、人流のレンジ相場を"箱"として見れるようになって相場が見やすいです。
水平ラインもまた奥が深く、私もまだマスターできていません。ラインの引き方は人によって違います。一応、もっと詳しく知りたい方向けにわかりやすいように参考サイトを載せておきます。
https://lucy-fx.com/rezisapo/ ←水平ライン
中級者以上の方ならわかるかもしれませんが、この手法は相場を読むのに必要な基礎知識である「トレンド相場・レンジ相場」「ライン」など全てを網羅しています。
6 . 最後に
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
このnoteをみて「バイナリー向いてないかも、、、」
なんて思う人もいるかもしれません。
しかし、これをみて向いてないってわかればそれはそれでいい収穫なのではないでしょうか。
無駄に投資で負けるよりすっぱり諦めて撤退するのも1つの戦略かもしれません。