まずはこちらの動画をご覧ください。
サンプル動画なので派手さはないですが、言いたいことはかなり伝わると思います。

この動画、実は編集ソフトを一切触っていません。
やったことは、AIに処理を依頼しただけです。
わずか5分の出来事でした。
ここで伝えたいのは、「AIで何でも全自動編集できます」という夢の話ではありません。もっと現実的で、もっと地に足がついた話です。
無音区間を削る。「えー」「あのー」みたいなフィラー語を減らす。字幕を自動で入れる。読みやすく整形する。
喋る動画で毎回ほぼ確実に発生するこの手の下処理、もう人間が延々と手でやり続ける時代ではなくなってきています。
今まで当たり前のように編集ソフトへ月額や年額を払い、そのうえで一番だるい下処理に時間を吸われていた人ほど、この変化はでかいはずです。
下処理は、クリエイティブに見えて実際は前処理
本格的な映像作品を作るなら、従来の編集ソフトは今でも強いです。ただ、喋る動画、解説動画、発信動画、ビジネス系YouTube、ショート量産。こういう用途で毎回やっていることを冷静に見ると、かなりの部分が単純作業です。
無音を探す。不要な間を詰める。フィラー語を消す。字幕を入れる。改行を直す。
面白い作業ではないのに、やらないと見づらい。だから時間が溶ける。しかも本数を出そうとすると、真っ先にここで詰まる。
撮るより編集に入る方が重い。この感覚がある人には、今回の話はかなり刺さると思います。
「全部いける」は本当か。私は試した
正直に書くと、私は一度、夢っぽい方向も試しています。
Claude Codeに投げれば全部終わる。Remotionで自動編集までいける。コピペ一発で完成する。
Xで流れてくるとかなり魅力的だし、私も当然やってみました。結論から言うと、そのままでは使い物にならなかった。
見た目はそれっぽい。コードも一見まともに見える。でも実際に回そうとするとボロが出る。日本語字幕の改行が甘い、読みにくい、環境依存が強い、微調整が多い。結局、人が触る前提から抜けきれない。
つまり、「作れそう」と「そのまま実務で使える」は別物でした。
Bロールの自動挿入や演出の丸投げも同じで、現時点では夢が先行しやすい。一方、無音カットやフィラー語削減、自動字幕のような下処理は、機械との相性がいい。ここを切り出す方が、はるかに確実に回ります。
だから今回のテーマはこう
「AIで動画編集できます」ではなく、無音カットからフィラー語の削除、自動字幕までを、ワンポチ側へ寄せる時代に入ってきた。
判断を丸投げするのではなく、作業として切り離せる部分を先にAIへ渡す。この割り切りが、今の段階では一番強いです。
固定費の話
Premiere Pro、CapCutの有料機能、各種編集ソフトやテンプレート。映像表現を作り込む人には今でも必要です。でも、下処理中心の人にとって本当に必要なのは、巨大で万能な編集環境ではなく、まず回ること、まず見やすいこと、まず続けられること、この3つです。
だったら、高い固定費のかかるツールへ自分を合わせるより、自分の用途に必要な下処理だけを切り出す方が合理的です。
今回のプロンプトは「カスタマイズ前提」で作っている
今回販売するのは、コピペして終わりの魔法ではありません。無音カット、フィラー語削減、自動字幕、字幕整形、テンポ調整。この下処理を回すためのプロンプトですが、個人カスタマイズの余地がある設計にしています。そして、Antigravity、Claude Code、Codexのいずれでも作れるように設計しています。
なぜそうしたか。理由は単純で、動画編集の下処理は人によって最適解が違うからです。無音をどこまで削るか、フィラー語をどこまで消すか、字幕の1行は何文字がいいか。既製品のデフォルト設定では吸収しきれない部分が必ずある。
だから「完成品」として売るより、「自分の用途に合わせて育てていける土台」として売る方が、使う側にとって価値が高い。そういう判断です。
向いている人
喋る動画を出したい人。編集のだるさで本数が落ちている人。字幕入れに時間を取られすぎている人。動画編集ソフトの月額や年額をそろそろ疑い始めている人。AI動画編集界隈の"できそう感"にはもう飽きた人。夢ではなく、まず回る仕組みが欲しい人。
向いていない人
何もかも完璧に全自動でやってほしい人。素材ゼロで派手な映像まで全部作ってほしい。ワンクリックで100点が出ると思っている。そういう期待には合わせていません。
でも、「もう下処理に時間も固定費も吸われたくない」「まず実用レベルで軽くしたい」と思っているなら、このnoteは役に立つはずです。
有料区間では、販売するプロンプトをそのまま載せたうえで、自分の用途に合わせてどうカスタマイズすればいいかまで書いています。
「AIで動画編集ができるらしい」で終わりたくない人だけ、この先を読んでください。
