インスタグラムのシャドウバンの原因から解除方法と回避策までを徹底解説
OIE(無添加SEO)
こんばんは!
OIEです。
※※※本記事は2024年3月1日(金曜)まで全て無料で読むことができます※※※
今回はインスタ運用中の悩みの種の1つでもある「シャドウバンについて」いろいろ書いていきます(計8025文字で書きあげました)
現在運用中のアカウントで起きた最新の情報で記載していますので、2024年以降も活用できると思いますので参考にしてみてください。
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※一応こちらも記載しておきます。
インスタグラム公式では「シャドウバンはない」と断言されているため、この表現は適切ではありませんが、ここでは、SNSやネットでシャドウバンが一般的に流通して使われているためこの言葉を用いて表現しています。
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ある日突然起こるシャドウバン…。
急にインスタの成長が止まってしまうので本当に厄介ですよね…。
かれこれ3年近くインスタグラムの運用をしてきましたが、そんな僕でもシャドウバンは何度も喰らってしまったことがあります><
もちろん、悪さをせずにきちんとインスタ運用していれば起きないはずなんですが、それでも理由も分からずに起きてしまうのがシャドウバン。初めてのことだと不安になるのも当然です。
本当に困ったものですよね…。
そんな悩みの多いシャドウバンについて、今回はこれまでに僕が起きてしまったシャドウバンの原因から起きる場所、解除方法、回避策までを細かく解析して分かったことをまとめて書いていきます。
もし、あなたがシャドウバンに悩まされている、不安になっているのであれば是非最後まで読んで参考にしてみてくださいね!
【良ければこちらの記事も参考にしてみてください】
シャドウバンになるとどのような事が起きるのか?
実際にシャドウバンになるとどのような事が起きるのでしょうか?
僕が起きた事象を基に、インスタグラム運用中にシャドウバンが起きた時の事例を紹介してみたいと思います。
- フィード投稿がホームや発見欄に表示されにくくなる
- ストーリーズの順番が極端に後方寄りになる
- ハッシュタグを検索しても投稿が見つからない
つまり、作成した投稿がユーザーに見られなくなり、いいねやプロフィールアクセスも減少するため、新規フォロワーは増えていきません。
どのような流れでBAN対象となってしまうのか?
シャドウバンはいくつかのペナルティ項目が分かれており、"一発でBAN対象"となるものから"積み重ねてBAN対象"となるものまで様々です。
■BAN対象:シャドウバンの対象となるシグナル(信号)のようなもの
いずれも、そのペナルティがアルゴリズムに反応して起きると考えられます(フィルターに近い仕組みと考えて問題ないと思います)
なので、BAN対象とならないように、シャドウバンをチェックする方法とその原因を知って、それらを避けなければいけません。
シャドウバンされているかチェックする方法
インスタのシャドウバンを確認するためには1つ方法があります。
ただし、これだけで「確実にシャドウバンされていないとは限らない」ので、まず1つ目の方法として確認してみましょう。
アカウント内で確認できる
インスタのアカウントで自分のアカウントがシャドウバンされているかを次の方法で確認することができます。
- プロフィールの上にある「三」をタップする
- 「設定とプライバシー」を選択する
- 下部にある「アカウントステータス」を選択する
- 項目にあるチェックマークを確認する
表示された項目結果によって状況が分かる
上記4番目にある各項目に緑色のチェックマークが付いていれば問題ありません。
それぞれの項目には、
- 削除済みコンテンツ
- おすすめできないもの
- 収益化
- 利用できない機能
があり、このチェックマークをタップすると、
「アカウントに影響する内容の投稿はありません」
「あなたのコンテンツは現在影響を受けていません」
などが表示されるかと思います。
投稿しているコンテンツが評価されているアカウントの場合は、
「あなたのコンテンツは、おすすめの対象になる可能性があります」
が表示されている事が多いです。
逆に、シャドウバンとなっている場合は、オレンジ色のビックリマークが付いたり、赤色のバツマークとなっている場合があり、主に以下のような表示となっている事があります。
「コンテンツがInstagramコミュニティガイドラインに違反しているとの報告があったため、現在非表示になっています。」
などの表示です。
※いずれもアカウントのタイプによっては項目や表記が異なる場合あり
そもそもシャドウバンされる主な原因とは?
インスタでシャドウバンとなる原因には主に以下のケースがあります。
- 非公式ツールの使用
- 不適切なハッシュタグを含んだ投稿
- スパム投稿
- 通報や報告を受けている
- 他人を不快にするような投稿
- 過剰なフォローやフォロー解除
- 利用規約違反
それぞれの項目を説明していきます。
【BAN対象①】非公式ツールやソフトウェアを使用する
非公式ツールやソフトウェアを使用していた場合にシャドウバンされる場合があります。
また、非公式ツールやソフトウェアはインスタグラムの公式API※から情報を引っ張ってきてコンテンツとしてを使用しているケースが多く、API仕様変更によって突然使えなくなる可能性があるためおすすめできません。
※APIとは
ツールからAPIへリクエストを送ることで投稿ができたり、画像をダウンロードできたりするなどができるのが基本的なAPIプログラムになります。
【BAN対象②】不適切なハッシュタグを使い続ける
インスタグラムが禁止している中の1つが不適切なハッシュタグです。
これは様々なジャンルで違いがあり、新たな言葉が増えるケースもあるため一概にはお伝えできないですが、投稿に複数のハッシュタグを付ける場合は慎重に選ぶ必要があります。
【BAN対象③】スパム投稿を続けている
同じ画像やキャプションを投稿し続けているとスパム認定されてしまいシャドウバン状態が起こる可能性が高くなります。
これはユーザーからの通報や報告によって起きる場合もあり、適切な運用を心がけることが大切です。
【BAN対象④】ユーザーからの通報や報告を受ける
ユーザーからの通報や報告件数が増えてくるとシャドウバンが起きてしまう可能性があります。③とも類似しますが、スパム投稿のみならず、様々なきっかけで起きてしまうことがあります。
基本的に普通にインスタ運用を続けていれば起きることはありません。数件程度では起こることは考えにくいですが、チリツモで溜まってしまうとBAN対象になる恐れがあります。
ユーザーに不快になる行為や表現には注意しましょう。
※通報や嫌がらせなどの詳細については記事下部でも記載しています。
【BAN対象⑤】他人を不快にするような投稿
フォロワーはもちろん、フォロワー外から投稿を見た時に不快になる投稿は表示されにくくなります。
不快になるケースは見る人によって様々ですが、"明らかに不快な投稿"をした場合は容赦なくシャドウバン対象になってしまいます。
投稿をする際は自分だけでなく他人を不快にしたり傷つける投稿はしないようにしましょう。
【BAN対象⑥】過剰なフォローやフォロー解除
過剰なフォローはアカウントにペナルティを受ける可能性があり、同時に過剰なフォロー解除も注意が必要です。
【BAN対象⑦】利用規約に違反した
Facebookとインスタグラムを運営するMeta社には利用規約とコミュニティガイドラインがあり、これに違反するとシャドウバンになります。
違反をし続けてしまうと最悪は強制退会と恐れもあるので注意が必要です。
ここまで、これまで起きたことの原因を6つまとめさせて頂きました。
これらが全てではありませんが、実際に起きてしまった項目なので、確実にシャドウバンが起きてしまいます。絶対にしないようにしましょう。
シャドウバンが起きる場所
インスタではシャドウバンはどこでも起こり得ます。
投稿はもちろん各所で起きる可能性があるので、前述した通り、運用中に原因を作ってしまうことは危険です。
フィード投稿のシャドウバン
原因となる行為をフィード投稿でしてしまえばタイムラインやホーム、発見欄に出にくくなります。
この場合、フォロワー外の割合や全体的な露出が限られるので、投稿インサイトを見ると確認することができます。
もちろん、フィード投稿間のおすすめ欄にも非表示になっています。
リール投稿のシャドウバン
リール投稿もフィード投稿と同じく、リールのタイムラインやホーム、発見欄に出にくくなります。
この場合、再生数やフォロワー外の割合を含めて、全体的な露出が限られるので、投稿インサイトを見ると確認することができます。
もちろん、リール投稿間のおすすめ欄にも非表示になっています。
ストーリーズ投稿のシャドウバン
ストーリーズ投稿で起きた場合、まずフォロワーから見た時に表示されにくくなります。横にスクロールしていくと出てくることもありますが、それでも後方寄りになっていることが多いです。
この場合、表示優先が制限されてしまい、閲覧率が極端に落ちるので、ストーリーズ投稿のインサイトから確認することができます。
もちろん、ストーリーズ間のおすすめ欄にも非表示になっています。
ハッシュタグ付き投稿のシャドウバン
フィード投稿と類似しますが、ハッシュタグでシャドウバンとなっている場合、ハッシュタグを付けても、そのほとんどが表示されていません
この場合、付けたハッシュタグから確認することができます。
これらから分かるように、起きる場所は様々です。
結果的に、投稿インサイトを確認すると明らかな低下が見られるようになります。(一度だけではなくずっと、低空飛行のような数値になります)
つまり、
"運用するのが嫌になるくらい"投稿が見られなくなる可能性が高まってしまうので、どの投稿においても十分に注意しながら運用する事が大切です。
シャドウバンで禁止指定されるハッシュタグ
前述でも記載の通り、シャドウバンはハッシュタグ内でも起こり得ます。
インスタグラム公式では非公表ではあるものの、内部的に禁止されたハッシュタグが存在しているのは、これまでの運用経験上で実際にあります。
規制されているハッシュタグ概要
禁止ハッシュタグには国毎に違いがありますが、コミュニティガイドラインにも記載があ理、基本的には以下内容を含むものがあります。
- 宗教的な問題
- 卑猥な単語
- 差別用語
- 暴力的な表現
- 反社会的な表現
この記事を読んでいる方のほとんどが日本国内の方だと思うので、海外の英語タグを省いたうえで主な禁止タグを記載していきます。(悪用厳禁、これに限らない場合あり、卑猥な言語は記載するまでもないので省きます)
露出の多い画像を見れてしまうもの
#水着美女 #サービスショット など
意図的にフォローを募集するもの
#相互フォロー #フォロバ100 など
違法な性を誘発するもの
#売春 #買春 など
その他、「健康に関係するもの」なども多数あるので注意が必要です。
関係のないハッシュタグの連続投稿も適切ではない
投稿と全くの関係のないハッシュタグに使用にも注意が必要です。
例えば、
料理の投稿をしているのに、トレンドやボリュームが大きいからと言って「#筋トレ」「#星座占い」など関係ないタグを付けるのは良くありません。これを複数回続けているとタグ欄に表示されずに実質的にシャドウバンとなる場合があります。
1番良くないパターンとして、
上記のようなタグのシャドウバンが起きてしまったことによって投稿に適切なタグを付けていたとしても表示されない場合があり、重ねて注意が必要になってきます。
同じタグの使い回しにも注意するべき
インスタ運用する中で、投稿内容が毎回同じ、あるいはどれも似てきたりする場合があると思います。
毎回同じハッシュタグを使い回ししている人も多く、これだけだと特に問題はありませんが、この場合、注意したいのが毎回使い回しのハッシュタグでトップ投稿や最新の投稿に表示されているかを確認してみてください。
(もしボリュームの多いタグで見つけられない場合は、ハッシュタグ数ゼロのタグを付けてみて自分の投稿表示を確認することも有効です)
◆表示されている場合は、
使い回しを続けてもOK。
◆表示されていない場合は、
ニュアンスを変えてタグ付けをすべき。
いずれも表示されているかいないかの違いで使い回しは判断できます。
つまり、ハッシュタグは投稿に投稿内容に合った適切な内容で付けるべきということですね。
通報や嫌がらせでもシャドウバンになる?
人気があり、よく見られているハッシュタグを関係のない投稿に付けた場合は通報や嫌がらせによるシャドウバンが起こり得ます。
ユーザーがタグ一覧を見ている時に、関係のない投稿やスパム的に投稿量が多いと、ユーザーにとってやはりストレスです。
インスタの通報システムは気軽にできてしまうため、それらの投稿を続けてしまうと投稿を通報されたり、最悪の場合はアカウントをブロックされたりしてしまうので注意しましょう。
回避策はただ1つです。
投稿に適切なハッシュタグを付けていれば、シャドウバンは概ね回避することができます。ですので、ユーザーのストレスを溜めないようハッシュタグの付け方には注意する必要があります。
問題は嫌がらせです。
フォロワーとのコミュニケーションが良好でなかったり、アカウント自体がネガティブな発信ばかりを続けてしまうと、嫌がらせを受ける場合があります。
嫌がらせにも様々なパターンがありますが、多くのユーザーからブロックされてしまうとアカウント運用にも支障をきたすので厄介です。そのため、もしDMやコメント等で明らかな嫌がらせが見られた場合は、アカウント設計そのものを見直す必要が出てきます。
シャドウバン中にやってはいけないこと
シャドウバンが起きている状態でやってはいけないことがあります。
- (前述した)原因の7項目
- フィード投稿
- ストーリーズ投稿
- 投稿へのいいね
- 投稿へのコメント
- 投稿の保存
- 新規フォロー
- 既存フォロー解除
- フォロワー削除
これらを実施することでシャドウバンの期間が延長されたり、機能制限などの新たなペナルティを受けてしまう場合があります。
「一度くらいは…」という軽い気持ちでやってしまうと後々に良くない結果となるので注意が必要です。
シャドウバンされた場合の解除期間はいつまで?(2週間以上との噂も?)
シャドウバンが起きると一定期間はリーチされにくくなります。これにはフィード投稿やストーリーズ投稿、リールなど影響は幅広くあります。
そこで気になるのは、シャドウバンが起きた時の解除までの期間です。
ネット検索やSNS上の情報だと2週間以上と噂されていますが、僕個人の感覚としては「最短3日〜最長2週間程度」とみています。
この場合、解除までに放置するのは厳禁です。
事前に放置すべきとも書いていますが、放置して良いのはシャドウバン直後だけです。
シャドウバンも一種のペナルティとなるため、運用改善を見せていく必要があります。つまり、改善されたことが見られない場合はシャドウバンを受けたままの状態が続くことになります。
シャドウバンを受けた場合は、速やかに改善した状態で運用を継続し続けることが大切です。
シャドウバンの解除方法
インスタグラム公式がシャドウバンについて言及したことはありますが、シャドウバンの解除方法については書かれていません。
そのため、シャドウバンを確実に解除できる方法はありません。
ですが、これまでに僕が経験してきたシャドウバンの解除についてはいくつか考察としてメモにまとめていますのでそれらを書きたいと思います。
そもそも、解除する方法を伝えるためには、まずは投稿インサイトの数値が戻るまでの流れを書かなければいけませんのでそれらを中心に説明します。
アカウントステータスからシャドウバンを確認後、対象となる投稿をアーカイブではなく削除した
対象となっている投稿や違反投稿を削除する事でステータスが戻り、正常投稿ができます。アカウントステータス上では3日後に解除確認できました。
投稿インサイトで低い数値が10日以上続いたためアカウントで一切いじらずに放置した
アカウントステータスは正常なのにシャドウバンらしき挙動が見られた場合、長期で積み重ねてBAN対象となっている可能性があり、この場合は複数の原因が考えられますが、基本的には一時的です。
一旦はアカウントをいじらずに放置して様子見しておき、これまでの運用で考えられるシャドウバン要因を書き出してみましょう。
思い当たる節があればその要因を改善します。
その後、徐々にでも良いので1投稿ずつ運用を再開してみてください。僕の場合、このケースでシャドウバンが解除された事がありました。
シャドウバンが解除されない場合に試したいこと
「アカウントを一定期間放置してみても解除される気配がない…」そんな時に試してみたい項目を解除された事例を基に記載します。
(あくまでも、2週間以上シャドウバンらしき挙動が続き、一向にシャドウバンが解除されないケースにおける改善施策になります)
解除されない時の進め方
- 一定期間を経過したら1投稿して様子見してみる
→2週間以上経過後に1投稿ずつ様子見、この方法が1番効果的です。 - 共同投稿をしてみる
→共同投稿が可能な相手がいれば共同投稿も有効と思われます。実際に、フォロワー外のユーザーから評価を受けるのは、シャドウバン中は特にアルゴリズムからみても効果があると思われます。 - DMからシェアを促す
→シャドウバン中はDM機能は有効なケースが多いため、共同投稿と同様に、フォロワー外からの効果を得るために投稿シェアを促します。
上記の施策でも、一向に改善が見られない場合は、一旦そのアカウントを放置し続けてみて、新しいアカウントで運用を始めた方が良いと思います。
シャドウバンされた時の異議申し立てや問い合わせ先
シャドウバンが長引くほど「何とかして早く解除して欲しい」と考えてしまうものです。
そこで、最後の方法として"インスタグラムに問い合わせる"という方法があります。ただし、インスタグラムにはシャドウバンはないと公式が公言している時点で問い合わせしても意味がありません。
なので、
この場合は「異議申し立て」の機能を使って再申請を行う事が良いと思います。
異議申し立ては、アカウント内で、
「あなたのアカウントはフォロワー以外の人に表示できません」
と表示された場合に、表示画面のオプションボタン「判断に異議を申し立てる」からリクエストとして異議申し立てをすることができます。
実際に僕もこの方法で解除されたこともありますが、このリクエストによって却下されたこともあるため、この表示を確認できた場合は対象のコンテンツを削除する方が良いです。
以上になります。
ここまで、シャドウバンについて書いてきましたがいかがでしたか?
シャドウバンというのは、
「辛うじてフォロワーだけに表示されている」
だけでなく、新規のフォロワー増加に繋がらないという懸念点があります。
本当に厄介なペナルティになるので、もしこれを読んでいる皆さんが同じ状況だとしたら、この記事の情報で一刻も早くシャドウバンが解除されることを願っています!
今後も、本記事の内容でアップデートや変更された時は順次更新していきますので、もしこの記事が少しでも良いと思ったらいいねやフォローをしてもらえると励みになります。
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