はじめに
私は、創作料理の作り方をお伝えするレッスンを10年以上前から主催しています。
子どもの頃から漫画が好きだったせいか、「出版」に対してすごく憧れがありましたので、この仕事を始めてすぐに「レシピ本を出版したいな~」と漠然と思うようになりました。
初めての出版は、講師業を始めてから約1年半で出版が決まりました。出版社が費用を100%負担する商業出版です。
経験がそんなにまだ豊富ではない料理講師の出版企画書の何が良かったのか?編集者さんに直接聞きました!
また、出版企画書には「企画概要」を書くのですが、1冊目の時わざと狙って書いた切り口があり、そこが見事採用のきっかけの1つにもなりましたのでご参考ください。
この時出版できたのは、偶然が重なったことが大きいので、出版企画書が通った経緯自体はあまり参考にならないかもしれません。
今回、主に紹介したいのは「2冊目の商業出版が決まった経緯」です。こちらも出版社が費用を100%負担する商業出版で2025年に発売予定です。
タイトル通り、コネなし認知度なし、リスクゼロ費用ゼロで挑戦しました。
コネとは主に、どこかの出版社や編集者との人脈がある、又は編集者につないでくれる人がいる、という意味です。もちろん私にそのようなコネは全くありません。
しかも私のSNSを合わせた総フォロワー数は約3,000。少なくはありませんが、出版しようとする者にしては少なすぎます。
フォロワー数に関しては、全く問題にされていないようでした。
絵本、小説、マンガのジャンルで出版を考えている方には参考にならないかもしれませんが、色々と実話を書いてありますので興味がある方は是非ご覧ください。
実用書やビジネス書、自己啓発書(ざっくり言うと絵本・小説・マンガ以外)などの分野で出版をお考えの方の参考になる内容です。
※実用書・・・特定の分野の専門家ではない一般の人に向けて書かれており、暮らしに役立つ「ハウツー」が書かれている書籍。日常生活における問題などを解決するための情報が多く、本を読んですぐに役立つ内容。
例:料理、片付け、占い、手芸、インテリアなど
※ビジネス書・・・ビジネスパーソンを対象に、仕事に関する知識や考え方が書かれた書籍。
例:営業テクニック、PR方法、ビジネスマナー、マネジメント、経営など
※自己啓発書・・・人間の能力やメンタル面の向上、目標を達成するための方法や考え方が書かれた書籍。
例:コミュニケーション、話し方、人間関係、心理学、著名人が書いた本など
【主な出版の種類】
●商業出版
編集、デザイン、印刷、マーケティング、流通といった出版に関わる費用を出版社が全て負担し、書籍を出す出版方法。
商業出版では、市場性や採算性を重視し、より多くの読者に届けることを目指します。『売れる書籍づくり』が目的となります。
●自費出版
著者が出版費用を負担して書籍を出す出版方法。
印刷代、人件費等で3~400万円ぐらいかかる。
●共同出版
著者と出版社が出版費用を分担する出版方法。
●電子出版
書籍や雑誌などの出版物をデジタル形式で制作・配信する方法。
有名なのは、Amazonのシステムを利用して電子書籍を出版するkindle出版があります。
【なぜ私が商業出版にこだわったのか?】
●出版社の厳しい審査を経て世間から求められている本を出したい。
●自分の発信だけでは届かない人にも、本を通じて必要な人に情報が届けられる。
●出版することが夢だったので、実店舗で自分の本を置かれることがすごく嬉しい。
●1冊目の商業出版やビジネス専門誌に採用された時、執筆など出版に関わる作業をしてる時が幸せすぎた。
●共同出版を多く取り扱っている出版社から出た本を本屋で見たら、表紙など全体が他の本より安っぽい紙質だった。
【商業出版を叶えるためのステップ】
1.おおまかに出版の流れを知る
2.リサーチをする
3.出版企画書を書く
こちらについても実際にした行動を書いています。
【こんな方のお役に立てるように書いています】
●商業出版をしたい方、興味がある方
●出版を目指すにあたって、どんな行動をすればいいかわからない方
●出版に関する実情を知り参考にしたい方
●巷にあふれる高額な出版講座を受けず、コネなしリスクゼロで商業出版を目指したい方
【コネなし!費用ゼロで商業出版を叶える方法&体験裏話】
- 出版企画書の書き方を勉強するためにかかった費用は?
- 悪質な出版商法がまん延している!このパターンには要注意!
- 私にもきた~!実際に体験した出版商法!
- 出版社から共同出版を提案された時の金額を大公開!
- 出版社に企画書を送ることに挑戦!
- 出版社に企画書を送付した結果は!?
- 人脈なしコネなし!完全リスクゼロで出版社が負担する商業出版に挑戦できるのは、これ一択と個人的には思う!
- 実は、ここでも応募した企画書が過去2回不採用になっています!
- ついに!出版企画書が採用される!
- 無料で、出版について勉強させていただいた3人!
- 商業出版を叶えるためのステップ【1.おおまかに出版の流れを知る】
- 商業出版を叶えるためのステップ【2.リサーチをする】~1冊目に出版した料理本から、なぜこのテーマに変更したのか?~
- 通りやすい出版企画書の形はあるのか!?
- 商業出版を叶えるためのステップ【3.出版企画書を書く】
- ブログやSNSのフォロワーが少ないことは不利ではない!?逆に重要な数字とは?
- 今回の出版企画書採用について、何が評価されたのか?
- ちなみに1冊目の商業出版が決まった経緯
- わざと狙って書いた「切り口」が採用のきっかけに!
- 1冊目の時も編集者さんに聞きました!出版企画書が通った理由
- 実体験済!この3・4月の他、1年の間に数回企画書が通りやすい時期がある!
- 初商業出版本のリアルな印税
- 一般的な商業出版の印税
- 日頃やっておくといいと思ったこと
今回、2025年に出版が決まった本のジャンルは『料理系』とは全く違う分野になります。
今回採用された出版企画書の、本のジャンルは...