タイ移住のリアル

タイ移住のリアル

クリプト猫_タイ移住

クリプト猫_タイ移住

クリプト猫です。

 わたしが2022年8月から移住について本格的に動き始め、2023年6月に妻と3歳の娘を連れて移住を達成した方法を書いてみたいと思います。置かれている立場や収入、貯金額等は人によって様々な為、全ての人に参考になるとは思いませんが、リアルな声を聞いてイメージをしてみるのはいかがでしょうか?

【元々サラリーマン、投資家、事業なし、スキルなし】 海外移住願望があるのにいつまで経っても行動できなかった私がタイ移住を達成しました‼️

 これを成し得た要因としては

  1.  7,8年前から海外移住の準備を進めていたこと
  2.  大学時代からの友人がタイに移住したこと
  3.  貯蓄、投資、遺産などで数年分の生活費が用意できたこと
  4.  最悪3年で戻っても金銭面以外はプラスと考えたこと

があります。どれが欠けても達成し得なかったと思います。

サラリーマンを辞め大部分を占めていた給与収入は途絶え、不安な部分もありますが、少なくとも数年挑戦できる時間を貰えたことだけでもプラスです。蓄えた貯金や投資からのインカムゲインはありますが、流石にそれだけ海外生活を続けることは不可能です。今後数年以内に新たな収入源を作らなければ、この生活は終わってしまうかもしれません。やって駄目ならそれでも良い。

今は何の後悔もありません、なぜなら長年の夢を叶えられたから

やらなければ一生後悔したでしょう。万全な状態というのはいつまで経っても訪れません。それを待っていたらあっという間におじいちゃんになってしまいます。勝算70%くらいはあると信じられたから行動に移せました。

ダメなら元の生活に戻ればいい

今まで良い仕事をしてきた自負はあります。前の会社からは戻ってきたら雇用してあげる、とは言われています。カッコ悪いので実際には戻ることはないと思いますが、3年以内であれば元の生活には戻れるはず。逆に戻ったらスキルアップした姿を見せられるのではないでしょうか。

タイランドエリートビザの取得

ワットサケットにて子供とデート

スメローマウンテンにて家族サービス

初幼稚園の日 自宅前にて

 目次

  1. タイ移住の流れを説明
  2. タイ移住に掛る費用や方法を公開
  3. 質問・相談にお答えします

 移住というのは衣食住が関わってくる為、正直沢山のタスクがあります。それを全て理解し切るのは非常に難しいですが、リアルな声を聞くことによって少しでもイメージを具体化させることができます。

  • タイ移住に興味はあるものの、イメージが湧かない
  • タイ移住に関わる費用が分からない
  • 一度は海外で生活したいと思っているものの、何から始めて良いかわからない
  • ちょっとした疑問なのに聞く人がおらず思考停止

 以前の僕です。自分の中でぼんやり海外移住したいと思ってはいるものの、ただただお金を貯めるだけで、具体的に移住に繋がる行動にはなっていなかったです。

 残念ながら、それでは海外移住は実現できません。時間だけが過ぎていきます。

 色んなタスクの度に手が止まり、あれこれ考え、時間ばかりが過ぎていく。そして結局なにもしない

 このように、

  • タイで生活してみたいと思っている、興味がある
  • タイ移住の何が障壁となるのかわからず、なかなか事が進んでいかない


ネットで調べたらある程度の情報は出てきますが、実際のところどうなんだろうと言って思考停止になってしまう事がほとんどです。

解決策は、現地の人に聞く!!

経験上これが一番早いです。

僕も友人に聞いて沢山のヒントをもらいました。

専門家に確認することも必要ですが、毎回調べていたら一向に進みません。


僕からはほんの少しのヒントを上げられたらと思っています。

初めての電子書籍執筆ということで読みにくいところもあろうかと思いますが、
皆様の何かのきっかけになれれば幸いです。

1.1自己紹介

 はじめましてクリプト猫と申します。15年間勤めた会社を辞め、妻と3歳の子供を連れてこの度タイ、バンコクに移住しました(妻が嫌々ついてきてくれてます)。まだまだ移住して間もないですが、まずは何か行動を起こしたい方、海外移住を考えている方の第一歩になればと思いこの書籍を執筆しております。

 私が海外に興味を持ったのは非常に遅く、25歳頃です。この頃の僕は、自分がなりたかった損害保険の査定業に就き、大好きな彼女(今の嫁です笑)とも巡り会い、順風満々な暮らしをしていまいした。

 そんな時、1冊の本に巡り合います。
 本田健さんが書いた「ユダヤ人の大富豪の教え」という本でした。
 兄の部屋にありました。当時あまり本を読む習慣はありませんでしたが、スラスラ読めました。そこには

「人を喜ばせた分だけ、対価は勝手に入ってくる。自分の周りの人を喜ばせなさい。」

と書かれていました。それ以降、仕事で接する被災者、被害者の怒りや悲しみを少しでも取り払うよう全力を尽くしました。仕事とは関係のないリフォームや体調、家庭、金銭、争い事の相談に乗ってあげることも多々ありました。
 親身になって対応していた為、身も心もダメージを受けましたが、良い仕事をしている自負はありました。成果や対価もその業界では上位でした。でも一向に将来への不安が消えません。給料が上がっているはずなのに、手取りが全然増えないのです。

「正直お金なんでどうでもいい、贅沢なんて別にしなくてもいい、自分の大切な人を守るだけのお金があればそれでいいのに」

2.1 タイに移住の進め方

 元々は全く海外に興味がなかった私ですが、投資や海外銀行口座開設の為の渡航によってだんだん興味が湧き、魅力的に映っていました。仕事は安定しており、このまま続けても十分な幸せはありました。しかしながら、内に秘める海外への思いはいつになっても消えることはありませんでした。
 ここ数年どの期間の自分を切り取っても、常に海外に行きたいと思っていることに気付きました。サラリーマンをやりながらも、どうせ俺はやめるんだと、普段であれば資格や講習会に参加するところを不参加にしたり、次第に打ち込み切れていない自分が出てきて、またそれが嫌になってきていました。
  感染症で物理的に3年近く渡航が難しくなりました。嬉しいことに待望の第一子が誕生しました。その直後から2年半に渡る単身赴任の期間の始まりでもありました。始めの半年は横浜でした。ダイアモンドプリンセス号で感染者が発生し、誰もいなくなった横浜中華街の近くで仕事をしていました。その後は福島県沖で地震があり、約2年間仙台を拠点に働きました。
 海外移住という選択が少しだけ薄れ、仕事に打ち込みました。仕事の面白さを再認識した期間でもありました、大切な時期に子どもと妻と離れてしまったことは人生での後悔です。一応弁解の為に書きますが、可能な限り家に戻るようにさせて頂き、繁忙時期を除いて2週間に1回は帰っていたと思います。後悔もありますが初めての長期単身赴任であった為、自分の思考を整理する良いタイミングになりました。

 感染症の影響が少なくなり海外渡航できるようになったタイミングで、大学時代からの友人がタイに移住しました。彼は感染症期間中に副業を始め、そこで給与を超えるような収入を得るスキルをマスターし、粛々と準備をしていたのです。こんな短期間に成果を出すなんてやり手、自分には真似できませんが人と比べていても仕方ありません。
 ここで感染症下の中で思考停止状態となっていた自分の思考が動き始めました。どうすれば海外移住できるだろう。色々と考えましたが結局わからない、まずはタイに行ってみることにしました。

2.2まずは家族でタイ旅行してみる!家族で生活できるかの確認作業

家族旅行の目的は楽しむことは勿論、
・家族がタイでの生活できるか?
・行かせたい保育園はあるか?
と言う確認作業も含んでいました。

僕達は2022年8月こっそりとタイへ行きました。会社の人には勿論秘密🤫

タイについた瞬間、物凄く解放された気分になりました。
空気を吸っただけで、アジアに来たなぁーと感じました。
ローカルフードに家族で挑戦。嫁さんも2歳の子供も問題なく食べられ、まずは一安心しました。

現地で落ち合った友人が幼稚園の視察予約を取ってくれていた為、一緒に同行させてもらいました。

タイのインター幼稚園

日系にするか、インターナショナルにするかを選ばなければならないのですが、せっかく海外に来るんだったらインターでしょと言うことで視察は全てインターに行きました。

①ストーリタイム幼稚園

インド、中東系の子供が多いこぢんまりした幼稚園でした。日本人らしき子は見当たりませんでした。個人的には結構好きな雰囲気でした。

お値段は、週5日で102万程。(・・・)


②IPC International Kindergarten

これがいわゆるインターナショナル幼稚園かぁー設備が豪華で、各国の子ども達が遊んでいました。

お値段なんと、週5日で140万円也。(・・・・・・)

③The First Steps

こちらは解放的なイメージのインターナショナルスクール。土日に様々なイベントをしたり、これはこれであり。

お値段なんと、週5日で129万円也。(・・・・)

全て日本では得られない貴重な経験を得られるのは間違いない。子ども為なら無理をしてでもとは思っても、2歳からこのペースでお金を払っていたら、小学校、中学校になったらどうなっちゃうの?自分の感覚と実際とのギャップを処理をしようとするのですが、なかなか腑に落ちませんでした。

タイの日系幼稚園

どこかというのは伏せますが、私も最終的に日系の幼稚園に決めました。詳細はプク子さんのサイトを確認ください。全て網羅されています。値段もインターに比べれば大分落ち着いているはずです。

私が通わせている保育園ですと入学金80,000円ほど年間保育料600,000円
これはバンコクの中では相当安いレベル
値段も加味はしましたが、普通に子供を通わせたいと心から思う園です


日本人園長、日本50%タイ50%、タイ語教育、自然たっぷりで
大変気に入っています

3.3マネープランを立てる

 日本に戻ってから、どうしたら移住出来るか本気で考えだします。まず一番ネックになるのは金銭問題です。海外移住にいくらかかるかわからなければ、不安が解消されずいくら貯めても行動に移せません。
 
 ライフプラン表を作る。移住を検討しようと思っている方がいらっしゃるのであれば、めんどくさいと思わず必ずやってみてください!移住が近づくのは間違いありません。

 具体的にはタイに1年住むといくら掛かるかざっくりシュミレーションし先10年くらいまですると良いです。(以下表の通り)
 ネックとなるのはオレンジ色で示したところお金がかかります。逆に言えばそこのポイントさえ上手く抑えることができれば、他は普通に住む分にはあまり費用はかかりません。

 自分としては最低3年は海外に移住してみたい。できれば継続したいですが、できなければそれでも良い。(良くないですが、、)その費用は3年間で約2350万円。有るのは貯蓄、株式、国内住居、インカム、仕事を手伝わないかとの誘い、父親からもらった遺産。父親だったらきっと移住の意図を理解して後押ししてくれるはず。子供が小学校に入るタイミング、およそ3年後まで収入源を構築できなければ継続できないのは明白ですが、挑戦するチャンスは頂ける。

 ここは腹を決めて行くか!

3.4仕事を辞める

 子供がこのまま小学校へ上がってしまっては、もう動くことはできません。今が一番リスクが少ないタイミングなのではないか?海外になんて行きたくないと言っていた嫁が5年の月日を経てようやく折れたこのタイミング。生活が継続できなくなったり、合わなければ子供が小学校に入る歳までに戻ってこれば良い。3年のブランクであれば、最悪今の職場に戻ることもできるであろう。最後に自分を動かしたのは、60歳になってあの時海外へ行っておけばと後悔している自分が想像できたことです。

 30代と60代では、時間とお金は同じ価値ではない。

  お世話になった会社には正直に自分の気持ちを伝えました。感染症が始まる直前にも同じ趣旨の話をしていた為、すんなり理解して貰いました。事情を知らない関係者からは、なぜタイ?なぜ海外?と色々聞かれましたが、誰にも嫌味なことを言われなかったです。15年間大切にし続けてきたことを捨てると言うのは、非常に怖く、辛いことでもありましたが、新たなことに挑戦できると言うことでもあります。今のところ自分の選択に後悔はありません。

3.5ビザについて

タイでは主に以下の方法でビザが取得できます。
①駐在員として就労ビザを取得する
②自分自身で会社を立ち上げ、その会社経由で就労ビザを取得する
③子供の教育ビザを取得し、その保護者として保護者ビザを取得する
④タイ人配偶者の家族として取得する
⑤エリートビザを取得する

①就労ビザを取得する
現在会社員の方であれば、タイに海外赴任の希望を出して駐在員になることができればタイで働けます。実際タイにいる日本人の半分くらいはこのパターンではないでしょうか。またタイで就職する方法も考えられます。ちなみに日本語しかできずスキルがないと、なかなか良い働き口は見つかりませんし、あっても月収30,000バーツ(12万円)くらいが限界かと思います。基本的にタイでは労働対価は低く、ノースキルですと高給は期待できません。日本語のみOKのコールセンターなどの求人も出ていますがどうなんでしょう、、。せめて英語かタイ語が話せるようにならなければ待遇は良くないかと思います。

②自分自身で会社を立ち上げ、その会社経由で就労ビザを取得する
日本で事業をされており、そのままの流れで移住されるには良い方法かと思いますが、実績の無い自分にはハードルが高いと思いました。また現地でタイ人を採用しなければならないなど条件があるらしく、自分には難しいと判断しました。興味がある方は専門会社等に問い合わせ下さい。

③子供の教育ビザを取得し、その保護者として保護者ビザを取得する。
 これは現実的なビザ取得方法となりえます。実際、バンコクでこの方法で住まわれている方にお会いしました。子供をインターナショナルスクール(小学校、中学校、高校)などに通わせる場合、子供に教育ビザが発給されます。そして子供1人に対して1人の保護者ビザが取得できます。実際に取得したわけでは無いのでわかりませんが、料金は相当お安いようです。子供とは別に1人分しか保護者ビザが出ませんので、両親で渡航する場合はもう1名分を別途エリートビザなどを取得する必要があります。この方法は、相当コストを落とすことができますので次回ビザを取得することになれば、私もこの方法を使う予定です。
 では保育園の場合はどうか?保育園見学で4校ほど周りましたが、教育ビザを取得してくれる園は残念ながらほとんどありませんでした。渡航後になりますが1校だけ取得したことがあるという園を見つけましたが、相当手間がかかるようで本当に取得してくれるかは確認して見ないとわかりません。(先に知っていれば数百万浮いていたかと思うと悲しいです)

④タイ人配偶者の家族として取得する。
 うーんこれは未経験です。

⑤エリートビザを取得する。
 これは昨今では一番メジャーなルートです。簡単に言うとお金を払って買うビザです、、細かい要件などが少ないのが特徴です。

タイランドエリートの要件

  • 外国パスポートを所持者
  • 申請者はタイでのオーバーステイ記録がなく、移民法に従ってタイに滞在することが許可されている方
  • 20歳以上である必要があるエリートアルティメットプリビレッジを除いて、このプログラムには年齢制限は必要ありません。
  • 過去犯罪お除いて、どこの国でも禁固刑の判決を受けていない方。
  • 破産の判決を受けていない方。
  • 不健全な精神、無能、または準無能の人として宣言されていない方。

必要な収入要件はなく、上記要件を満たしていてお金を支払えば発給できます。発給後も様々なサービスを受けられ、日本人カスタマーサービスへ問い合わせればなんでも教えてくれます。

タイランドエリートのメリット

  • 1. タイへの5年・10年・20年の滞在が可能になりますタイランドエリート会員権を取得すると、会員の有効期間(5年・10年・20年)の間、タイランドエリート特別ビザが発給されます。
  • 2. 5年間有効の特別ビザが発給されます会員権の有効期間内では、入国のたびに何度でも1年間の滞在許可がおります。延長の申請で連続1年以上の滞在も可能です。
    会員の有効期限が10年・20年の場合は5年特別ビザを更新することで、10年・20年の滞在が可能になります。
  • 3. 会員権の取得が容易です会員権を購入するだけで権利が取得可能です。一定の年齢も投資も銀行口座残高も不要です。リタイアメントビザに比べて必要要件が少なくなっています。
  • 4. タイで銀行口座の開設ができますエリート特典として、バンコク銀行・カシコン銀行に個人口座を開設することができます。
  • 5. 90日レポートの代行など行政手続きサポート受けれますエリート会員サポートセンターが、タイ滞在者に必要な90日レポートなどの行政手続きをサポートいたします。
  • 6. 出入国時に優待サービスが受けれます頻繁な出入国でうれしいファストトラックでイミグレ待ち時間短縮、VIPラウンジ利用、空港からの無料リムジン利用可能など入出国時の特典多数あり。
  • 7. ゴルフ、スパ・マッサージを利用可能会員特典での、ゴルフ場・スパ・マッサージが利用可能です。(年間の利用可能回数・利用の可否はメンバーシップの内容により異なります)
  • 8. 健康診断・歯科検診が受診可能タイでの健康診断・歯科検診が利用可能です(受診可能件数・利用の可否はメンバーシップの内容により異なります)
  • 9. タイランドエリート会員限定割引タイランドエリート会員はタイ国内の多数の店舗・レストランなどで会員特別割引をうけることができます。

タイランドエリートには7種類のエリート資格があり、期間や送迎の有無、無料ゴルフ、無料スパ、健康診断等の有無によって価格が異なりました。

 <私が支払った金額〜夫婦2人+子供1人>

 ファミリーエクスカージョン 5年VISA、送迎空港送迎あり
 入会金80万バーツ(夫婦二人で)
 家族会員30万バーツ(子供1名追加)
 (80万バーツ+30万バーツ)×4.1円/バーツ=455万円

 ※クレジット決済を行なった為、為替レートが若干悪くなります。

 日本から移住する方法として、多くの方が利用しているのがタイランドエリートです。タイで知り合った方の多くがこのビザを持っています。空港内送迎、ファストレーン、空港外送迎、銀行口座開設、日本人対応窓口、取得要件などの簡便さを考えるとお得感はあります。

<悲報>タイランドエリートの更なる値上げ

5年ビザで90万バーツ 約380万円ほど
高くて死んじゃいますね、、、家族3人で取ったら1,000万円超えです💦
タイ移住のハードルがめちゃくちゃ上がりました。
このルートでの移住は限られた人の選択肢になってしまいました、、、

3.6 ビザ申請から家決めまで

 タイランドエリートの申請から取得までにはおおよそ1ヶ月半から2ヶ月掛かります。私の場合、2月初旬に申請しました。それからホームページなどから物件情報を調べ始めました。

<条件の良い物件を選ぶ方法>
・バンコク市内のどこに住むか?
 
プロンポン、トンロー、アソークエリアは、日本人スーパー、和食店なども数多くあり、何不自由ない生活が送れます。駐在員の方が多く住んでいるエリアとなります。家賃や生活コストは必然的に高くなり、家族連れですと5万バーツ(約20万円)から8万バーツ程(32万円)は必要となります。上記エリアを若干外せば、何割か費用を落とすことも可能です。

・部屋の広さ、値段
 住む人数×20平米は最低限必要。1ベットルームであれば探せば1.5万バーツ〜2.0万バーツ位(6万円から8万円)から見つけられると思います。2ベットルーム以上になると2.5万バーツ(10万円)程からありますが、日本人が満足できるものは少ないと思います。概ね3.5万バーツ(14万円から10万バーツ程必要です。私の場合、当初3.5万バーツを上限としていましたが、見つからない為4.5万バーツを上限に調べて貰いました。

・幼稚園の送迎範囲を確認する。
 
タイでは渋滞が酷く幼稚園の送迎範囲は非常に狭いです。当初プラカノン、オンヌット付近で検討していましたが、送迎範囲外であった為トンロー付近の都心部に已む無くエリアを変更しました。

・コンドミニアムかアパートか?
 
コンドミニアムは分譲マンション占有部のオーナーから借りること。アパートはオーナーが1棟所有しており、その一部を借りること。コンドミニアムの電気代などは公共料金として自分で支払いますが、アパートはオーナーからの請求を払うことになる為、費用が上乗せされていることがあるようです。その代わり様々なサービスが得られる。
・希望を具体的に伝える
 予算、場所、ベット数、平米数、プール、ジムの有無、浴槽有無など。特に予算、場所、ベット数、平米数を明確に伝える。ピンとする物件がない場合には、自分からこの物件が空いていないか聞く。

 鈴木不動産さんのこのマップが一番イメージが沸くと思います。
 以下のリンクから見てみて下さい。  


 ・タイの仲介業者を使う?日本の仲介業者を使う?
  
私の場合は両方使いました。タイの仲介業者の方が沢山の物件を扱っており、価格の抑えた物件も掲載されています。問い合わせて見ると実際は、所謂釣り物件(埋まっていたり)であったりもしますが諦めきれない物件はトライしましょう。やり取りは担当者に直接ラインすることから始めます。Google翻訳などで英語にして連絡します。タイの仲介業者の物件も最終候補に残っており、実際に現物を確認するところまでしましたが、最終的には日系の不動産会社を使いました。
 日系の不動産会社は日本人が住めるレベルの品質と判断した物件のみを扱っている為、物件数は若干少なくなります。また価格帯もタイの仲介業者に比べて高くなります。オーナーも審査しているため入退去時のトラブルが少ないらしいです。
 私の場合、条件ぴったりの物件が見つかったこと、価格交渉などを担当者に頑張ってくれたこともあって鈴木不動産さんで契約しました。
 ・スケジュールは?
 2、3ヶ月前から探し始め、入居1、2ヶ月前くらいから現物確認をすると良いかと思います。あまりに早く動きすぎると、担当者も動いてくれません。

タイ仲介サイト

日系仲介業者

 すずき不動産の担当者(日本人、動きが早くて融通が効く)でしたらご紹介することができますので、ご入用の方はお知らせください。僕も物件探しから家賃交渉、タイ語の勉強法など大変お世話になりました。実際日本人がバンコクで賃貸物件を探すのであれば、知名度、規模から行って真っ先に検討すべき会社かと思います。

3.7家財の整理、引越し

 日本からタイへの荷物は最低限にしました。まずは可能な限りヤフオクで不要なものを売りました。それだけで20万くらいは作れました。その後は引越し業者の選定です。コストを抑える為、日本通運のセルフパック(船便)を使いました。段ボール15箱に自分で詰めるというものです。発送から到着まで大よそ1ヶ月半掛かり、総額で保険なども全て含めて17万円ちょっとでした。一番安いプランでこれですから、フルパッケージで航空便を含めるとまぁまぁの額になりそうですね。
 ちなみにホットプレートやかき氷機などの電化製品を簡易の変圧器を噛ませて使用しましたが、一瞬で壊れました。諦めて電化製品は現地で調達するのが良いです。

4.1今後について

 タイに移住している日本人は、大手企業駐在員、事業を成功している人、事業をバイアウトされた人、ユーチューバー、事業を作っている若者、投資家など世間でいう凄い人が多くいます。凄い人が多い分、自分とのギャップが大きく辛く感じられることもあります。楽しむためにバンコクに来たのだから、悲しんでいてはいられません。今までは会社や社会が良くなる為だけに時間を使いました。これからは、自身を磨き、家族を守り、収入を得て3年と言わず長い期間海外で生活できるように行動し続けます。そして力を付けてからまた社会に恩返しをしたいと思います。

4.2 生活費公開

6月は初月でしたので初期費用が多くありました。7月はカンボジア出張がありましたので8万ほど多く出費しています。ということは、1ヶ月大人しくしていれば、生活費は30万ちょっとと言うことになりますね。

ここで一つ誤算が。。。

今から新しいことを始めて行くのに大人しくはしないということ。

頑張ろうw

家賃を抑えられた、インターネット代込み、水道代込みというのが効いています。また携帯代1年間1,890バーツで使い放題という激安プランも駆け込みで加入できて良かったです。(今は廃止になっています涙)
今の所ライフプラン表の試算と大きく変わらない収支で進んでいますが、色々動いていくと費用が嵩んでくるかもしれません。

4.3 相談承ります

わからないことを直接聞きたい、バンコク視察のアテンドをして欲しい、賃貸物件探しの手伝い、幼稚園などの案内をして欲しいなど、

ご要望がありましたらTwitterにてご連絡下さい。
少しでも皆様の助けになれたら幸いです。

Twitter

@investor_n_

最後までご購読ありがとうございました!


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この記事のライター

クリプト猫_タイ移住

【15年勤めたサラリーマンを辞めてFireしきれてないのに🇹🇭タイ移住した猫】 損保査定→子供3歳→ラストチャンス→タイ移住→方向性を失い病む→電子書籍執筆→ストック型収入構築中→タイムリミットは子供が小学校に上がるまでおよそ3年|実は労働好き|

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